モンゴルの介護研修員 県庁訪問
静岡県内の介護関連の現場視察をするモンゴルの介護研修員4人がこのほど、県庁を訪れ、川勝平太知事に抱負を語った。
来静したのは同国ドルノゴビ県健康福祉部専門官や同国立医科大の看護教員、同県内の公立病院に勤務する看護師ら女性4人。8日まで約2週間、本県の介護に関する座学を受けるほか、介護施設や大学、日本語学校、子育て関連施設を視察する。県は、同国から県内の介護現場などへの就労促進につなげたい考え。
知事を表敬した4人は「日本の介護をよく学んで帰りたい」と意気込み、看護師の1人は、あいさつ代わりに同国の伝統的な歌を披露した。
川勝知事は「県内をよく見ていただき、将来の交流大使になってほしい。食も楽しんで」と呼びかけた。