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吉田照美さんと静岡

 昨年末に発刊された、フリーアナウンサー吉田照美さんの著書「ラジオマン」を読んでいます。1974年に文化放送でアナウンサーとしてのキャリアをスタートさせた吉田さんが、自身の半生を軽妙なタッチで振り返ります。
 吉田さんはこの本の中で、静岡との縁も語っています。(橋)

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 早稲田大アナウンス研究会に在籍していた吉田さんは、4年生の時にアナウンサーを目指して就職活動を始めます。
 最初に受けたのが、なんと静岡放送だったそうです。
 該当箇所を引用します。
 
  「就職試験の一発目は、忘れもしない、静岡放送。早稲田のアナ研の仲間二人と一緒に、新幹線に乗って静岡まで行きました。その仲間のひとりが、高橋良一さんことニッポン放送のくり万太郎さんです」
 
 くり万太郎さん、通称「くり万」さんは、後に「オールナイトニッポン」のパーソナリティーになった方。当時就職浪人していて、年齢は吉田さんの一つ上でした。
 
 結果は・・・二人とも1次試験不合格。両名は帰りの新幹線で延々グチり続けた揚げ句、気晴らしの東京駅近くの映画館で「ラスト・タンゴ・イン・パリ」を見たそうです。
 
 吉田さんは静岡という場所について、「暗澹たる就職活動の幕開け」として記憶されている、と言い切っています。
 

コメント (1)

うーん、試験に落ちていては、イメージはよろしくないのかもしれませんね。
吉田照美さんの面接を文化放送でされたのが、のちのみのもんたさんだったと聞いています。

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