テーマ : 清水エスパルス

J戦い抜く プランB必要【ペナルティ・ヒデ FooTALK! FOOTBALL TALK 番外編】

 Jリーグが開幕して1カ月。ジュビロ磐田―川崎フロンターレは見ていて楽しい試合でした。磐田のジャーメイン良選手は4ゴールの大爆発。自信がみなぎっていましたね。ストライカーはそうあるべきです。もっとエゴイストになっていいかなあ。ここから相手のマークがきつくなってくるが、今の自分を信じてどんどん狙ってほしい。

 J1で目を引くのは町田ゼルビアの快進撃です。黒田剛監督は戦い方がはまっているなあ。戦い方に賛否はあるが、勝てば官軍。監督は勝利至上主義ですし、どんな戦い方でも、プロは勝ってなんぼの世界なんです。
 ガンバ大阪の宇佐美貴史選手の調子もいいですね。磐田戦でもキレキレ。遠藤保仁コーチから引き継いだもの、教えもあるでしょう。あのベテランが成長しているなという感じ。いくらでも成長の機会はあると思います。
 J2に目を移せば、清水エスパルスの乾貴士選手のテクニック、視野の広さは素晴らしい。ビルドアップしてからは乾ありきでよくサッカーを知っている。秋葉忠宏監督もいい戦いをしていますね。
 一方、藤枝MYFCがちょっと心配でしたが、連勝しました。僕はあの攻撃的な戦い方がすごく好きなので、何かきっかけがあればいいと思っていました。次は超満員の新スタジアムでの勝利を期待しています。
 J3アスルクラロ沼津はいいですね。監督のゴンさんの戦う姿勢が出ているかなあという感じ。この勢いでJ2を狙ってほしいですね。
 話は戻りますが、磐田がいるだけでJ1は楽しめています。今後は町田がどこまで走るか。最近の常勝軍団の横浜Fマリノスや川崎の上を行っている。いまは研究されておらず、スカウティングもまだまだな状況。町田はどこまで自分たちのサッカーができるかです。
 戦い抜くためにはプランBも用意しないと。失点は最小限にして勝ち点は1以上取る。清水は昨季勝ち点1に苦しんだ。大変かもしれないですが、どのチームもそこは目指してほしいですね。
 (SBSラジオパーソナリティー)

 静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」は毎週火曜日午後7時からSBSラジオでオンエア中

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