テーマ : 伊東市

サーフィン世界大会へ 伊東の小野さん 全国ジュニアで優勝

 4月中旬に高知県で開かれた「第31回ジュニアオープンサーフィン選手権大会」(日本サーフィン連盟主催)で、伊東市の高校2年生小野里弦さん(16)が優勝を飾り、世界大会への出場を決めた。8日、市役所に小野達也市長を訪ね、結果を報告した。

大会での優勝を報告した小野さん(左)=伊東市役所
大会での優勝を報告した小野さん(左)=伊東市役所

 2007~10年生まれの男子を対象にしたボーイズクラスに出場し、86人の中で頂点に立った。プロも出る大会で、そのほかのクラスを含めた全出場者のうちで最も高い得点をマークした。近年は「ずっと勝てていなかった」(小野さん)という苦境の中で栄冠をつかみ取った。
 幼少期から遊びで海に親しみ、小学3年生の頃から本格的にサーフィンに取り組み始めた小野さん。通信制高校で学ぶ傍ら、日々技術を磨いている。今大会を「皆がサポートをしてくれ、応援してくれた人も喜んでくれてうれしかった」と振り返った。
 世界大会は開催地や日程が未定という。初めての世界大会に挑む小野さんは「いつものサーフィンができるように。優勝を目指し、楽しんでいきたい」と意気込んだ。小野市長は「国際大会での活躍は伊東市民の喜びや励みになる」と期待した。

いい茶0

伊東市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞