トップページ >12)里でホレたこの逸品 >どんな料理も引き立てる シンプルな実用食器(藤枝市・「器とおやつ お山の道具店」)~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」17

どんな料理も引き立てる シンプルな実用食器(藤枝市・「器とおやつ お山の道具店」)~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」17

食器①.JPG 5月17日の夕刊「地域おこし隊推薦 里でホレたこの逸品」は藤枝市瀬戸谷で作陶する陶芸家の地域おこし協力隊員、村上祐仁さんの食器をご紹介しました。この連載は「食」に限定してきたわけではなかったのですが、これまで食品や食材が続きました。今回は初めて「食」以外の物。それでも食を引き立てる「食器」となりました。(旭)

食器②.JPG 村上さんが移住したのは、藤枝市の中山間地・瀬戸谷。大久保キャンプ場に近い、自然豊かな場所です。作陶の傍ら、自宅近くで茶工場だった建物をリノベーションしたギャラリー兼カフェ「器とおやつ お山の道具店」を奥さまと経営しています。

食器③.JPG 店内には、村上さんが作った器をはじめ、他の陶芸家の作品も並んでいます。村上さんの器は、白を基調としたシンプルなデザインが特徴です。「陶器は使ってもらってこそ」と、「どんな料理にも合う使いやすい器」という思いを大切にしています。料理人のファンも多いそうです。

食器④.JPG アフロヘアと人懐っこい笑顔が印象的な村上さんは、福岡県直方市の出身。高校卒業後、焼き物の産地として知られる岐阜県多治見市で陶芸を学び、岐阜県内で独立。2015年に焼津市出身の奥さまと結婚し、妻の実家近辺で移住先を探していたところ、瀬戸谷地区と出合った。その際、市役所の職員から地域おこし協力隊員を募集していることを聞き、応募した。「応募する前に移住することを決めていた、僕みたいなパターンは珍しいと思います」と村上さん。

食器⑤.JPG 間もなく、協力隊としての任期を終える村上さん。「器とおやつ お山の道具店」を拠点に「さまざまな人が交流する場になれば」と願っています。

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/61735

トップページ >12)里でホレたこの逸品 >どんな料理も引き立てる シンプルな実用食器(藤枝市・「器とおやつ お山の道具店」)~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」17

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。