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7月1日付科学面で新連載が始まりました。タイトルは「フジヤマ キノコ」。御殿場市在住で、富士山麓のキノコの写真を撮り続けているアーティスト、鈴木安一郎さんが執筆担当です。11月まで続きます。
最近、キノコはひそかなブームです。キノコをモチーフにしたグッズが次々発売されています。形や色など造形はもちろん、ひっそりと林の奥深くで個性を主張する生き方に共感する人もいるそうです。
静岡市清水区のフェルケール博物館で個展「WHAT’S GOING ON『ON and OFF』から塩の道へ」を開催中の、丹羽勝次さんを取材しました。
丹羽さんは81歳。1960年代後期に現代美術家グループ「幻触」に参加し、その後も静岡を本拠に発想豊かな作品を送り出しています。
6月1~30日の毎週末、静岡市を舞台に行われた「ふじのくに・せかい演劇祭」。7月2日夕刊「芸能」面には、平野雅彦静岡大客員教授による総括が掲載されています。東日本大震災から2年。「演劇は、忘れてはならない〝あの日〟を繰り返し思い出させてくれる装置」だとつづられています。
彩々プラスでは、ほぼ毎週のように劇場に通った文化生活部の(吏)と(美)が、観劇作品を振り返ります。まずは、前半の3演目から。
<黄金の馬車>(宮城聰演出、日本)
ジャン・ルノワールの同名映画を、日本の室町時代に翻案。土佐を巡る田楽一座の看板女優に、国司や弓の名手が一目惚れ。政治の混乱を巻き起こす。
6月1~30日の毎週末、静岡市を舞台に行われた「ふじのくに・せかい演劇祭」。
ほぼ毎週のように劇場に通った文化生活部の(吏)と(美)が、観劇作品を振り返ります。後半の2演目です。
<母よ、父なる国に生きる母よ>(ポーランド)
女優作家が描いた女性たちの葛藤を、ポーランド演劇界の旗手ヤン・クラタが手掛けた。父権社会に生きる母親の悲しみや怒りを、ポーランドの歴史に重ねる。
7月4日夕刊「旅食」面連載「ふじのくに食材事典」では、「湊のやど 汀家」の藤村将義料理長がアワビ料理の極意について語ってくれました。
焼津旧港の真横に位置する同店。近隣には「磯自慢」で知られる磯自慢酒造があります。「歩いて5分。いいご近所づきあいをさせていただいています」と藤村さん。
今日7月6日から明日7月7日まで、静岡新聞社・静岡放送の子育て支援事業「ハッピース!!プロジェクト 子育て来楽部」と、子どもたちにさまざまな科学体験の機会を提供する「静岡かがく特捜隊」が連携して、恒例の大型イベント「こどもみらいプロジェクト 夏まつりinエコパ」が開催されます。会場は袋井市のエコパアリーナ。参加無料です。
7月1日付から始まった科学面の新連載「フジヤマ キノコ」。8日付では「ウスヒラタケ」を紹介しました。
世のキノコブームの一端をご紹介しましょう。
京都の音楽ユニット「リマコナ」が4月、「全世界のきのこ、菌友に捧げるキノコ音楽アルバム」を掲げた新作、「キノクリ キノクラ」を発表しました。写真評論家でキノコ研究家でもある飯沢耕太郎さんとの共同名義です。
2011年7月4日付「音楽の現場」で取り上げた、プロパンガスボンベを再利用する打楽器「プロパノータ」。藤枝市の製作者、菅井肇さんが5月下旬に主催した「大合奏会」の模様が、動画サイト「YouTube」にアップされました。
7月9日、静岡市葵区の駿府博物館で企画展「ぼくらの富士山展」が開幕しました。
市内小中学生が富士山を題材に制作した絵画、立体作品がずらりと並んでいます。
7月11日夕刊「旅食」面連載「ふじのくに食材事典」では、「クチーナ クオーレ」の笹俣江梨子さんが、地元三島市で育てられたブランド豚「和豚もちぶた」を紹介してくれました。
紙面に写真が掲載されている「豚肉のソテー、古代ローマ風」は、家庭でも簡単に作れるそうです。「おいしいと言ってくれたお客様には、作り方を伝えています」と笹俣さん。
同店で定期的に開催する料理教室でも教えています。
以下レシピをご紹介しましょう。(橋)
7月12日夕刊「文化・芸術」面では、現代美術家の丹羽勝次さんに作品の制作意図や、表現の本質についてうかがいました。
静岡市清水区のフェルケール博物館で28日まで、個展「WHAT’S GOING ON『ON and OFF』から塩の道へ」が開催されています。
弥生時代後期の集落跡・登呂遺跡(静岡市駿河区登呂)。遠足で訪れたという人も多いでしょう。すっかりお馴染みの場所です。
久しぶりに、取材で現地を訪ねて気付きました。
ことし、発見70年。
静岡市清水区の清水文化会館マリナートで14日、「ふじのくに交響楽団」による「霊峰富士を讃えるコンサート2013 in 静岡」が開催されます。
静岡交響楽団、浜松フィルハーモニー管弦楽団など県内のオーケストラと、山梨交響楽団のメンバーが96人の大編成交響楽団を形成します。
12日から始まったリハーサルを取材しました。今回の指揮者、大勝秀也さんによれば、一番の聴きどころはオープニングのショスタコーヴィチ作曲「祝典序曲」だそうです。
7月12日夕刊「文化・芸術」面の、現代美術家丹羽勝次さんのインタビューこぼれ話の続編です。中心にいたのは、当時静岡市に住んでいた美術評論家石子順造さんでした。
「彼との出会い、幻触の活動を通じて、自分を全部真っ白にして今までのしきたりや経験をすべてゼロにしちゃうしかないなあという気持ちになったんです」
1966年、丹羽さんはそれまで10年連続して出品してきた「新制作派協会展」をやめ、それまでの入選作品を含む油絵を天竜川の河原で焼いてしまいました。
7月15日付「音楽の現場」面では、14日に清水文化会館マリナート(静岡市清水区)で行われた「ふじのくに交響楽団」の「霊峰富士を讃えるコンサート2013in静岡」の模様をお伝えしました。
静岡県内で96人の大編成オーケストラを聴く機会は、めったにありません。
メーンプログラムはホルスト作曲の組曲「惑星」でしたが、前半に演奏された「カンタータ『富士』」も印象的でした。
昨年8月6日付「音楽の現場」に登場した造形作家日詰明男さん(川根本町)主催の「月暦七夕 サイエンスカフェ2013」が8月11~13日、京都市中京区の京都芸術センターで開催されます。
日詰さん考案のオブジェ「六勾納豆(むまがりなっとう)」「プレアデス」を作るワークショップ、黄金比に関する講義などとともに、上記記事で紹介した「フィボナッチ・ケチャック」の演奏も予定されています。
7月16日付地方版「この人」(静岡・志太榛原版)は、常葉大教育学部教授の渋谷恵さんにご登場いただきました。
渋谷さんは、山形県の在来作物の生産者らを描いた映画「よみがえりのレシピ」の静岡上映に尽力した一人で、ロードショーに合わせたプロジェクト「巡る種の物語」事務局長を務めました。
7月18日夕刊「旅食」面では、富士市の洋菓子店「ダンデライオン」のシェフパティシエ竹川亨さんに浜松市産のブルーベリーを紹介していただきました。
7月22日付朝刊は参院選の特別紙面のため、科学面はお休みです。好評連載「フジヤマキノコ」第4回は、来週29日付までお待ち下さい。
その代わりというわけではありませんが、同連載執筆者の鈴木安一郎さんも出品している展覧会のお知らせを。
東京都町田市の「町田市民文学館ことばらんど」で7月20日から、「〈きのこ×文学〉ワンダー★ランド」展が開催されています。
静岡新聞社では選挙期間中からネット連動型の記事を掲載しました。ネットアンケートでは、参議院の意義や憲法96条改正などをテーマにしました。最終回は「選挙結果をどう見る?」です。どなたでも参加できます。24日正午が締め切りです。どうぞよろしくお願いします。
19日夕刊「生活彩々」面は、カレーを特集しました。家に常備している食品を使った「ツナトマトカレー」や、簡単にできる「ドライカレー」を紹介してくれたのは、月刊誌「婦人之友」の読者でつくる「静岡友の会」の皆さんです。
健全な暮らしを提唱する「婦人之友」は1903年、羽仁もと子と夫の吉一が創刊した歴史ある月刊誌。全国組織「全国友の会」は、もと子の思想に賛同した女性たちによって1930年に生まれた団体。ホームページによれば県内には静岡、浜松、沼津、富士に「友の会」があります。
7月26日夕刊「生活彩々」面は、県内の産物を使ったジェラートの特集。
森町の「アリア」は、1995年にオープンしたご当地ジェラートの老舗。「最初は14種類だった」(店主の高柳悦子さん)という味のバリエーションは年を経るごとに広がり、現在は常時50種類が並びます。
浜松市産スイカ「紅大」を使ったジェラート(360円)
7月27日付「とっとこ」の「情熱細胞」に開催告知記事が掲載されている「ぶどう園音楽会」。非常に居心地の良いイベントです。
筆者は2年連続して参加しています。広々としたビニールハウスに腰を下ろしたり寝そべったりして音楽を聴いていると、本当に幸せな気分になります。
30日から8月2日までの富士山臨時支局勤務を命じられました。29日は富士吉田市、富士宮市で周辺取材を行いました。
富士宮市の富士山本宮浅間大社で思いがけない光景に遭遇しました。セミの羽化です。アシビの葉に足を張り、真っ白な成虫が出てくるシーンを目の当たりにしました。
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