ハート・オブ・オーク
木曜日夕刊の「しずおか珈琲曼荼羅」で、静岡伊勢丹西側にあったカレーとコーヒーの店オーク元店主の海野衛さんにご登場いただきました。4月から海野さんは、静岡市役所西隣のビル2階にあるsecカフェのマネージャーに就任していました。(小)
ありし日のオークは、雨のときに行きたくなる店でした。つまり、店にとても雰囲気がありました。その雰囲気はsecカフェにも受け継がれています。木の看板、名刺をあしらったポスターなど、ところどころにオーク時代の小物も置かれています。クールでモダンな内装と年輪を重ねたぬくもりあるオークの小物が、ちょうど良い具合に調和しています。
数年前にオークを人に譲ってからsecカフェのマネージャーに就くまで、海野さんは、移動式カフェスタンドを市内各地で開いてきました。古民家で開かれた古書イベントの会場やビルの通路の一角で、ひとりネルでコーヒーを淹れる海野さんの周辺は、なぜかやっぱりオークの空間。
この連載を通じて、魅力的なコーヒー店には、かならず確固たる価値観を持つ店主がいることが分かってきました。海野さんの胸には「ア・ハート・オブ・オーク」と記されたバッジが輝いていました。
コメント (2)
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かれこれ20年前でしょうか。遠距離恋愛をしていたころ、毎週のようにオジャマしておりました。少し辛めのカレーにラッシーをセットで頼んで、最後にコーヒーを頼み、まったりと過ごす週末だけの楽しみでした。最終の新幹線で東京に帰るのが、スゴく辛くて寂しくて、切なかった思い出です。マスターの姿が見えなくなって心配してましたが、お元気そうで何よりです。東京でも読んでる人がおります。楽しみに良い情報をお待ちしてます。ちなみにその時の彼女は良い嫁になりました。
お願いがあります、トスカーナというイタリアンがあったと思うのですが、無くなっていたようですが、どこかで営業されているのでしょうか?教えていただけると幸いです。
東京からブログ記事を読んでいただきありがとうございます。カレーとコーヒーだけでなく、ラッシーもおいしかったですよね。トスカーナさんは、残念ながら2010年に閉店されたようです。何か詳しいことが分かったらあらためて連絡差し上げます。(小)