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桜守る活動20年 団体、企業に感謝状 伊東市

 伊東市はこのほど、団体や企業などが連携して取り組む「伊東の桜を守る協働作戦」が20年の節目を迎えるのに合わせ、感謝状を贈呈した。桜の名所として知られる同市の伊豆高原桜並木の景観を守るための保全活動。小野達也市長が市役所で関係者に手渡した。

感謝状を掲げる関係者ら=伊東市役所
感謝状を掲げる関係者ら=伊東市役所

 作戦は2004年11月に始まった。市内の桜と竹林の整備を行うNPO法人「森のボランティア」や高所作業車を所有する企業などが連携し、桜の開花を妨げて木を枯らす「てんぐ巣病」の枝を除去するなど環境整備を続ける。開始以来の作業回数は242回、参加人数は延べ3428人になった。
 同NPO副会長で桜部会部長の岩本則政さんは「桜並木の桜がきれいに咲くことを祈り、事故なく続けてこられた。次の30年に向けて頑張っていきたい」と述べた。
 感謝状を受けた企業・団体は次の通り。
 伊豆急ホールディングス、東京電力パワーグリッド静岡総支社伊豆制御所、伊東テレビクラブ、シーキューブ伊東アクセス保守センター、伊豆急ケーブルネットワーク、森のボランティア

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