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伊東の小中高生 能教室スタート 24年5月、舞台発表

 NPO法人伊東市文化財史蹟保存会はこのほど、第22回伊東子どもお能教室の開校式を同市の観光文化施設「東海館」で開いた。24年5月の「伊東祐親(すけちか)まつり」での発表に向け、地元の小中高生が能楽師の指導で稽古を重ねる。

模範演技を披露した開校式=伊東市の東海館
模範演技を披露した開校式=伊東市の東海館

 開校式の時点で、新規メンバーや前回からの継続者ら18人が参加の意思を示した。式では、指導に当たる重要無形文化財総合認定保持者で大倉流の大倉二右衛門さん、観世流の古室知也さんが模範演技を披露。児童生徒が本番へのイメージを膨らませた。
 祐親まつりは5月18、19の両日に開催予定。市内を流れる松川(伊東大川)に設けた水上舞台で、教室生が「小袖曽我」「八重姫」などの演目を披露する。月に2回ほど、東海館で稽古に励む。初めて参加する伊東南小5年の杉本晴信さんは「友達がやっていて、歴史も好きなので興味を持った。観客にすごいなと思ってもらえる演技をしたい」と意気込んだ。

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