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世界の名画を模写 子ども絵画大会 伊東・池田20世紀美術館

 伊東市十足の池田20世紀美術館で25日、恒例イベントの『こども絵画大会「世界の名画を描こう!」』が始まった。27日までの3日間で、伊豆地域を中心に幼児から中学生までの計約70人が館内の展示品を思い思いに描く。

作品を描く子どもたち=伊東市の池田20世紀美術館
作品を描く子どもたち=伊東市の池田20世紀美術館

 題材はピカソやシャガール、ジョアン・ミロの常設作品や企画展の木彫などさまざま。参加者はそれぞれ描く絵の前に画用紙を広げて座り、展示作品を間近に見ながら自身の作品を仕上げていった。
 模写だけでなく、作品をもとに自由な発想で描くことが可能。参加した認定こども園の園児たちはクレヨンや絵の具を使って色鮮やかに表現した。
 催しは今年で23回目を迎え、同様の取り組みは全国的にも珍しいという。伊藤康伸館長は「若いうちに本物の作品を見ることで感性が磨かれる。技法を勉強するだけでなく、自由な感性で表現してほしい」と話した。
 参加者の作品は8月1~25日に館内の画廊レジェで展示する。同26日には各賞の表彰式を予定する。

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