テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 前節、北爪と岸本ゴール 交代選手の勢い期待

 J2清水は前節いわき戦でDF北爪、岸本が得点し、途中出場の選手が13試合ぶりに結果を出した。秋葉監督は常に5人の交代枠を使い切り、メンバーを入れ替えながら試合を進めている。残り3試合でも交代で出た選手が勢いをもたらせるか。

21日のいわき戦後半、チーム6点目のゴールを決める清水・北爪=福島・ハワスタ(写真部・二神亨)
21日のいわき戦後半、チーム6点目のゴールを決める清水・北爪=福島・ハワスタ(写真部・二神亨)

 前節は後半15分にピッチに立った北爪がチーム6点目を挙げ、同19分に投入された岸本は終了間際にCKからとどめを刺す7点目を決めた。北爪と同時に出場したFW北川は2アシストを記録。途中から出た選手のゴールは7月16日の第26節千葉戦のMFコロリ以来だった。
 これまでの試合では終盤の展開によってむやみに攻撃的に出られないこともあり、「もどかしさがあった」と北爪は言う。前節は点差がついて相手がより前掛かりになったことで、スペースを突いて追加点を狙える流れが生まれた。
 結果を欲する選手たちの奮起もあった。6試合ぶりにメンバー入りした北川にとっては特に気合の入る一戦だった。「(自分のプレーが)得点につながる感覚は久しぶりだった」。出番が限られている中で自身の存在を強くアピールし、「チームに貢献したい一心で励んでいきたい」と意気込みを新たにする。
 「選手層の厚さを感じた」と振り返る指揮官にとってはうれしい悩みが増える格好となった。次節に戦う熊本は総失点の6割以上を後半に喫していて、交代選手にも再び活躍のチャンスがありそうだ。
 (市川淳一朗)

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