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6月1、2日に吉田町の県営吉田公園で野外音楽フェスティバル「頂 ITADAKI 2013」が開催されました。
2008年から数えて6回目となる「頂」。今年の特色は、海外アーティストの増加でした。「元祖ミクスチャーバンド」フィッシュボーン。ノラ・ジョーンズ「Don’t Know Why」の作者でもあるジェシ・ハリス。盲目のシンガー・ソングライター、ラウル・ミドン。ハワイ・カウアイ島から来たサーフ音楽のカリスマ、ドノヴァン・フランケンレイター。豪華な顔触れが次から次へとステージに登場する様子を見て、このフェスティバルの急成長を実感しました。
(写真)会場内に設置された大型ミラーボールも大活躍
6月6日夕刊「旅食」面連載「ふじのくに食材事典」では、清水町の「バッカスのへそkakitagawa」オーナーシェフの相川秀信さんが、箱根西麓の野菜について語ってくれました。
(写真)「バッカスのへそkakitagawa」オーナーシェフの相川秀信さん
6月1、2日に吉田町の県営吉田公園で行われた野外音楽フェスティバル「頂 ITADAKI 2013」の雑感第3弾。
(写真)「ITADAKI CLUB LIVE SESSION」でライブペインティングされたGravityfreeの作品
6月7日、静岡市葵区の結婚式場「グランディエール ブケトーカイ」で「第21回志太平野美酒物語」が開催されました。
(写真)大盛況の「第21回志太平野美酒物語」
6月30日まで行われている静岡県舞台芸術センター(SPAC)主催「ふじのくに⇄世界演劇祭2013」。国内外から8演目が集う、夏の恒例イベントです。
最大の目玉は、フランスの演出家クロード・レジさんが約30年ぶりに手掛ける「室内」。15日から23日にかけて全4公演行われますが、残念ながら入場券は完売とのこと。仕方がないので(?)、彼の表現の一端を知るべく、彼が演出した舞台を映像に収めた「神の霧」の上映会に行ってきました。
(写真)森林や茶畑の間を抜けて会場まで歩くことも楽しみの一つ=静岡市駿河区の舞台芸術公園
静岡市葵区研屋町のアートスペース「金座ボタニカ」で、美術品コレクターの本阿弥清さんのコレクションを紹介する「H氏現代アートコレクション展」が始まりました。
紙面で紹介した飯田昭二さんのオブジェもユニークですが、赤瀬川原平さん、池田満寿夫さん、川俣正さんらの平面・立体作品も一見の価値ありです。
生活面の連載「ひとり発」シリーズが完結しました。孤独、自由、自立などさまざまな意味を含む「ひとり」という言葉から現代社会を読み解いてみようと、2012年に連載を開始。「アラサー婚活」「母娘」「おひとりさま消費」「ネットのつながり」、そして既存の血縁や地縁を超えたつながりに着目した「新たな縁」を、5章20回にわたって取り上げました。バックナンバーはこちらへ
企画の発端は、「おひとりさま」「婚活」と、アラサー記者にとって耳の痛い言葉があふれた時期、ある小説家から「人間はもともとひとりでしょう」と言われたこと。「考え方も経験も違う他人同士だから、すべてがぴったり重なることはない。でもそれを悲しむことはない。自分と違う部分をいとおしめばいい」と。
6月から、環境省がいっそうの軽装を呼び掛ける「スーパークールビズ」が始まっています。焼津伝統の「魚河岸シャツ」を来て夕刊を配る焼津の新聞配達員や、地場産業のサンダルを履いて「足元クールビズ」をアピールする静岡市議会など、ローカル色あふれる話題が紙面をにぎわせています。
21日の「生活彩々」面は、緑のカーテンを特集しました。これから取り掛かるというのんびり屋さんも大丈夫。苗から育てれば真夏には十分繁ってくれるそうです。
最終週に突入した静岡県舞台芸術センター(SPAC)主催「ふじのくに⇄世界演劇祭2013」。22日に上演された同センター芸術総監督宮城聰さんの最新作「黄金の馬車」を見てきました。
舞台と客席の境界線があいまいで、観客が参加を求められる場面も。役者のせりふにもところどころアドリブが散りばめられています。冒頭のシーンでは「富士山世界遺産登録」という、この日の最新トピックが取り入れられていて、感心しました。
6月24日夕刊生活面に、公開中のドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」の渡辺智史監督へのインタビューを掲載しました。
映画のテーマは山形県の各所で受け継がれていた多種多様な在来作物。白山だだ茶豆、藤沢カブ、金谷ゴボウ、雪菜・・・。映画を見ると、種を受け継ぐ人々の誇りがひしひしと感じられます。
インタビュー中、渡辺監督が一つのキーワードを提示しました。
「孫の力」
6月28日夕刊「生活彩々」の「とんがりエンタ」では、静岡市を拠点に活動する“おとなの図工グループ”エエラボを紹介しました。
「ふじのくに・せかい演劇祭」会場の舞台芸術公園にオープンしていた「フェスティバルバー」(22日で終了)。観劇を終えた観客や俳優が集い、静岡の幸やお酒を味わいながら語り合う場に、怪しげな“怪獣”たちが。
6月28日夕刊生活面では、ところてんを特集しました。
県内最大の産地は西伊豆町。取材に訪れた「三角屋水産」は同町唯一のところてん工場です。「唯一」というのが意外でしたが、観光協会の担当者によれば「民宿などでは自分のところでつくっているからね」とのこと。納得しました。
6月29日付別刷「とっとこ」では、ジンバブエのムビラ奏者ガリカイ・ティリコティさんの6月19日に行われたライブの模様をお伝えしました。
ムビラは24~26本の鉄板を指ではじいて演奏する「親指ピアノ」の一種。ティリコティさんは、ジンバブエ随一の演奏家です。日本人の弟子、スミさんの招きに応じた初の来日ツアーとして、県内では4公演を行いました。
浜松市美術館で開催中の「ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅」に行ってきました。
シュールレアリズムに影響を受けた有名作品など、約100点が展示されています。1952年に結婚した最愛の女性「タム」とのドラマチックなエピソードとポートレートに心打たれました。
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