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伊東の児童生徒 能舞台本番へ稽古 20、21日 祐親まつり

 伊東市で20、21の両日に第48回「伊東祐親(すけちか)まつり」(NPO法人伊東市文化財史蹟保存会主催)が開かれる。舞台で創作能や舞囃子(ばやし)を披露する市内の児童生徒たちが17日、同市の観光文化施設「東海館」で仕上げの最終稽古に励んだ。

本番に向けて稽古に励む子どもたち=伊東市の東海館
本番に向けて稽古に励む子どもたち=伊東市の東海館

 今年、舞台に上がるのは小学2年生から高校1年生までの15人。20日の「薪能」と21日の「夢舞台」に登場する。市街地を流れる松川(伊東大川)の水上に設けた特設舞台で成果を発表する。雨天の場合は会場を市観光会館に移す。
 児童生徒は昨年12月から、同NPOの子どもお能教室で月に2回程度、練習を積んできた。大鼓方大倉流の大倉三忠さん、シテ方観世流の古室知也さんの2人から指導を受けた。演じるのは舞囃子「田村」や創作能「八重姫」など。17日の稽古で、動きや鼓の打ち方を確認した。
 今回が3度目の舞台という伊東小5年の岩崎愛純美さんは「鼓を打つ時に大きく手を動かしたい」と本番を見据えた。

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