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「清水を日本一安全に」 IAIスタジアムで式典 警察とエスパルスが連携協定

 「日本一安全・安心なまちへ」―。清水署とサッカーJ2清水エスパルスの関係者が15日、特殊詐欺や交通事故防止を啓発するための包括連携協定の協定式を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。県内の警察署がJリーグのチームとこうした協定を結ぶのは初めてという。

清水署と清水エスパルスの包括連携協定の協定式で写真に納まる関係者=静岡市清水区のIAIスタジアム日本平
清水署と清水エスパルスの包括連携協定の協定式で写真に納まる関係者=静岡市清水区のIAIスタジアム日本平

 協定式では八木瑞生署長と山室晋也社長が協定書にサイン。八木署長は「わがまちのシンボル、オレンジ色の戦士の力を借りて清水を日本一安全・安心に暮らせるまちにしたい」と述べた。山室社長は「市民、警察とタッグを組んで安全・安心なまちを作りたい」とあいさつした。
 委嘱状の交付では、選手を代表しGK権田修一選手に対し、八木署長が委嘱状を手渡した。所属選手34人全員が「事件・事故抑止対策官」として活動する。ホームゲームなどで署員と一緒に観客に対して犯罪未然防止などをPRする予定。
 清水署管内はことしすでに特殊詐欺が8件発生し県内最多。死亡事故者数も昨年は8人、一昨年は10人と県内ワーストとなっている。

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