テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 攻めあぐね終盤失点 千葉に0-1 J2第16節

 明治安田J2リーグは17日、各地で第16節の試合が行われ、清水は千葉に0-1で敗れた。

千葉―清水 後半42分、千葉・米倉(左)にゴールを奪われる=千葉・フクアリ(写真部・杉山英一)
千葉―清水 後半42分、千葉・米倉(左)にゴールを奪われる=千葉・フクアリ(写真部・杉山英一)
千葉―清水 後半42分、千葉・米倉にゴールを奪われ肩を落とす清水の選手=千葉・フクアリ(写真部・杉山英一)
千葉―清水 後半42分、千葉・米倉にゴールを奪われ肩を落とす清水の選手=千葉・フクアリ(写真部・杉山英一)
千葉―清水 後半42分、千葉・米倉(左)にゴールを奪われる=千葉・フクアリ(写真部・杉山英一)
千葉―清水 後半42分、千葉・米倉にゴールを奪われ肩を落とす清水の選手=千葉・フクアリ(写真部・杉山英一)

①フクアリ▽観衆7445人
千葉 5勝5分け6敗(20) 1(0―0 1―0)0 清水 6勝7分け3敗(25)
▽得点者【千】米倉(2)

 【評】清水は試合終了間際に均衡を破られ、千葉に敗れた。
 球を保持して主導権を握ったが、決定機になかなか持ち込めず。前半39分、北爪のクロスにチアゴサンタナが合わせたヘディングシュートは枠を外した。
 後半17分に途中出場の中山が抜け出して蹴り込むも、クロスバーを直撃。相手が守備の圧力を強める中、好機はセットプレーに限られた。すると42分、相手にスローインからゴール前で押し込まれ、決勝点を許した。  ロングスロー 一瞬の隙 秋葉体制初の黒星   大勝した直近の2試合とは一転し、清水は1点が遠かった。千葉の守りを攻めあぐね、終盤に痛恨の失点。秋葉監督体制での初黒星となり、連続での負けなし試合は8でストップした。
 これまで中3日の連戦では前線の選手を中心に大胆に先発を入れ替えてきた指揮官。ただ、この試合は前節からMF西沢、神谷の2人を新たに先発に加えるのみにとどめた。攻撃陣の好調さを持ち込む意図がにじんだが、慎重な戦い方を選んできた相手の攻略にてこずった。
 球を保持して試合を支配しても、ゴール前の最後の局面を打開しきれない。MF宮本は相手の最終ラインの背後を突くパスで後半17分のMF中山の絶好機などを演出したが、「もっとチャンスを増やさなければいけないし、仕留めきれるチームにもならないと」と唇をかむ。
 決勝点は相手が再三繰り出してきたロングスローから生まれた。警戒すべきプレーとして前日練習で対策してきたはずだったが、「ワンプレーの重みを感じないと」と指揮官の怒りは収まらない。
 「前半戦のヤマ場だと思っている」と秋葉監督が見据えていた敵地での2連戦の初戦を落とした。「守備が堅い、こういうチームに勝ちきらなければ」とMF乾。中3日で臨む次節の首位町田との大一番は、ますます重要な一戦となる。
 (市川淳一朗)

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