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マンション管理計画 三島の物件で初認定

 三島市は6日、マンション管理計画認定制度に基づき「シャルマンコーポ三島」(同市加茂川町)を市内で初めて認定したと発表した。県内では、浜松、静岡、伊東市のマンションに次ぐ7番目の認定。
 同制度の認定は、適正な規約や役員選出、30年以上の長期にわたる適切な修繕計画を有するなどの基準を満たす場合に与えられる。管理水準の維持向上につながるほか、市場評価の向上への期待や固定資産税の特例措置活用が可能となるなどメリットがある。
 市によると、市内には管理不全に陥っているケースは存在しないが、1981年5月以前の旧耐震基準で建てられたマンションが12%存在する。2020年に県が実施したアンケートでは、回答があった市内30管理組合の20%が長期修繕計画を定めていなかった。
 今後、マンションの老朽化とともに入居者の高齢化も進むため、市は予防的観点から管理計画の策定を推奨し、昨年度からマンション管理士の派遣事業を開始した。29日には市内のマンション区分所有者対象の相談会を市役所で開く。

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