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建設日程変更 不可避 伊東市議会一般質問答弁 新図書館、入札不調で

 伊東市議会6月定例会は15日、一般質問に5氏が立ち、前日に続いて複数の議員が入札不調に終わった新図書館新築工事に絡んで市当局をただした。高橋雄幸教育長は開館に向けたスケジュールについて「工期は適正な期間を設定する必要がある。工事への着手が遅れることに伴い、スケジュールは変更せざるを得ないと考えている」との見解を示した。浅田良弘氏(無党派 颯)への答弁。
 予定では今年5月の入札執行後、6月定例会で契約議案の議決を得て、7月の着工を想定していたが、入札の不調により見直しの対応をしている。市側の説明によると、再設計が順調に進んだ場合の日程の見通しとして9月中下旬に入札の公告、11月上旬の開札を経て12月定例会に契約議案の提出という流れが考えられるという。
 不調の入札は参加の意向を示した2共同企業体のうち一つは辞退し、一つは予定価格を超過した。小野達也市長は佐藤龍彦氏(日本共産党)の質問に対して「何とか予定の価格の範囲で、なるべく時期もずらさずに完成に結び付けていきたい」と答えた。

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