◇塩尻11:58(438M)上諏訪12:34
・ここからは東京に向かって中央線を東に進んでいくことになります。静岡でも見慣れた車両(211系)ですが、こちらではオレンジと緑ではなく、水色とグリーンの帯をまいています。
◇上諏訪駅
・降りたホームにあるのが、温泉の足湯。きっぷを持っているか、駅で入場券を買えば無料でつかることができます。今は足湯になっていますが、以前は露天風呂として入浴することもできました。実は筆者の(旭)は小学生の頃、露天風呂時代に入ったことがあります。
・中は露天風呂時代の面影が残っていました。うっかりタオルを忘れても、いったん改札を出れば、駅舎内のコンビニでオリジナルのタオルを売っています。旅の記念としてもいいですね。
・これから訪れようとしている諏訪湖は、駅舎とは逆側。線路をまたぐ歩道橋を歩いていると、諏訪湖花火大会の案内がつるされています。取材日は花火大会の3日前だったため、諏訪湖岸の各所で準備が進められていました。
◇片倉館
・駅から諏訪湖に向かって歩いていく途中にあるのが、国の重要文化財「片倉館」。「千人風呂」と呼ばれる温泉大浴場があり、今も現役です。今回は入浴を見送りましたが、旅の疲れをここで癒すのもいいですね。
◇諏訪湖間欠泉センター
・上諏訪駅から歩いて十数分、諏訪湖の湖岸沿いに諏訪湖間欠泉センターがあります。かつては高さ50メートルまで自噴していたそうですが、現在は勢いが弱まり、時間を決めて人工的に上にたまった冷めた温泉水を取り除くことで、5メートルほどの高さの間欠泉をみることができます。
・その噴出時間まで、しばし時間があったのでセンターの名物?の温泉卵づくりにチャレンジします。1個100円で卵を買い、温泉の中に入れて十数分待ちます。一緒に塩と紙コップも渡されます。
・からを割って、紙コップに開けてみると、ちょうどいい具合に温泉卵ができました。そうこうしているうちに、間欠泉噴出の時刻となりました。
・噴出の時刻が近づいてくると、どこからともなく人が集まって、50人ほどが周囲を囲みます。徐々に勢いを増しながら、5メートルほどの高さまで温泉がわきだすと...
・「おー」という歓声が。往時の10分の1の高さですが、想像以上の迫力がありました。
・間欠泉センターにも、足湯があります。この日は諏訪湖花火大会の準備で、周りに柵が張り巡らされていてやや眺望に難ありでしたが、普段ならば諏訪湖を眺めながら、足湯を楽しめそうです。周囲には日帰り入浴可能な温泉旅館、ホテルもありますので、温泉のはしごをしてみるのもいいかもしれません。
(その3に続く...)
]]> 8月23日夕刊「くらしプレミアム」で掲載した特集「行ってきました!JR青春18きっぷの旅」。掲載が使用期限の迫る8月下旬だったため、「夏は使ってみるのを見送った」という方もいらっしゃったかもしれません。
秋は四季で唯一、青春18きっぷが販売されないシーズンですが、青春18きっぷに準じた「秋の乗り放題パス」が販売されます。その概要は
・3日間有効で7710円、青春18きっぷにはない子供用(3850円)がある。
・発売期間は10月19日まで。使用期間は10月21日まで。
・「連続した3日間」で使える。18きっぷのように1日ごと、複数人では使えない。
・乗れる列車、区間は青春18きっぷと同じ。
です。
「秋の乗り放題パス」の参考になれば...と、「青春18きっぷ」の記事に盛り込めなかった詳細な旅の記録をブログでご紹介していこうと思います。(旭)
◇静岡5:01(普通・721M)浜松6:10
・夜行列車をのぞいて、静岡駅から西へ向かう始発電車がこの午前5時1分発の電車です。短い3両編成とはいえ、お盆休みの時期ということもあるのか、座席は6~7割ほど埋まっています。
◇浜松6:20(普通・5911M)豊橋6:52
・豊橋行きは同じホームで乗り換え。実はこの列車は、掛川始発なので座席をしっかり確保したい人は、前の列車を掛川で降りて乗り換えるといいかもしれません。
◇豊橋6:55(新快速・5305F)名古屋7:46
・わずか3分の乗り換え時間ですが、ホームが違うためバタバタと小走りに階段を上り下りします。
◇名古屋駅で朝食
・名古屋駅のホーム(特に端のほう)に降り立つと、本当にかつおだしのいい香りが漂ってきます。東海道線の下りホームには、名物きしめんの立ち食いスタンドが二つもあります。そのうちの一つ、「住よし」ののれんをくぐり、オーソドックスな「きしめん(350円)」をすすりました。最近は駅の立ち食いスタンドも、徐々に減ってきています。残しておきたい鉄道旅の楽しみの一つですよね。
◇名古屋8:15(快速ナイスホリデー木曽路・5705M~8827M)塩尻11:10
・この日は通常、途中の中津川止まりの快速列車が、「ナイスホリデー木曽路」の名称で塩尻まで延長運転されます。ちなみに中津川で後の列車に乗りついでも、塩尻駅の滞在時間は少なくなりますが、追いつくことは可能です。
・しばらくは名古屋近郊の都会の街並みが続きますが、岐阜県に入ると徐々に山々が見えてきます。焼き物産地でもある土岐市周辺では、陶器工場の煙突も見えてきます。
・人気力士、御嶽海関の出身地としても知られるようになった長野県の上松町に入ると、車窓から景勝地の「寝覚の床」が見えてきます。
・江戸時代の宿場町の風情を残す奈良井宿の最寄駅、奈良井駅ではまとまった下車がありました。ここで観光するのもいいですね。
◇塩尻駅
・列車を降り、この旅で初めて改札の外に出てみました。駅舎には「アルプスワイン」の大きな看板。改札の外にはワインを販売する店舗も入っています(写真1階部分)。塩尻市はワインメーカーが複数存在する長野県有数のワインの産地として知られていますね。
・少し早いですが、昼食をいただくことにします。塩尻駅で駅弁を販売する地元業者「カワカミ」の駅弁「とりめし」(650円)にしました。塩尻市や松本市周辺の郷土料理「山賊焼き」風のから揚げと、野沢菜炒めが信州らしい駅弁です。
・電車での旅なので、ワインでも...と思いましたが、「仕事中」ということを思い出し、グッと我慢。アルプスワインの直営店で売っていた信州ぶどうのジュースでのどを潤しました。
・再び電車の旅を続けようと、ホームに降りてみると、向かい側のホームにぶどう棚が見えました。電車の発車まで少し時間があったので、のぞいてみると、もう既にぶどうが実っていました。
※カッコ内の「○○M」「○○F」といった記号は、列車番号です。書店で売られている大きな時刻表などで確認できます。
(その2に続く...)
「新居の手筒花火」は「花火師が足を挙げて小躍りのような動きをするのが新居流の独特のスタイル」と尾崎さん。手ぬぐいもその点にこだわって描いたそうです。
続いてはこちら。その名もずばり「アライ帖(ちょう)」というハガキより一回り大きいサイズの小冊子です(表紙の写真を撮り忘れました)。これは新居町独特の「ヒコナ」について説明したもの。尾崎さんの話では、新居町では昔から、地名や苗字とは別に、家ごとのニックネームのような呼び名=ヒコナが付けられていたそうで・・・
大五郎さんの家は「ダイゴローサ」、徳兵衛さんの家は「トクベーサ」と名前から付くヒコナのほか、髪の毛がもじゃもじゃの容姿から「モジャセーサ」、ペリーに似た顔から「ぺロリサ」などなど。容姿や職業に由来することも。
尾崎さんも自らの屋号として名乗る「コジーサ」はご先祖の小次郎さんに由来するヒコナから付けたとのこと。ヒコナについて何らかの形で記録に残したいと思い、「販売の予定も全くないのに、自分で勝手に作った」そうです。中身の一部をブログ用に写真に撮らせていただきました。
ほかにも、浜名湖のアサリで作った「紅型(びんがた)根付け」、「紅型つるし雛」など、尾崎さんの代名詞ともいえる紅型風イラストのグッズもいろいろありました。
新聞記事で触れたように、尾崎さんのイラストに紅型(びんがた)」テイストが加わったきっかけは、沖縄のローカル雑誌への連載でした。その雑誌というのは...9年前に惜しまれつつ廃刊になった「うるま」です。ディープな沖縄文化を紹介するこの本は、県内外に愛読者がいる人気雑誌でした。取材中、連載した原画を見せていただきました。
見覚えのある懐かしいイラストエッセイの数々!「うわ~。コレ、尾崎さんの絵だったんですね!」。思いがけない再会に大感激の一日でした。
尾崎さんは「紅型イラストのバッグづくり」などの体験教室を市内外で開いています。詳しい情報はこちらのブログでご覧になれます。
https://cojiisa.hamazo.tv/
メンバーの西山さん(24)、柴田さん(23)
熱海でのライブ開催を模索していた2人に会場を紹介しイベントを共催したのは、熱海市内のみやげ店店主、
スナックなども会場の候補に挙がる中、地元の建設会社「
会場に足を踏み入れると、とにかく客層が若い!話しかけると、
余談ですが、92年生まれの筆者は3人と同世代。私も以前、
パソコン音楽クラブの公式ホームページ http://pasoconongaku.web.fc2.com/Index.html
論LONESOME寒の公式ツイッター https://twitter.com/lonesome_atami
]]>1人で筆作りの全工程をこなし、店を守り続ける平山正昭さん。大まかに色で毛を分けています。
毛を煮て、癖や脂分を除いた毛を数種類混ぜる「練りまぜ」の工程です。上の写真のように広げて・・・
見栄えをよくするのと、根元の短い毛が出てこないようにするため、上毛(うわげ)を着せます。
書道用や絵筆だけでなく、ハケもあります。ハケは柄まで手作りするのに驚きました。柄の握りの滑らかさや、毛部分の強さ加減は手作りの技ならでは。多種類の筆があり、ちょっといい筆を買えば、上手な字が書けるのではないかと錯覚し、再び毛筆を握ってみたくなりました。
]]>もう1つ、目を引いたのは「手のオブジェ」。ほっこりした温かみを感じる器の作風とは対極のハードテイスト。以前勤めていた会社で機械の設計をしていたため、「硬質な素材や溶接もも好き」と話すロベルトさん。他にも味わいのある動物のオブジェなども見せていただき、何をやっても器用なかたなんだなと感じました。
今回の記事でも軽く触れましたが6月下旬、都内・飯田橋にオープンしたレストラン「INUA(イヌア)」に、ロベルトさんの食器が採用されました。ロベルトさんが日々発信しているSNSでの器づかいが先方の目に留まり、数少ないコース料理に使われる器のひとつに選ばれました。採用されたのはカトラリーのほか、こちらの木の小皿。くすんだブルーや赤、白はまるで陶器のようですが漆しです。何層にも塗り重ね、使い込んで色が剥げていくと塗り重ねた下の層の別の色が現れ、味わいが増していきます。
英レストラン誌が選ぶ「世界のベストレストラン」で4度も1位に輝いたデンマークの名店「noma(ノーマ)」で活躍したシェフを迎えた「イヌア」。「大都会にいながらどこか懐かしく感じる温かみのある空間で、上質な時間を提供する」がコンセプトの話題の店です。
「食通が注目する店で、静岡を発信する一助になればうれしい」。ますます創作意欲を掻き立てられた様子のロベルトさんでした。
]]> 午後1時過ぎになるとパンが並びます。今回、ご紹介いただいた「そぼろパン」の他にも、チョコパンやあんパンもあります。やはり、一番人気はそぼろパン。数も一番多く作ります。いずれも生地は作り置きせず、その日焼く分だけ手作り。そのため、焼き上がりは午後になるそうです。
そぼろパンは、メロンパンやクッキーシューのようなややカリッとした表面が特徴。中は甘食のようなパンです。鈴木さんによると、「食べ方にも町民それぞれの『こだわり』『流儀』がある」のだとか。ボロボロとはがれるパンの表面を袋にためて一気にかき込む人もいれば、袋の中でかためて食べる人もいるそう。こういった話もまさに「ソウルフード」という印象です。
ちなみにご当地・旧中川根町出身のラッパー、かせきさいだぁさんも以前、ツイッターで「子供の頃からの大好物」と明かしていました。
地域おこし協力隊の鈴木さんは現在、町の桑野山貯木場で製材機の管理をするほか、林業振興にまつわることを行っています。神奈川県逗子市出身で、後に静岡市に転居。川根本町に移住する前は清水区内で木工製品を作っていました。「この年齢(50歳)の地域おこし協力隊員は珍しいでしょ」と鈴木さん。「私のような『オジサン』は、若い人たちが活躍できる場所を作って引き渡すのが仕事。頑張ります」と「オヤジ魂」で、間伐材の利用法を模索しています。
]]>このトウモロコシは、春野町の若手農家と、静岡文化芸術大(浜松市)の学生サークル「LA-VoC」が中心となった団体「春野耕作隊」が育てています。川西さんも一員として参加しています。春野耕作隊は、町内の耕作放棄地4地区計約5300平方メートルを借り受け、夏はトウモロコシ、秋は大根、サツマイモなどを栽培しています。耕作放棄地は、春野町の基幹産業である茶の畑だったところが多いそうです。「転作した畑にトウモロコシは適しているそうです」と川西さんが教えてくれました。
春野耕作隊は、軽トラックに収穫物を載せ、町内外で販売もしています。ご紹介したトウモロコシも販売されます。今後の販売予定は「春野耕作隊」のホームページの「活動予定」で確認できます。川西さんは「販売するトウモロコシは、甘みの多くなる朝採りにこだわっている」とPRします。
川西さんは三重県東員町出身。2015年7月に「山里いきいき応援隊」の隊員に就任しました。20代の頃は、バックパッカーとして世界各地を訪れました。30歳の時に浜松市北区三ケ日町のミカン農家で収穫の手伝いをしたことがきっかけで、浜松との縁が生まれ、3年ほどこのミカン農家で働いていました。
川西さんの任期は2018年の6月末まで。既に春野町への定住を決め、就農への準備を進めています。「春野町で栽培する人が少なくなったジネンジョを、再び盛り上げたい」と意気込み十分です。
池田さんは神奈川県茅ケ崎市出身。協力隊員就任前は、イベント会社の社員やスポーツカメラマンとして働いていました。20代半ばには、バイクで日本を一周。気に入った場所で数カ月とどまって働き、また別の場所へ移るといった形で、3年掛けて一周しました。
もちろん、取材にも750㏄のバイク「ヤマハXV750SP」でさっそうと駆け付けてくれました。「カスタムするのが好きなので、今度お会いする時があったら、見かけが全く変わっていると思いますよ」と笑います。
協力隊員としての任期も1年を切りました。バイク好きの池田さんらしく「ライダーたちの宿泊施設をやりたい」と、任期満了後を見据えて既に準備を進めています。「日本一周の時には全国各地の方たちにお世話になった。今度は僕が何かをする番」と夢を広げています。
]]>店内には、村上さんが作った器をはじめ、他の陶芸家の作品も並んでいます。村上さんの器は、白を基調としたシンプルなデザインが特徴です。「陶器は使ってもらってこそ」と、「どんな料理にも合う使いやすい器」という思いを大切にしています。料理人のファンも多いそうです。
アフロヘアと人懐っこい笑顔が印象的な村上さんは、福岡県直方市の出身。高校卒業後、焼き物の産地として知られる岐阜県多治見市で陶芸を学び、岐阜県内で独立。2015年に焼津市出身の奥さまと結婚し、妻の実家近辺で移住先を探していたところ、瀬戸谷地区と出合った。その際、市役所の職員から地域おこし協力隊員を募集していることを聞き、応募した。「応募する前に移住することを決めていた、僕みたいなパターンは珍しいと思います」と村上さん。
間もなく、協力隊としての任期を終える村上さん。「器とおやつ お山の道具店」を拠点に「さまざまな人が交流する場になれば」と願っています。
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取材は古民家で行いました。冬は一面雪景色になるほど寒いとのこと。部屋の中には薪ストーブがありました。また、やはり古いので壊しては造りの繰り返しだそうで、「森のサグラダ・ファミリア」と夫妻で笑って話してくれました。その表現が私にはツボでした。
プラナスさんと話していて感じるのは、住んでいる場所の影響を知らないうちに受けているということ。ガウディ建築や美術館、劇場がたくさんあるバルセロナは言わずと知れた芸術の街。また、例えばバルで隣になったら、知らない人同士でも話をする気さくな人々。慣れ親しんだ環境がベース、基準になると感じました。
食やアートのイベントを時々開いているので、機会があれば見に行きたいと思っています
天幕にたまった雨は、中からつつくと滝のよう。皆で隅々までチェックし、雨が自然に流れ落ちる形に整えていました。
巨大な紅テントの隣には、楽屋として使う小さなテント。ぬらしてはいけない資機材を入れておく役目もあります。
テントの中にはシートやござを敷いて、観劇中は雨でも快適。公演は22、23日午後7時から。天気はどうやら持ちそうです。チケットの問い合わせは、紅テント静岡公演を応援する会<電090(3697)9044>へ。
]]> 朝市の入り口すぐの「一等地」に店を出しているのが、今回ご紹介いただいた大川カクダイわさび園さん。この日は、わさび園の奥さまの稲葉清美さん(左)が一人で切り盛りしていらっしゃいました。本多さんと一緒に写ってもらいました。
看板商品はもちろん、お二人が手にする「わさび漬」。吟醸酒、大吟醸酒の酒かすのみを使ったクリーミーな味わいが特徴です。料理研究家でもある本多さんも「いろいろわさび漬を食べたけれど、ここのが一番」といいます。「わさび漬」は2種類あり、「特撰」は、生ワサビの量が通常商品より5割増しになっています。
わさび漬のほかにも、わさびの茎漬け、稲葉さんが作られている夏みかんのマーマレードや、梅干し、梅シロップが店頭に並びます。
せっかく稲取まで来たので、朝市をぐるっと一回り。名物キンメダイの干物や、柑橘類が並んでいます。
あるお店の一角では、キンメダイのあら汁も振る舞われていました。
東伊豆町の海の幸、山の幸が丸ごと感じられる楽しい朝市でした。
約40の客席は、学習塾で使わなくなった椅子を流用。座り心地が教室っぽくて、少し緊張します。今の季節は扇風機を回し、冬場はブルーシートで覆うなど、客席が一体となって暑さ寒さと戦う構造。これぞ小劇場の醍醐味でしょう。
]]>実はリビーさん、1989~90年にSBSテレビでも放送された人気オーディション番組「イカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)」に出演した経歴をお持ち。外国人3人組のバンド「GLU」でボーカルを担当し、第27代の「キング」にも輝きました。「あと1週で(5週勝ち抜きの)グランドキングだったんだけど」とリビーさん。メジャーレーベルからデビューの誘いもあったそうですが、メンバー間の考え方のズレもあって、実現しませんでした。ただ、今も趣味として音楽は続けていて、アマチュアバンド二つを掛け持ちしているそうです。「実は、GLUのキーボーディストは、ローランドの楽器を使っていた。まさか、ローランドの本社がある街で仕事をするなんて思わなかったよ」と笑います。
昼間は「社長業」をしていることが多いリビーさん。部下の男性にリビーさんの普段の様子を聞くと、「おやじギャグをよく言っていますね」との答え。リビーさんも苦笑していました。
ちなみに「おやじギャグ」は英語で何というのか気になり、リビーさんに尋ねてみると、「dad joke(お父さんのジョーク)」と、日本語とまったく同じなのだとか。おじさんがついついくだらないギャグを言ってしまうのは、万国共通なのかもしれません。