劇団唐組 紅テントを張る
静岡市の駿府城公園で6月18、19日、劇団唐組の公演「秘密の花園」が上演されます。移動型の劇場「紅(あか)テント」が静岡市にお目見えするのは42年ぶり。トラックが到着したというので、設営の様子をつぶさに観察してきました。(宮)
資材を広げ、早速赤い天幕の登場です。1967年に初代のテントを使い始め、そのスタイルが話題になりました。77年からの3代目は、漫画家の故赤塚不二夫さんからプレゼントされたといいます。今回使うのは4代目。
「せーのお、よいしょー!」。掛け声に合わせて、マストが立ち上がります。男衆が空を見上げて綱を引く姿は、浜松まつりのけんか凧を思わせます。ひげ面にニッカーボッカーの役者さんたちはコワいイメージがありましたが、礼儀正しく挨拶したり、市指定のゴミ袋を確認したり、皆さん好青年です。
前回の公演が雨だったようで、テントを広げた時はびしょびしょでした。好天に張れば、日干しを兼ねることができます。アウトドアの集いをしたら気持ち良さそうな6月の晴れ間。
テントの中に、舞台ややぐらを運び込みます。テント内での細かな作業は多く、公演直前まで準備は続きます。
開演は両日とも午後7時。19日は、4月から続く4都市ツアーの千秋楽となります。チケットの問い合わせは紅テント静岡公演を応援する会<電054(269)5898>へ。
コメント (4)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/56655
静岡唐組公演!「秘密の花園」みなさま、ぜひ見にきてください!宮城さんありがとうございます!
コメントありがとうございました。
週末は晴れそうで良かったです。ぜひ観に行きたい、という声が周囲でもたくさん聞かれます。楽しみにしています!
宮城さんをはじめ、静岡新聞の方々。
本当にありがとうございます。素敵な文章と美しい写真で取り上げていただいたことに涙がでました。
また、静岡にテント持っていきます。宮城さんに連絡しますよー(笑)
ありがとうございました!
唐組一同感謝してもしきれません。ありがとうございました!
公演お疲れさまでした!刹那的に出現した紅テントを体験できて、とても貴重な機会になりました。あちこちで話題に上げていますが、早くも次回を期待している人は多いようです。静岡での公演が定着することを願っています。(宮)