本場ドイツのビールを
24日付朝刊の「ワタシ、シズオカ人」で、富士宮市在住のビール職人、シュテファン・ラガーさんを紹介しました。麦、ホップ、酵母、水を使って醸造するドイツの「ビール純粋令」を守ったビールは濃厚でどっしり、骨太なビールでした。(の)
造っているのは、ピルスナー、ヴァイツェンの2種類と、季節のビールの計3種類。クラフトビールが全国各地で広がり、さまざまな材料を使って多彩な味が造られる中、シュテファンさんのビールは本格派、正統派、という味わいです。日本語が流暢で、流れるようにこれまでの人生について、ビールについて話してくれました。「おいしいビールを飲んでほしい」「ビールを飲んで楽しく、幸せな気持ちになってほしい」。ビール愛たっぷりです。紙面から見られるAR動画では好きな日本語を尋ねますが、乾杯(ドイツ語ではProst)か妻(ehe Frau)と迷い、妻を選びました。妻ゆかりさんへの感謝、愛情もあふれていました。
ビールの種類によって、ドイツでは使うグラスも変えます。上の写真は醸造所に隣接するレストランの中で撮影しました。温かみのある空間で、シュテファンさんとゆかりさんがビールとドイツ料理を出してくれます。
醸造所ではこのようにタンクが並んでいます。中はヒンヤリ。コックをひねると、勢い良くビールが流れ出てきました。シュテファンさんが味見している写真を紙面に使いましたが、本当にビールが好きなんだなと感じられる笑顔でした。ぐびぐびと一気に飲む姿。こちらは仕事で飲めなかったので、本当にうらやましかったです。
「バイエルンマイスタービール」は通販で購入し、味わうことができます。また、静岡市清水区のベイドリームなど一部店舗で販売されています。シュテファンさんからは、シャンパンで割る飲み方を勧められたのと、「ビールは飲んでも太らないから。食べ過ぎちゃうのが悪いだけ」という言葉をいただきました。ビール好きのみなさん、本場の味を堪能してみてはいかがですか?
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