ロケ地再発見 ふじのくに映画祭
あけましておめでとうございます。天候に恵まれ、穏やかな新年です。今年も静岡新聞文化生活部ブログ「くらしず」は、記者の取材余話を紹介していきます。どうぞよろしくお願いします。(宮)
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あけましておめでとうございます。天候に恵まれ、穏やかな新年です。今年も静岡新聞文化生活部ブログ「くらしず」は、記者の取材余話を紹介していきます。どうぞよろしくお願いします。(宮)
アニメ映画「この世界の片隅に」がヒットしています。広島を舞台にした戦争ものですが、庶民の日常をスケッチするような一つ一つのエピソードは、のんびり、穏やかなトーン。ヒロインすずの声を、能年玲奈さんから改名した俳優のんさんが演じています。(宮)
ディズニーの新作映画「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」は、スピルバーグ監督によるファンタジー。身長7メートルという設定通り、迫力の映像は大きな見どころですが、ヒロインの少女との友情に心が温まります。(宮)
新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」が大ヒットしています。これから見る人、もう一度見るという人もたくさんいるようで、劇場はまだまだ混み合っているもよう。(宮)
27日から公開の「後妻業の女」に主演する大竹しのぶさんと鶴橋康夫監督に取材しました。鶴橋監督はテレビ畑出身。「愛の流刑地」「刑事たちの夏」などで知られる社会派群像劇の名匠です。(小)
綾野剛さん主演の映画「日本で一番悪い奴ら」は、北海道警察で実際に起きたスキャンダルがモデル。前作「凶悪」で映画賞28冠に輝いた白石和弥監督が、再び実録ものに挑みました。(宮)
宮藤官九郎監督の新作映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」が公開中です。物騒なタイトルですが、中身はロックと笑いが詰まった青春コメディー。裾野市でロケが行われたことも話題です。(宮)
映画「64 ロクヨン」の2部作が公開中です。横山秀夫さんの原作から話題でしたが、豪華キャストの劇場版は製作側の本気具合があふれています。主演の佐藤浩市さんが演じる県警広報官は、次々に苦悩を背負う役どころ。(宮)
カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品された是枝裕和監督の新作「海よりもまだ深く」。平凡な、むしろさえない人たちの物語ですが、是枝監督が撮れば世界をうならせる家族ドラマに。(宮)
公開中の映画「殿、利息でござる!」は、江戸中期の実話に基づく痛快時代劇。貧困にあえぐ宿場町で、庶民たちが私財をなげうって町を救います。原作は、3月まで静岡文化芸術大教授だった磯田道史さんの評伝「無私の日本人」の一編。(宮)
5月7日公開の映画「ヒーローマニア 生活」は、東出昌大さん主演のアクションコメディー。「花宵道中」「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」などで知られる浜松市出身の豊島圭介監督が、初めて地元浜松でメガホンを取りました。(宮)
シンガー・ソングライター中島みゆきさんの音楽舞台の様子を映画館で上映する「橋の下のアルカディア 劇場版」。舞台上の見逃してしまいそうな細部まで大スクリーンで見せます。(宮)
「ぐるりのこと。」「ハッシュ!」で知られる橋口亮輔監督の7年ぶりの新作「恋人たち」が県内劇場で上映されています。キネマ旬報の2015年ベストテンで1位に輝いた注目作品です。(宮)
東ドイツ時代の映画を上映する「ドイツ映画文化発掘フェスティバル」が12月18日から3日間、静岡市葵区のサールナートホールで行われます。主催した実行委員は一般の市民たち。これまで各種文化イベントで縁を深め、今回の企画が浮上しました。(宮)
日本とトルコの友情を物語る両国の合作映画「海難1890」が全国公開されました。田中光敏監督のインタビューを12月8日夕刊シネマ面で紹介しています。(宮)
作家、生活史研究家の阿古真理さんによる連載コラム「映画の中の昭和飯」が毎週木曜夕刊の旅食面に掲載されています。「映画の見方が深まった」というご意見をいただくなど好評です。(小)
忠臣蔵を異文化の趣向で描いた映画「ラスト・ナイツ」が公開されました。「CASSHERN」「GOEMON」で幻想的な世界を作り上げてきた紀里谷和明監督のハリウッド進出作。「忠臣蔵はやっぱり『おのおのがた!』でなくっちゃ」という人も、絵画的な映像と武士道の精神に心を動かされるはずです。(宮)
沖縄の基地問題をテーマにしたドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」が県内でも上映されました。戦の歴史に終止符を打つという決意を込めたこの言葉は、辺野古のフェンスに掲げられた歌の一節。「いくさばぬとぅどぅみ」と読みます。(宮)
ヤマハが開発した歌声合成技術「ボーカロイド」を用いたオリジナル楽曲に文楽を組み合わせた短編映画「葵上」を見ました。恥ずかしながらボカロ文化にうといため、初音ミクの物語という文脈で作品を読み解く力がないのですが、17世紀に生まれた伝統芸能とテクノロジーを駆使した21世紀の音楽文化が融合した作品に斬新さを感じました。(小)
ラストに隠された大きなトリックが話題の映画「イニシエーション・ラブ」が公開されました。静岡を舞台に、1980年代の遠距離恋愛を再現する物語。さまざまな視点から楽しめます。主演は松田翔太さん、前田敦子さん。(宮)
5月1日公開の「映画ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」は、ズバリそういう物語。見る前から結末は分かっていますが、気になるのはやはりその過程です。(宮)
今年のアカデミー賞で作品賞など4部門を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を静岡市葵区七間町の静岡東宝会館で見てきました。本紙夕刊映画欄で紹介されている通り「虚実の境目のない」「役者はつらいよ」的な映画でした。(小)。
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