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伊東市 3分野でDX推進 デジタルファースト宣言

 伊東市は16日、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた「デジタルファースト宣言」を市役所で行った。デジタル技術を活用し、「市民サービス」「行政運営」「地域経済の活性化」の3分野で変革を進める。小野達也市長が「市民ファーストのデジタル化に取り組み、持続可能なまちづくりを推進する」と宣言した。

政策参与の委嘱を受けた陳内さん(左)と画面に映る小出さん(右)。中央は小野市長=伊東市役所
政策参与の委嘱を受けた陳内さん(左)と画面に映る小出さん(右)。中央は小野市長=伊東市役所

 デジタル活用で、市民幸福度の高いサービスの実現を目指す。行政運営では業務改善で生産性の向上や効率化を図り、活性化に向けて戦略的な情報発信やプロモーションを展開する。
 宣言に合わせ、識者2人を政策参与として委嘱した。総合政策の参与に内閣府クールジャパン・プロデューサーの陳内裕樹さん、教育DXの参与に大阪教育大客員教授の小出泰久さんが就いた。それぞれの立場から指導や助言を行う。
 陳内さんは「大変光栄に思う。変わっていくことを楽しむこと。自身もチャレンジしながら進めたい」と述べた。小出さんはウェブで参加し、「教育から派生し、市政全体のデジタル化などに広がるといい」と話した。

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