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2013年2月

2013年2月 1日

山口シェフのジビエ論

20130130WEBのみコラム.jpg 1月11日夕刊の「ジビエ料理」の記事に登場した「西欧料理サヴァカ」の山口一之シェフ。ジビエ料理への情熱は県内屈指と言ってもいいでしょう。

 以下、紙面には載せきれなかった、山口シェフのジビエ論です。

▼地元の鳥獣を使ったジビエ料理を手掛けるようになったのはいつごろですか?
「2002年にこの店を開き、2年目の冬から扱っています。いろいろ食材の紹介を受けた中に、ヒヨドリがありました。こんなにおいしい鳥があるのか、とびっくりしました。以後、年間約10種の鳥獣を扱っています。11月から翌年2月が中心です」

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2013年2月 5日

教会コンサート 今後の日程は・・・

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 2月4日付「音楽の現場」でご紹介した「教会コンサート」。
 ⇒アットエスニュース/しずおか音楽の現場「礼拝堂でクラシック 教会でコンサート」

 市民コンサートとしては異例の長期にわたって開催されています。出演者のクオリティーの高さも常連ファンの多さにつながっています。

 以下に、紙面には掲載できなかった「教会コンサート」の今後の日程をお知らせしましょう。

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2013年2月 7日

椅子とカトラリーに込めた思い

 2月7日夕刊「ふじのくに食材事典」に登場してくれた「ブリランテ スズキ」の鈴木智紀シェフ。2009年に同店を開店する際には、「椅子とカトラリーをまず決めた」そうです。

 北欧家具が好きな鈴木シェフは、椅子を決めるまでに長い時間をかけました。さまざまなショールームやショップを巡り、試してみた椅子は100以上。ようやくしっくりきたのが無垢材家具・オーダー家具の「家具蔵」で座った椅子でした。「背中に丸みがあって、座っていても疲れない。肘掛けの長さもちょうど良い。年を経ると色が変わるチェリー材だったことも決め手でした」 

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2013年2月 9日

花と建築 静岡いけばな行脚 第2回(2月1日掲載)

 若手華道家・建築家の辻雄貴さんが県内の建築を訪ね、その場でいけばなを制作するシリーズの2回目は、掛川市の「ねむの木こども美術館どんぐり」でした。

ねむの木こども美術館どんぐり

 掛川インターから車で20分ほどの「ねむの木村」内にある美術館は、藤森照信さんの設計。白い外壁に青空がよく映えます。壁の下部には、子供たちが描いたという植物もかわいらしいです。

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2013年2月10日

必見! ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオが静岡に

stochelo01.jpg 2月8日夕刊「とんがりエンタ」でご紹介した「ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ」。24日に静岡音楽館AOIで行われる来日公演は必見です。

 彼らがやっている音楽は「マヌーシュ・スイング」と言われ、2000年代以降、着実にファンを増やしています。

 写真:ストーケロ・ローゼンバーグ
 (C)Hinrich Wulff

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2013年2月11日

今年の天文現象 それ以外にも!

 2月11日付科学面では、今年の天文現象の見どころを紹介しました。
 メーンイベントはパンスターズ彗星とアイソン彗星ですが、それ以外にも見逃せない現象がいくつかあります。以下、浜松市天文台 野嶋孝弘指導主事の指南です。

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2013年2月12日

24日に「音の泉を覗いてみよう」 佐藤正治さんがナビ

 2月11日付「しずおか音楽の現場」面 では打楽器奏者、作曲家の佐藤正治さんに話をうかがいました。

 記事でも触れましたが、佐藤さんがナビゲーターを務める新しい形式のコンサート「音の泉を覗いてみよう」が2月24日、沼津市の音楽施設「ミュージック・ラ・フェスタ」で開催されます。

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(写真)ザバダック・吉良知彦さん(右)とのユニット「MASAKIRA」で演奏する佐藤正治さん
=1月27日、三島市本町のグラバー亭

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2013年2月15日

これこそ「本当のセロリ」~ふじのくに食材事典取材余話

 2月14日夕刊「ふじのくに食材事典」で浜松産セロリについて語っていただいた「エピファニー」の南竹英美シェフ。取材中、厨房から見慣れない野菜を出してきてくださいました。

 「私にとってはセロリと言えば、本当はこれなんです」

 neserori.jpg

写真)茅野市産の根セロリ

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2013年2月17日

チームワークが生む"おいしさ" 農園カフェ特集

 2月8日夕刊の「生活彩々」は、加工、販売までを手掛ける農園カフェを特集しました。静岡県の農林事務所などから情報を得て、静岡市内3カ所、袋井市内1カ所を巡りました。採れたてのフルーツで作るパフェやジュースのおいしさはもちろん、それ以上に胸を打たれたのは、栽培にかける情熱と品質の高さ、そして家族のチームワークでした。

☆---☆---☆---☆

 イチゴの「なかじま園」は国道362号(藁科街道)沿い、藁科図書館の向かい側にあります。

なかじま園

写真)イチゴがどっさりのったパフェやワッフルが人気

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2013年2月18日

鯵内(あじな)ラーメン/即席麺でオリジナル料理(上)

 2月18日夕刊の生活面では、「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2013」で準優勝、特別賞を受賞した日本大短期大学部食物栄養学科の2人の料理を紹介します。

 同学科は過去3年も入賞者を輩出しています。ここではそのレシピも公開しましょう。
 きょうから3回シリーズでご紹介します。まずは2010年に優勝した岩井友紀さんの「鯵内(あじな)ラーメン」(一部、編集部で再構成しています)。


鯵内(あじな)ラーメン
 「主食と主菜を一緒に食べられる1品」

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●材料(2人分)

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2013年2月19日

デュエット塩チーズケーキ/即席麺でオリジナル料理(中)

 昨日に続いて、きょうは2011年に入賞した清水祥子さんの「デュエット塩チーズケーキ」のレシピをご紹介します。(一部、編集部で再構成しています)

デュエット塩チーズケーキ
「2つのチーズケーキとラーメンのデュエット」

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●材料(2人分)

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2013年2月20日

骨骨ラーメン/即席麺でオリジナル料理(下)

 「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト」の入賞レシピシリーズ、最終回は2012年につゆ麺優秀賞を受賞した小原美妃子さんの「骨骨(こつこつ)ラーメン」のレシピをご紹介します。(一部、編集部で再構成しています)

骨骨(こつこつ)ラーメン
「疲労骨折予防のレシピ。スポーツをしている人が健康的に食べられるように」

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●材料(2人分)

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2013年2月22日

水あってこその酒 「富士山の恵み」に感謝

 2月22日夕刊の「生活彩々」では、御殿場市の酒蔵「根上酒造店」を取材しました。

 江戸期からみそやしょうゆなどの醸造を行い、明治初期から本格的に酒造りを始めたという同店。4代目の根上陽一さんが自ら杜氏(とうじ)を務めています。

 仕込み水に使っているのは富士山からの湧水。

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2013年2月23日

呑み喰い処 すぎ多/番外編メニュー

 2月22日夕刊の生活彩々「熱かん」の記事に登場した「呑み喰い処 すぎ多」の料理長八木康之さんに、番外編のメニューを紹介してもらいました。

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2013年2月25日

かせきさいだぁ さんの「創作の源」は・・・

かせきさいだぁ さん 2月25日付「しずおか音楽の現場」面ではラッパー、歌手のかせきさいだぁさん(旧中川根町出身)の「創作の源」を探るインタビューを掲載しています。⇒アットエス 特集「しずおか音楽の現場」の記事、動画(PC・スマホ向け)へ
 
 取材時に、創作ノートを見せていただきました。紙面でも紹介しています。B5判の何の変哲もないノートですが、そこには手書きの「歌詞の素」が詰まっていました。

 かせきさいだぁさんは、曲の構想が生まれると、イメージを単語にして1ページにびっしり書きとめます。「未来には、この名曲が完成している」と「信じる」ことが大事だそうです。

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2013年2月27日

当たり前の風景、新鮮な視点で

 2月22日夕刊「生活彩々」の「とんがりエンタ」では、静岡市清水区のデザイナー池ケ谷知宏さんの個展「清水富嶽借景」を紹介しました。

 池ケ谷さんが取り組むのは、身近にある“富士山”探し。といっても、富士山が美しく見えるスポット探しではありません。子どもの唇やホウシャガメの甲羅の模様など、「富士山のように見える何か」。

 静岡市清水区生まれの池ケ谷さんが、なぜ富士山をテーマにするのか? その理由を尋ねると、「高校卒業後に上京した経験」だそうです。これまで当たり前の風景だと思っていた富士山の姿が、上京を経て帰郷した時に新鮮に見えたと。

 見慣れた景色も、角度を変えて見れば新しい発見があるのでは-。池ケ谷さんの創作は、そんな「発見の楽しみ」から生まれるようです。

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