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どんど焼きで1年無事願う 伊東

 伊東市の伊東オレンジビーチで6日、新春恒例のどんど焼きが行われた。高さ15メートルほどの竹の周りに積み上げた正月飾りに火をつけて燃やし、住民が今年1年の健康や無事を祈願した。

正月飾りやおんべ玉を燃やしたどんど焼き=伊東市の伊東オレンジビーチ
正月飾りやおんべ玉を燃やしたどんど焼き=伊東市の伊東オレンジビーチ

 湯川区青少年育成会議(原崇会長)が主催し、大勢の住民が見守る中、飾りに火を放った。地元の子どもらが書き初めの半紙を丸めて作った地区独特の「おんべ玉」をつるし、書道の上達を願った。おんべ玉に火がつくと大きな火の玉となり、豪快に燃えた。
 行事は明治時代から続くとされ、一時の中断を挟んで継承している。今年はコロナ禍で取りやめていたお汁粉の振る舞いも行った。原会長は「能登半島地震の被災地の一日も早い復興を祈っている」とし「(地域は)コロナ禍を経て日常を取り戻しつつある。笑って過ごせる良い年にしたい」と話した。

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