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伊東の新図書館再設計 市民アンケート カフェ、学習室「必要」 子連れ利用に配慮望む声も

 伊東市は29日、新図書館建設で再設計に向けて住民らを対象に実施したアンケート結果を公表した。現計画から維持したい機能にカフェ・ショップや学習室を選ぶ回答が多く、自由記述では子ども・学生エリアや付帯施設の充実を願う意見が多数寄せられた。
 アンケートは市民らから1180件の回答があった。年代別では10代が514件と最も多く、40代、30代が続いた。維持したい機能は現計画の5階建て施設の部屋や役割から最大五つを選ぶ形で問い、カフェ・ショップが最多だった。次いで学習室(3階)、一般・テーマ図書(配架エリア)、キッズスペース・お話室の順で多かった。
 全体のうち493件に意見・要望などの記載があり、このうち新図書館建設に賛成傾向の意見は381件だった。「子連れでも気軽に足を運べるように」「子どもたちが利用しやすい雰囲気に」などの意向があった。「市民の憩いの場に」「本に興味がない人でも行きたくなる施設の併設を」という声も届いた。
 市教委生涯学習課の担当者は「寄せられた意見を可能な限り反映し、事業の早期実現を目指したい」と話した。

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