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夏だタライだ 白熱レース 伊東名物川下りに211人参加

 伊東温泉の夏の名物イベント「第68回松川タライ乗り競走」(伊東市、伊東観光協会主催)が2日、同市の松川(伊東大川)で開かれた。観光客や団体、一般個人などの6種目に県内外の総勢211人が出場。好天の下で白熱の川下りレースを繰り広げ、観衆を楽しませた。

タライに乗ってゴールを目指す参加者=伊東市の松川
タライに乗ってゴールを目指す参加者=伊東市の松川

 参加者は直径1メートル、深さ30センチほどの巨大なタライに乗り込み、スタート地点から約400メートル下流のゴールを目指した。しゃもじ型の櫂(かい)をこぎ、水しぶきを上げながら懸命に前に進んだ。
 途中でバランスを崩して豪快に転覆する出場者の姿が、川沿いで見守った見物客の歓声を誘った。仮装をして臨む選手も多く、目を引く衣装でイベントを盛り上げた。
 競走はかつて温泉旅館で大きなタライを洗濯に使っていたことから始まったとされる。

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