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子育て・教育、DX推進 過去2番目 大規模予算案 一般会計295億円 伊東市

 伊東市は9日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・3%増の295億2千万円。過去2番目の大規模予算となった。子育て・教育分野のほか、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などに重点配分した。特別、事業会計と合わせた総額は801億8600万円。
伊東市2024年度 予算案、主な事業
 一般会計歳出のうち、熱中症対策として小中学校の特別教室に空調設備を導入するため、3億9600万円を盛り込んだ。市立保育園で使用済み紙おむつを各園で処分する事業に410万円を計上した。これまでは降園時に保護者が持ち帰りしていたが、負担軽減と保育サービス向上を図る。
 DX推進に関連し、市のホームページリニューアルに400万円、庁内無線LANの環境整備に320万円を計上。宇佐美、八幡野の両コミュニティセンターと生涯学習センターひぐらし会館の公衆無線LANの設置にも予算措置し、市民ニーズに応える。
 市観光会館のホールと別館のトイレの洋式化に1500万円を充て、道の駅「伊東マリンタウン」に日よけの屋根を設置する事業に同額を計上した。移住定住促進にも引き続き予算措置し、市への移住者が取得した中古物件などのリフォームにかかる費用の一部補助に300万円を充てた。
 一般会計の歳入は、柱の市税が23年度当初比1・9%減の105億300万円。市債は同9・6%減の11億2600万円。
 (伊東支局・白柳一樹)
 ◇伊東市(20日開会予定)①295億2千万円②4・3%増③小中学校の空調設備整備(3億9600万円)▽保育園紙おむつの各園処分(410万円)▽市ホームページリニューアル(400万円)
 ※教育や子育てなどに重点措置し、過去2番目の大規模編成。DX推進や移住定住促進などにも予算配分した。
​ 市町名(議会会期)①一般会計規模②前年度比伸び率③主要事業(事業費)の順

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