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今度こそ大賞へ万全“予習” 伊豆伊東高 金融公庫職員 講師に授業 高校生ビジネスプラン・グランプリ

 伊豆伊東高はこのほど、「第11回高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫主催)でのグランプリ(大賞)獲得に向けて、同公庫職員を講師に迎えたビジネスプランに関する授業を同校で行った。課題研究「地域戦略論」を受講する3年生が考え方の基本などを学んだ。

アイデアを話し合う生徒たち=伊豆伊東高
アイデアを話し合う生徒たち=伊豆伊東高


 伊東市内3高校の統合で4月に開校した同校。統合前の伊東商高時代、同グランプリでは全国唯一となる7回連続の複数プラン入賞を果たした。伊豆伊東高でも後輩が成果を引き継ぎ、開校初年度での初の大賞を目指す。
 授業では、同公庫名古屋創業支援センターの工藤秀利所長がビジネスアイデアの考え方やプランを作る際の注意点を説明。同グランプリの概要や前回の上位受賞プランを紹介した。生徒たちは助言を基にアイデアの事例を考え、話し合った。
 2023年度は生徒13人が4グループに分かれ、ビジネスプランを考える。平松美紅さん(17)は「地域の方の協力を得ながら、良い結果を残したい。グランプリを取ることが目標」と抱負を語った。
 (伊東支局・白柳一樹)

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