「フジヤマのトビウオ」の視線の先には
1日付の月曜隔週連載「21世紀建築」では古橋廣之進記念浜松市総合水泳場「ToBiO(トビオ)」を訪ねました。館内にある「日本水泳の歴史資料室」が目を引きました。展示スペースの約半分が古橋廣之進さん(2009年死去)にまつわる記念品で占められています。(橋)
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1日付の月曜隔週連載「21世紀建築」では古橋廣之進記念浜松市総合水泳場「ToBiO(トビオ)」を訪ねました。館内にある「日本水泳の歴史資料室」が目を引きました。展示スペースの約半分が古橋廣之進さん(2009年死去)にまつわる記念品で占められています。(橋)
劇団四季のミュージカルの原点とされる「ジーザス・クライスト=スーパースター」の全国公演が始まりました。県内ではすでに富士と浜松で開かれ、意外な演出が来場者を引き付けました。(宮)
県内の中高生劇団「スパカンファン」が、4年間の活動に一区切りです。県舞台芸術センター(SPAC)と共同でつくった演劇「タカセの夢」が8月で公演を終了し、今後は新メンバーで新たな演目に取り組みます。(宮)
9月1日付科学面で新しい連載がスタートしました。「〝ミクロ〟は招く」と題し、静岡理工科大の先端機器分析センターの走査型電子顕微鏡(SEM)が捉えた、さまざまな「モノ」の拡大写真をお見せします。(橋)
9月5日夕刊「生活彩々」では、読書の楽しみを広げる試みをいくつか紹介しました。読んだ本の感想を語り合う、「読書会」の進化形とも言うべき事例。筆者自身も取材を通じてさまざまな本に出合いました。(橋)
川根本町在住の造形作家日詰明男さんが考案した、数学の黄金比を基にした打楽器音楽「たたけたけ」のワークショップと演奏会を行う「かわね 秋のたたけたけ祭り」が13~15日、川根本町で開かれます。
筆者は、連載「音楽の現場」で日詰明男さんを取り上げた2年前からその活動を注視しています。14日のワークショップは誰でも参加可能。摩訶不思議な音楽を実際に体験するチャンスです。(橋)
9月8日付の特集連載「地の味人の味」では伊豆市に生産工場を移転したばかりのクラフトビールメーカー「ベアードブルーイング」を取り上げました。
静岡市内のパブでベアードのビールを愛飲している筆者。 ブライアンさんから「ベアードビール前史」もうかがいました。(橋)
9月5日夕刊「庭ある記 静岡のオープンガーデン」で訪ねたのは、富士市の秋山さんが造った「せせらぎがある庭」。7メートルほどの流れに、味わいを引き出す工夫があります。(宮)
昨日に引き続き、9月8日付の「地の味人の味」で訪ねた「ベアードブルーイング」の話題を。同醸造所の特徴の一つでもある、フルーツビールシリーズの端緒についてもうかがいました。(橋)
9月13日公開の映画「舞妓はレディ」は、地方から出て来た少女が京都で舞妓を目指す物語。9日の夕刊シネマ面で、周防正行監督と主演の上白石萌音さんのインタビューを紹介しました。花街を舞台にした華やかな描写は魅力の一つですが、突然舞台の幕が上がるような場面展開は見る人の心を躍らせます。(宮)
6月30日科学面連載「サイエンス・ブック・カフェ」のサイモン・シン著「フェルマーの最終定理」。このブログでは、この本の美点として数学者の描写を挙げましたが、大きな魅力がもう一つ。それは、数学パズルが満載であることです。(橋)
朝刊科学面で3月から8月まで連載していた「サイエンス・ブック・カフェ」の執筆御礼を兼ねて、9月11日に行われた「サイエンスカフェin静岡」を聴講してきました。
これが第89回。広島大名誉教授で静岡大客員教授の木村榮一さんが「研究人生を俯瞰する歓び」と題して講話しました。75歳の木村さんが、自身の50年にわたる研究人生を振り返りました。(橋)
9月5日夕刊生活面見開き特集で扱った「ビブリオバトル」。8月17日、静岡市北部図書館の「バトル」を取材しました。紙面ではルールややり方に絞って記述しましたが、ここではこの日の「バトル」に登場した本を紹介します。(橋)
20日公開の映画「柘榴坂(ざくろざか)の仇討(あだうち)」は、主君の敵討ちを愚直に果たす藩士の物語。無骨でかたくなな生きざまは〝これぞ武士〟。主演の中井貴一さんは「日本人のDNAが再燃する。男も女も、覚悟を持って生きていた」と話します。(宮)
9月15日付の連載「21世紀建築」は、吉田町の「ちいさな理科館」がテーマでした。10年の時を経て、町立図書館の西に〝増殖〟した建築。設計者の「ビレッジ(集落)」というコンセプト、非常にユニークです。(橋)
9月15日、静岡市葵区の「コミュニティホール七間町」で「大杉栄・伊藤野枝・墓前祭」が行われました。大杉の評伝を書いた栗原康さんの講演、映画「シュトルム・ウント・ドランクッ」の上映、アルトサックス奏者望月治孝さんの演奏など、盛りだくさんの内容。メキシコ料理店のコーナーも設けられ、さながら「大杉栄フェス」の様相でした。
TEKATEビール片手に耳を傾けた栗原さんの講演が、興味深いものだったので、ご紹介します。(橋)
8月18日付「サイエンス・ブック・カフェ」で、静岡大学理学部の阪東一毅先生が薦めた「『透明人間』の作り方」。SFやアニメの世界で描かれた「透明人間」を実現するための技術の進ちょく状況が、分かりやすい文体でつづられています。(橋)
9月16日、浜松市中区のライブハウス「浜松窓枠」で行われた、ヒカシューのライブに行ってきました。1978年に結成された5人組。メンバーの巻上公一さんと佐藤正治さんは熱海市在住です。昨年末発表した最新アルバム「万感」や、前作「うらごえ」からの曲を中心に、声と楽器が混然一体となった演奏を繰り広げました。(橋)
※写真はヒカシュー提供
今回、ミニ台ふきんを紹介してくださった富士市の町田和香さんは、独特の世界観でハンドメード仲間からも一目置かれる作り手さんです。6月には、清水区中河内にある古民家ギャラリーで初の個展も開催しました。今回は、個展会場の様子を少しご紹介します。(長)
10月11、12日に富士宮市で行われる野外音楽フェス「朝霧ジャム」の出演者が発表されました。今年は、地元富士宮市在住のブルースハーモニカ奏者陬波靖行さんが出演します(ギタリストの萩原基宏さんとのSUWA & HAGI名義)。2013年1月14日付「音楽の現場」でインタビューした際のメモを見返したら、記事にはできなかった面白い話がいくつも出てきました。(橋)
木曜夕刊の連載「味わう文化財 しずおかの在来作物」の第5シリーズ、焼津市の「三右衛門芋」が18日で終了しました。最終回で記述した、三右衛門新田八幡宮の「芋祭り」について、さらに詳しくお伝えします。(橋)
9月22日朝刊の食の連載「地の味人の味」は、清水町の板倉こうじ製造所を訪ねました。雑菌が少なく作業に適した冬に向け、米糀の製造がシーズンを迎えます。(宮)
9月20日に静岡県立美術館で開幕した「美少女の美術史」展。開幕日には、同展を企画した「トリメガ研究所」のトークショーが行われました。「トリメガー」とは、静岡県立美術館の村上敬さん、青森県立美術館の工藤健志さん、島根県立石見美術館の川西由里さんからなる仮想のラボ。2010年に開催した「ロボットと美術」展もこのチームが手掛けました。
「美少女-」展は「ロボット-」と同様に、3館で巡回開催します。青森では7月12日から9月7日まで開かれ、3万4千人を集めました。静岡は11月16日まで、島根では12月13日から2015年2月16日まで開催します。
同展の「頭脳」とも言うべき3人のトークは、展覧会の見どころだけでなく、地方美術館の在り方も考えさせる内容でした。数回に分けて当日の模様を一部紹介します。(橋)※敬称略
静岡県立美術館で開催中の「美少女の美術史」展。初日に行われた、「トリメガ研究所」のトークショー抄録第2弾です。「トリメガー」とは、静岡県立美術館の村上敬さん、青森県立美術館の工藤健志さん、島根県立石見美術館の川西由里さんからなる仮想のラボ。トーク中盤では、地方美術館の在り方にも話が及びました。
写真はエントランスに置かれたobさんの作品。7月12日から9月7日まで行われた青森展でライブペインティングしたものです。(橋)
※第1弾はこちら。敬称略
静岡県内を東に西に駆けめぐる筆者が、各地で見つけた火の見櫓を紹介する、ツイッター限定の不定期連載企画「しずおか火の見櫓コレクション」。20回目を迎えるにあたり、特別編として大井川沿いの3基を一気に紹介します。25日夕刊「旅食」面の、千頭駅(本川根町)周辺のつり橋巡りの取材で出合ったものです。(橋)
文化生活部にはさまざまなところからニュースリリースが送られてきます。残念ながらその全てに紙面を割くことはできませんが、中にはちょっとユニークで個人的に「肩入れ」したくなるような内容のものもあります。(橋)
10月から紙面改革に伴い、毎週金曜夕刊に掲載してきた「生活彩々」が26日、最終回となりました。締めくくりとして最近、雑誌でもたびたび特集が組まれ、脚光を浴びている「民芸」を取り上げました。静岡市出身の染色家、芹沢銈介をはじめ、現代に息づく民芸の魅力を県内で探りました。(岡)
静岡市葵区中ノ郷の登録有形文化財「鈴木邸」で9月27日、「秋の探書会」が始まりました。古民家の中に古書がいっぱい。トークセッションも約40人の聴衆を集める盛況でした。
28日も午前10時から午後5時まで開かれます。(橋)
9月26日夕刊では、13~15日に川根本町で開催された「かわね 秋のたたけたけ祭り」の模様をリポートしました。同町在住の造形作家、日詰明男さんが考案した「川根ケチャック」を中心に、音楽とアートが両方楽しめる夜でした。(橋)
29日付朝刊の月曜隔週連載「21世紀建築」で、袋井市の健康増進施設「風見の丘」を紹介しました。天井の木組みが楽しいプール、開放感あふれるスペース・・・居心地の良さを大切にした建物です。(の)
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