清水エスパルスの記事一覧

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J1リーグ第14節・清水(21日)
◇Jリーグ第14節(21日、アイスタ) 清水(2勝7分け5敗) 1(0―1 1―1)2 名古屋 ▽得点者【清】チアゴサンタナ【名】酒井、相馬
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⚽名古屋戦、3バックの攻略が鍵【J1清水見どころ】
J1清水は21日、ホームで13位名古屋を迎え撃つ。18日にリーグ戦2試合が行われて全チームの消化試合数がそろい、清水はJ2との入れ替え戦に回る16位に転落した。名古屋との勝ち点差は1。サポーターの後押しを受け、是が非でも白星をつかみたい。 名古屋とはルヴァン杯で今季2度対戦し、1分け1敗。2試合でまだ得点がなく、どうゴールをこじ開けるかがポイントとなる。相手は今季途中で布陣を3バックに変え、戦いに安定感が生まれつつある。平岡監督は狙うスペースの共有と素早いカウンターを鍵に挙げ、「アグレッシブに戦う」と強調する。 対名古屋のみならず、リーグ戦でも直近2試合ゴールから遠ざかっている。前節で逸
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僕は弱い人間です。でも「決して逃げません」 清水エスパルス・山室晋也社長㊦【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑥】
ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。今回も清水エスパルスの山室晋也社長です。輝かしい実績を上げ、「リアル半沢直樹」と呼ばれるほどの華麗なる銀行マンから一転、「どんなに赤字でもいいから、火中の栗を拾うような仕事をやってみたい」と、赤字続きだったプロ野球 千葉ロッテマリーンズの社長に就任し、球団創設以来の最多観客数を達成、初の黒字へと導きました。清水エスパルスでもコロナ禍でありながら黒字経営。あなたの人生にも役立つ、目からウロコなビジネスの「流儀」を学びます。(進行/SBSアナウンサー 重長智子)
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⚽J1清水 浮上への鍵「残り15分」 リーグ戦得点0、失点5
リーグ戦の約4割となる13試合を消化して16位と低迷するJ1清水。浮き彫りになってきたのが、終盤の残り15分で試合を動かせない現状だ。後半31分からの失点は5を数えるのに対し、得点は0。勝ち点を取りこぼしてきた要因の一つで、浮上に向けた改善点となっている。 清水が今季のリーグ戦で挙げた13得点中、最もゴールが生まれているのは後半16~30分の5得点。ただ、続く時間帯に勢いを加速できていない。逆に、後半の追加時間の失点で第6節鹿島戦は敗れ、第8節G大阪は引き分けに持ち込まれた。 平岡監督は大半の試合で5人の交代枠を使い切り、前線のポジションを積極的に入れ替えている。しかし、途中出場選手で得
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⚽清水 広島に勝利もプレーオフに届かず ルヴァン杯1次リーグ
Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグは18日、各地で最終節の8試合が行われた。B組の清水は広島を2―1で破ったが、2位の名古屋が勝利したため3位となり、1次リーグ敗退が決まった。 1次リーグB組▽観衆4209人 ②アイスタ(清水2勝) 清水 2勝2分け2敗(8) 2(1―0 1―1)1 広島 4勝2敗(12) ▽得点者【清】岸本(1)滝(1)【広】永井(2) 【評】清水は優勢に試合を運び、広島に競り勝った。 前半34分、左CKから岸本が押し込み先制。相手DFのミスを見逃さずにオセフンがシュートに持ち込み、得たCKを生かした。 左右に揺さぶる広島の攻撃をしのいでいたが、後半1
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⚽J1清水 ルヴァン杯第6節(18日)
◇Jリーグ ルヴァン杯第6節(18日、アイスタ) 清水(2勝2分け2敗) 2(1―0 1―1)1 広島 ▽得点者【清】岸本、滝【広】永井
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⚽清水/突破へ白星必須 磐田/狙いたい先制点 18日、ルヴァン杯1次リーグ最終節
JリーグのYBCルヴァン・カップは18日、1次リーグ最終節8試合を行う。B組の清水はホームで広島、D組の磐田は敵地で湘南と対戦する。ともに1次リーグ突破を懸けて戦う。 1勝2分け2敗でB組3位の清水は、わずかな可能性に懸ける。突破圏内の2位名古屋との勝ち点差は2。勝ち点が並んだ場合の順位付けは対戦成績で決まり、名古屋に1分け1敗の清水は下回る。そのため、首位広島に勝利した上で名古屋が徳島に敗れることが唯一の突破条件となる。 白星が必須の中、問われるのは総合力。広島戦から中2日でリーグ戦が控えていることを踏まえると、主力をそろえた構成は考えにくい。平岡監督はメンバーに関して明言を避けるが、
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ブラジル文化を児童に紹介 J1清水の選手、清水興津小訪問
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスはこのほど、ブラジル人選手が自国の魅力を子どもたちに伝える出張授業を行った。チアゴサンタナ選手が静岡市立清水興津小を訪れ、5、6年生約170人にブラジルの文化などを紹介した。 サンタナ選手は県の国際交流員とともに、簡単な言葉や食文化、自然環境などを説明。ボールを使った触れ合いや、児童からの質問の時間なども設けて交流を楽しんだ。 エスパルスは6月18日にIAIスタジアム日本平で行うアビスパ福岡戦で、ブラジル文化を体験できる企画を予定している。
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⚽J1清水MF 松岡大起選手(8)【J's HERO】
リーグ開幕前の鹿児島キャンプで負傷し、サッカー人生で初めての長期離脱を経験しました。リハビリ中はチームの力になることができず、自分自身として苦しい時間でしたが、多くの方々からSNSなどで応援メッセージをいただき、復帰へ向けて大きな原動力になりました。 プレーができなかった時間は決して無駄だったわけではなく、ピッチ内外で多くのことを学べる機会になりました。そして、4月10日のG大阪戦で復帰できました。これからチームの勝利のために学んだことを生かしながら、自分の持てる力を注いでいきたいです! player’s data 身長 170cm 体重 65kg 出身 熊本県 年
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⚽清水エスパルス無得点ドロー、カルリーニョス初先発 J1リーグ第13節
明治安田J1リーグは14日、各地で第13節の残り8試合が行われ、清水は京都と0―0で引き分けた。 ①サンガS▽観衆12398人 京 都 4勝5分け4敗(17) 0(0―0 0―0)0 清 水 2勝7分け4敗(13) 【評】清水は決め手を欠き、京都と引き分けた。 積極的な守備が機能し、序盤から主導権を握った。前半3分には鈴木唯との連係で宮本がシュート。京都の最終ラインの背後を突く攻撃も見せたが、精度を欠いた。 後半にはチアゴサンタナに2度のシュート機会があったが、ものにできず。守備は相手ストライカーのウタカに手を焼いたが、最終ラインが耐えた。終了間際のピンチも権田が好守で防いだ。
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J1リーグ第13節・清水(14日)
◇Jリーグ第13節(14日、サンガS) 清水(2勝7分け4敗) 0(0―0 0―0)0 京都
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⚽清水エスパルス 試される守備の修正力 京都戦見どころ
J1清水は14日、敵地で10位京都と戦う。川崎との前節でリーグ戦6試合ぶりの黒星を喫し、13位に順位を下げた。日程が中盤戦に移る中、仕切り直して「上に食らいついていけるかという大事な試合」(平岡監督)をものにしたい。 清水は現在リーグで3番目に多い16失点。特にクロスからの失点は直近3試合続いていて、MF宮本は川崎戦後に「京都もうちの弱点だと思ってくる。しっかり対策したい」と話していた。中6日の準備期間があった中、チームとしての修正力が試される。 相手の最前線にも警戒が必要だ。元清水のFWウタカは足元の技術とスピードを生かし、一人でシュートまで持ち込む力がある。リーグ最多8得点を挙げてい
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華麗なる「リアル半沢直樹」のルーツ 清水エスパルス・山室晋也社長㊤【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑤】
ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。今回のゲストは、清水エスパルスの山室晋也社長。輝かしい実績を上げ、「リアル半沢直樹」と呼ばれるほどの華麗なる銀行マンから一転、「どんなに赤字でもいいから、火中の栗を拾うような仕事をやってみたい」と、赤字続きだったプロ野球 千葉ロッテマリーンズの社長に就任し、球団創設以来の最多観客数を達成、初の黒字へと導きました。清水エスパルスでもコロナ禍でありながら黒字経営。あなたの人生にも役立つ、目からウロコなビジネスの「流儀」を学びます。(進行/SBSアナウンサー 重長智
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⚽J1清水エスパルス MF宮本、ボランチ奪取 攻撃積極参加で持ち味に厚み
J1清水のMF宮本航汰(25)が主力ボランチの座をつかんでいる。選手層の厚い激戦区のポジションで開幕時は控えの立場だったが、MF白崎の故障離脱に伴いリーグ第7節浦和戦から先発出場。チームを支える気の利くプレーで存在感を発揮し、白崎の復帰後も定位置を守る。 宮本は現在リーグ戦6試合連続で先発中。サポートの意識の高さで味方の攻撃の組み立てを円滑にし、守備時は危険なエリアを埋めてピンチの芽をつむ。これまで持ち味としてきた部分に加えて、最近目立つのは2列目から飛び出してゴール前に関わる姿勢だ。 転機は、浦和戦の前の試合で今季初めてベンチ外になったことだった。メンバーから外れた意味を考え、「自分ら
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サポーターに交通安全啓発 アイスタで清水署
清水署は7日、サッカーJ1清水エスパルスのホームゲームが行われた静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で交通安全啓発活動を行った。 スタジアム入り口へとつながる経路に自衛隊や消防の車両と並んでパトカー、白バイを設置し、署員が帰路の安全な運転や道路横断などを呼び掛けた。家族連れのサポーターは警察車両を前に足を止め、子どもらを白バイにまたがらせて写真を撮るなどしていた。 スタジアム内でも試合前に県警音楽隊が演奏を行ったほか、交通安全の注意喚起を改めてアナウンスした。
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⚽清水エスパルス 川崎に力負け J1リーグ第12節
明治安田J1リーグ第12節は7日、5試合が行われ、清水は2位川崎に0―2で敗れた。 ①アイスタ▽観衆13888人 川 崎 7勝2分け2敗(23) 2(2―0 0―0)0 清 水 2勝6分け4敗(12) ▽得点者【川】脇坂(1)マルシーニョ(3) 【評】清水は攻守で川崎に上回られた。 序盤から相手に流れを渡した。前半14分、自陣でボールを失うと速攻を受けて先制点を献上。32分には課題としているクロスから2点目を失った。 攻撃もかみ合わず、前半の見せ場はポストを直撃した41分のチアゴサンタナのミドルシュートのみ。後半はボールを保持する時間が増えたものの、決定機は少なかった。終了間際
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J1リーグ第12節・清水(7日)
◇Jリーグ第12節(7日、アイスタ) 川崎F 2(2―0 0―0)0 清水(2勝6分け4敗) ▽得点者【川】脇坂、マルシーニョ
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⚽川崎戦、初の連勝へ運動量が鍵【J1清水 見どころ】
J1清水は7日、ホームで2位川崎を迎え撃つ。前節湘南戦で9試合ぶりの白星を手にし、12位に浮上。苦境をひとまず脱し、上昇気流に乗るべく今季初の連勝を狙う。 川崎はマレーシアでのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の試合を終えて、帰国後の初戦となる。高温多湿の環境下で中2日での6連戦をこなして間もない相手に、まずは攻守両面の運動量で確実に上回り、流れを引き寄せたい。 今季も川崎は覇権争いの中心的存在だが、リーグ戦は3得点以上の試合がなく、4失点を2度喫するなど、昨季までの圧倒的な力は示せていない。清水は直近2試合で6得点と攻撃が機能していて、平岡監督は「チャンスも十分にあると思う。隙を突
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⚽J1清水 1万7千人にバンダナ提供
J1清水は7日のリーグ第12節川崎戦(アイスタ日本平)で、来場者の先着1万7千人にエンブレムなどがデザインされたオレンジ色のオリジナルバンダナをプレゼントする。チケットにはまだ余裕がある。
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⚽清水エスパルス前線4人 直近2戦6得点、得点力に明るい兆し
J1清水の得点力に明るい兆しが見えてきた。3日の湘南戦で今季最多の4ゴールを記録し、直近2試合で計6得点。特に、攻撃面での貢献が求められる2トップと両サイドMFの前線4人がそろってゴールを挙げているのは好材料だ。 リーグの約3分の1の11試合を消化し、清水の得点数は13。第3節横浜M戦から7試合複数得点なしと苦しみ、課題の一つとなっていたが、ここ2戦で結果が出た。 第10節広島戦ではFWチアゴサンタナに今季初を含む2ゴールが生まれた。開幕前のけがで出遅れたが、ルヴァン杯などで実戦を重ねてこの試合がリーグ初先発。「得点だけでなく動きも良かった」と見せ場をつくり、昨季のチーム得点王が本調子に
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⚽清水エスパルス4発 湘南に快勝、9戦ぶり白星 サッカーJ1
明治安田J1リーグは3日、各地で第11節の6試合が行われ、清水は4-1で湘南に快勝し、9試合ぶりの勝利を挙げた。 ①レモンS▽観衆12052人 清水 2勝6分け3敗(12) 4(3―0 1―1)1 湘南 1勝3分け7敗(6) ▽得点者【清】中山(2)鈴木唯(3)白崎(1)鈴木義(1)【湘】大岩(1) 【評】清水は攻撃がかみ合い、湘南に快勝した。 序盤は湘南の出足の良さに苦しんだが、前半32分にカウンターから中山が仕留めて先制。4分後に右CKから鈴木唯が味方のシュートのこぼれ球を蹴り込んで加点すると、2分後にも白崎が右クロスを合わせて3点のリードで折り返した。 後半5分にクロ
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J1リーグ第11節・清水(3日)
◇Jリーグ第11節(3日、レモンS) 清水(2勝6分け3敗) 4(3―0 1―1)1 湘南 ▽得点者【清】中山、鈴木唯、白崎、鈴木義【湘】大岩
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⚽湘南戦、複数得点を奪えるか【J1清水見どころ】
J1清水は3日、敵地で17位湘南と対戦する。8戦勝ちなしで16位にいる清水との勝ち点差は3。結果次第では順位が入れ替わり、降格圏に足を踏み入れる可能性のある負けられない一戦だ。 前節広島戦は追い付かれて引き分けたものの、8試合ぶりの複数得点と好材料を得られた試合でもあった。2点目は敵陣でのボール奪取からペナルティーエリア内に5選手が入り込み、仕留めた理想的なシーン。ゴールにつながるヘッドを放ったのが中盤の底から飛び出して絡んだMF宮本だったように、厚みのある攻撃が形になってきた。 湘南は今季のリーグ戦で複数得点がなく、清水が前節のように追加点を奪う展開に持ち込めば勝利の可能性はぐっと高ま
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⚽清水エスパルス 2度のリードも逃げ切れず、広島に2-2
明治安田J1リーグは29日、各地で第10節の残り6試合が行われ、清水は広島と2-2で引き分けた。 ①アイスタ▽観衆9765人 清水 1勝6分け3敗(9)2(1―0 1―2)2 広島 3勝5分け2敗(14) 【評】清水は2度のリードを守れず、広島と引き分けた。 序盤から試合の流れをつかみ、前半20分に山原の左クロスをチアゴサンタナが頭で合わせて先手を取った。その後も中山やチアゴサンタナが決定機を迎えた。 後半は広島に主導権を握られると、23分にクロスを中央で仕留められて同点とされた。2分後にチアゴサンタナがこぼれ球を蹴り込んで一歩前に出たが、35分にCKから押し込まれ、追い付かれた。
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J1リーグ第10節・清水(29日)
◇Jリーグ第10節(29日、アイスタ) 清水(1勝6分け3敗) 2(1―0 1―2)2 広島 ▽得点者【清】サンタナ2【広】森島、柏
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⚽広島戦 攻撃改善、8戦ぶり白星へ【J1清水見どころ】
J1清水は29日、ホームで8位広島を迎え撃つ。16位という自動降格圏手前の順位から脱出するためにも、まだ今季白星のない本拠地でリーグ8戦ぶりの勝利が欲しい。 主力級を並べて臨んだ23日のルヴァン杯名古屋戦に0-1で敗れ、公式戦2試合連続で無得点中。攻撃の組み立ては改善されてきたが、敵陣での崩しの工夫や精度には物足りなさが残る。平岡監督は今節への準備期間で「得点を奪うための練習を多めにやってきた」と話す。 広島は今季から取り組む攻守に積極的な戦いが浸透し始め、ここ4試合負けなしと手ごわい相手だ。ただ、3月のルヴァン杯対戦時には勝利している。MF原は「前線のターゲットをシンプルに使いながら、
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⚽J1清水エスパルス FWカルリーニョス、リーグ戦初出場へ着々
J1清水のFWカルリーニョス・ジュニオ(27)が今季リーグ戦初出場に向けて状態を上げている。昨季に負ったけがの影響で出遅れていたが、カップ戦や練習試合を重ねて実戦感覚が戻ってきた。リーグ戦7試合勝ちなしと苦境にいるチームの起爆剤として、背番号10の復帰に期待がかかる。 昨季に複数回にわたって右膝の内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、回復に向けて調整してきた。13日のルヴァン杯徳島戦で後半途中からピッチに立ち、今季公式戦初出場。「コンディションが良くなるよう、できるだけ走った」と24日のJ3松本との練習試合では45分間プレーした。 2月の来日前、最愛の母親を亡くした。傷心の助っ人に向けて、サ
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⚽J1清水 3期連続黒字確保 コロナ禍で収入伸び悩みも
J1清水の運営会社エスパルスは26日、第27期となる2021年度決算(21年2月~22年1月)を発表した。売上高は前期比3・9%減の43億6600万円。コロナ禍の影響が続く中で収入は伸び悩んだが、鈴与グループの支援を受けて純利益を1200万円として3期連続の黒字を確保した。 コロナ禍での2年目となった21年度の興行収入は4億3900万円。20年度比1億4400万円増となったが、年間を通じて観客の収容率に制限があったことからコロナ禍前の19年度(約7億円)の水準までは回復しなかった。リーグ戦のホーム試合平均入場者数は7455人だった。 広告収入は20年度比2・5%減の26億8300万円。2
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⚽清水エスパルス 攻めきれず零敗 Jルヴァン杯第5節
Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第5節は23日、8試合が行われ、D組の磐田はFC東京に2―1で競り勝った。B組の清水は名古屋に0―1で敗れた。 1次リーグB組▽観衆7688人 ②アイスタ(名古屋1勝1分け) 名古屋 2勝1分け2敗(7) 1(0―0 1―0)0 清水 1勝2分け2敗(5) ▽得点者【名】金崎(PK)(1) 【評】清水はPKによる失点で名古屋に逃げ切られた。 一進一退の展開から徐々に主導権を握ったが、敵陣を崩しきれず。前半39分にCKから鈴木義が放ったヘッドは相手GKの好守に阻まれた。 後半22分に相手のクロスが山原の手に当たってPKを与え、先制点
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⚽J1清水 ルヴァン杯第5節(23日)
◇Jリーグ ルヴァン杯第5節(23日、アイスタ) 名古屋 1(0―0 1―0)0 清水(1勝2分け2敗) ▽得点者【名】金崎
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⚽J1清水 新人山原、左SBで存在感 攻撃組み立てに貢献
J1清水の新人DF山原怜音(22)の存在感が試合を重ねるごとに高まっている。2日の鹿島戦から左サイドバックに定着し、リーグ戦4試合連続フル出場中。特長とする攻撃面で、今やチームに欠かせない戦力となりつつある。 サイドプレーヤーの山原は、開幕戦に左サイドハーフで先発。筑波大時代に主戦場としていたサイドバックのポジションは昨季の主力の原、片山に譲っていた。しかし、3月26日のルヴァン杯広島戦で片山をサイドハーフに移し、山原をサイドバックに置く平岡監督の起用がはまり、定位置が後方に変わった。 「止める、蹴る」の基本技術に優れるルーキーは、ポジションを下げたことでボールに絡む機会が増え、持ち味を
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⚽サッカー U-19代表候補に菊地(J1清水)ら
日本サッカー協会は21日、24~27日に千葉で行うU-19(19歳以下)日本代表候補合宿のメンバーを発表した。県勢はDF菊地脩太、FW千葉寛汰(ともにJ1清水)、MF古川陽介、藤原健介(ともにJ1磐田)が選ばれた。
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⚽30周年ユニホーム発表 J1清水エスパルス、初代デザイン踏襲
J1清水は20日、今季のクラブ創設30周年を記念して制作したユニホームを発表した。30周年記念マッチと題して7月2日に国立競技場で開催する横浜M戦を皮切りに、同月のリーグ戦全5試合で着用する。 1992年の初代ユニホームにあしらった地図柄を踏襲したデザイン。色はクラブ創設当初に使用していたマンダリンオレンジと、現在のオレンジを組み合わせた。5月10日から公式のオンラインストアで販売の先行予約を受け付ける。
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⚽今季2度目の練習一般公開 J1清水エスパルス
J1清水は20日、今季2度目となるトップチームの練習の一般公開を行った。1月の始動日以来となる練習見学に、約300人が詰め掛けた。 この日は2日間の休み明け。選手はランニングやフィジカルトレーニングで体をほぐした後、ミニゲームなどで次戦23日のルヴァン・カップ名古屋戦(アイスタ日本平)に向けて調整した。 メディア向けにも練習を全て公開するのは3月30日以来。故障からの復帰を目指しているMFヘナトアウグストやFWディサロが実戦形式のメニューをこなす姿が見られた。 ヘナトアウグストは「久々にサポーターの目の前で練習できてうれしい」と笑顔。けがを抱えていた左膝の回復状況は良好で「制限なく練習
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静岡・清沢小児童 権田選手とPK対決 J1清水交流事業
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの選手が19日、静岡市内の小学校を訪れ、児童と交流した。クラブを身近に感じてもらうことを目的とした事業の一環。 同市葵区の清沢小には権田修一選手(33)が訪問。全校児童22人とボールを使ってパス交換をしたり、ゴールキーパーのやりがいを尋ねる児童の質問などに答えたりした。 児童の代表とPK対決する時間も設け、至近距離のシュートを権田選手がキャッチすると、子どもたちからどよめきが起きた。シュートを放った6年生の森日順(ひより)さんは「エスパルスの選手は自分にとってすごい存在。うれしかった」と頬を緩めた。 清水船越小には加藤拓己選手(22)、川谷凪選
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⚽清水エスパルス 無得点ドロー、7戦勝てず J1リーグ第9節
明治安田J1リーグは17日、各地で第9節の残り6試合が行われ、清水は鳥栖と0―0で引き分けた。 ①駅スタ▽観衆7519人 鳥栖 2勝6分け1敗(12) 0(0―0 0―0)0 清水 1勝5分け3敗(8) 【評】清水は激しい攻防を繰り広げた鳥栖と引き分けた。 ボールを握り、両サイドを効果的に使う鳥栖の攻撃には集中した守備で対応。前半22分に鈴木唯、26分に中山が決定機を迎えて反撃したが、ネットを揺らせない。 後半は攻守が頻繁に入れ替わる展開となった。7分に鈴木唯がGKのパスをカットして無人のゴールを狙った絶好機は枠の外。35分に速攻から生まれたシュート機会はチアゴサンタナが仕留め
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J1リーグ第9節・清水(17日)
◇Jリーグ第9節(17日、駅スタ) 清水(1勝5分け3敗) 0(0―0 0―0)0 鳥栖
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⚽J1清水エスパルス 速攻や試合運びに活路 鳥栖戦見どころ
J1清水は17日、敵地で9位鳥栖と対戦する。リーグ前節G大阪戦は終了間際の失点で白星を逃し、6試合勝ちなし。苦い教訓は次につなげ、16位からの浮上を図りたい。 鳥栖は8試合を終えて失点数がリーグで2番目に少ない5。ボール保持を得意とし、試合を支配して守備機会を少なくする戦いが狙いのチームだ。平岡監督は「アグレッシブに来る」と印象を語り、相手の推進力の裏を突くカウンター攻撃や試合運びを鍵に挙げる。 前節で初先発し、初ゴールを記録したFWオセフンにも期待がかかる。ポストプレーに優れ、「(前線での自分の)タスクが減った。攻撃にバリエーションが出て好機が増えている」(MF鈴木唯)とチームに好影響
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⚽J1清水FW オセフン選手(20)【J's HERO】
6日の浦和戦で、高校生の頃から憧れていたJリーグのピッチに立つことができ、とても幸せな時間でした。続く10日はG大阪戦で初先発。初得点を決めることができましたが、引き分けで終わってしまい、悔しい気持ちでいっぱいでした。 フィジカルの強さで相手を圧倒し、ポストプレーやチャンスメーク、そしてゴールを決めることが私自身の強みだと思っています。チームの勝利のために、常に献身的なプレーを心掛けて試合に臨みます! player’s data 身長 193cm 体重 85kg 出身 韓国 年齢 23歳
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⚽清水が練習を一般公開 三保グラウンドで20日
J1清水は三保グラウンドで行う20日のトップチームの練習を一般に公開する。午前10時開始で、開場は午前9時半から。今季の一般公開は1月12日の始動日以来、2度目。
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⚽J1清水 若手活躍、チームに光 3年目の栗原、新人の川谷
13日のルヴァン・カップ徳島戦で4失点の完敗を喫したJ1清水だったが、試合終了間際に意地の1点をもたらしたのはFW栗原イブラヒムジュニア(20)、高卒新人MF川谷凪(18)の若手コンビだった。チームが苦しい戦いを続ける中、今後の成長が期待される2人の活躍は明るい材料となった。 徳島戦で栗原と川谷は後半35分にそろって出場した。45分、川谷が右サイドでパスを受けると、自慢のスピードで縦に仕掛けて敵陣深くからクロス。中央のスペースに入り込んだ栗原が右足を合わせてネットを揺らした。 栗原はプロ3年目で初ゴール。相手にリードを許した展開で笑顔はなかったが、「少ない時間で結果を出せたのはプラス」と
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⚽J1清水 DF山原がプロA契約
J1清水は14日、DF山原怜音(22)とプロA契約を結んだと発表した。大卒新人の山原は3月のリーグ第4節C大阪戦で、契約条件の通算出場時間450分に達していた。
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⚽国際GKの日 清水の権田、小中学生に講義
日本サッカー協会は14日、世界に通用するゴールキーパー(GK)の育成を目指した小中学生対象のオンラインイベントを開いた。日本代表の権田修一(33)=J1清水=が、自身の経験をGKの卵たちに伝えた。 権田はサッカーを始めた4歳から20歳までの道のりを紹介。初めて日の丸を背負って出場したU-17(17歳以下)アジア選手権で予選敗退し、悔しさから「もっとうまくなりたい」と向上意欲が高まったエピソードなどを語った。 子どもたちからの質問にも答え、キャッチングが上達する方法については「捕球しやすい自分の形を見つけ、練習を重ねてほしい」と呼び掛けた。 4月14日の「国際GKの日」に合わせた取り組み
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⚽J1清水 ルヴァン杯第4節(13日)
◇Jリーグ ルヴァン杯第4節(13日、鳴門大塚) 徳島 4(1―0 3―1)1 清水(1勝2分け1敗) ▽得点者【徳】杉森2、玄、児玉【清】栗原
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⚽ルヴァン杯 清水エスパルスとジュビロ磐田、13日に敵地戦
JリーグのYBCルヴァン・カップは13日、1次リーグ第4節8試合を行う。B組の清水は敵地で徳島と対戦。D組の磐田は敵地で福岡とぶつかる。 ■磐田は福岡の推進力を警戒 D組3位の磐田は3試合を終えて1勝1分け1敗。前節に1-0の完封で初勝利を挙げた4位福岡が相手だけに、1次リーグ突破に向けて勝ち点を積み上げたい。 リーグ戦前節の湘南戦から中2日の過密日程もあり、若手中心の布陣となりそうだ。福岡との対戦はリーグ開幕戦も含めて今季3試合目。伊藤監督は相手の持ち味の強度や推進力を警戒し「グループリーグ突破に重要なゲーム」と位置付ける。 司令塔役のボランチには、新外国人のMFドゥドゥ、リーグ
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⚽清水エスパルス 終了間際、白星こぼれる J1リーグ第8節
明治安田J1リーグは10日、各地で第8節の残り8試合が行われ、清水はG大阪と1―1で引き分けた。 ①アイスタ▽観衆12938人 清水 1勝4分け3敗(7) 1(0―0 1―1)1 G大阪 2勝4分け2敗(10) ▽得点者【清】オセフン(1)【G】小野瀬(3) 【評】清水は試合終了間際に追い付かれ、G大阪と引き分けた。 立ち上がりから積極的に前に出て試合の主導権を握った。最前線のオセフンにボールを集めながら厚みのある攻撃を仕掛けた。 後半12分、鈴木唯の右クロスをペナルティーエリア内でオセフンが仕留めて先制に成功した。その後も決定機をつくり出したが、決めきれず。すると後半の追加時
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J1リーグ第8節・清水(10日)
◇Jリーグ第8節(10日、アイスタ) 清水(1勝4分け3敗) 1(0―1 0―1)1 大阪 ▽得点者【清】オセフン【大】小野瀬
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⚽J1清水エスパルス、白崎とコロリが全治3~4週間 痛い主力2人の離脱
J1清水は9日、MF白崎凌兵(28)が左足ふくらはぎの肉離れ、MFベンジャミン・コロリ(29)が右足ふくらはぎの肉離れで、それぞれ全治3~4週間と診断されたと発表した。ともに2日のリーグ鹿島戦で負傷し、検査を行った。 白崎は鹿島戦までリーグ戦全6試合に先発。ベンジャミン・コロリは公式戦8試合に出場して2得点を挙げていた。チームにとっては痛い主力2人の離脱となる。
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⚽J1清水エスパルス G大阪戦で1万5千人にフラッグ提供
J1清水は10日のリーグ第8節G大阪戦(アイスタ日本平)で、来場者の先着1万5千人にエンブレムが中央にデザインされた紺色の応援旗をプレゼントする。エンブレムカラーの「ディープシーブルー」をテーマにした今月のホーム試合企画の一環。
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⚽清水ユースの高1 矢田2種登録 サッカー・トップチーム出場可
J1清水は9日までに、清水ユースのMF矢田龍之介(15)を2種登録したと発表した。今季のトップチームの公式戦に出場できる。 矢田は北海道出身で、高校入学に合わせて埼玉のクラブから今月、清水ユースに加わったばかり。U-16(16歳以下)日本代表候補のボランチで、高校1年での2種登録は異例の早さ。プレミアリーグでは2戦連続で先発フル出場している。
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⚽エスパルス G大阪戦、離脱者の代役に期待【J1清水見どころ】
J1清水は10日、ホームで9位G大阪を迎え撃つ。前節浦和戦は退場者を出した相手に対して消化不良のドロー。15位と居心地の良くない順位にいる中、本拠地で風向きを変えて5試合勝利のない停滞感を振り払えるか。 G大阪は7試合で失点数は清水より多い11と、守備は決して堅くない。期待がかかるのは、前節デビューしたFWオセフン。前線で起点となっていたMFベンジャミン・コロリがけがで離脱となったが、韓国人ストライカーの空中戦の強さも魅力。クロスやセットプレーの機会を増やし、ゴールに迫りたい。 ボランチで攻守に存在感を示していたMF白崎も欠くが、代わりに開幕前に右足を痛めて離脱していたMF松岡が回復。準
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⚽J1清水のFWオセフン「もっと良い姿見せられる」 浦和戦でデビュー、空中戦強さ発揮
J1清水の新加入FWオセフン(23)が6日のリーグ第7節浦和戦で初出場を果たした。約30分の限られた時間の中でも身長193センチの高さを生かして空中戦の強さを見せ、今後に期待を抱かせるデビューとなった。 韓国人助っ人は後半16分から2トップの一角として出番を得た。浦和に退場者が出て、数的優位に立った状況での投入。攻勢を強める味方が後方やサイドからパスを送り込む中、前線で相手DFとの競り合いに負けずボールをつないだ。43分にゴール前で右クロスを受けた場面はうまく合わせることができなかったが、迫力は感じさせた。 全体練習に加わってまだ2週間ほど。移籍で試合から遠ざかっていたこともあり「フィジ
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⚽清水エスパルス 浦和に同点止まり J1リーグ第7節
明治安田J1第7節最終日(6日・ベスト電器スタジアムほか=8試合)は、清水がヴァウドの同点ゴールで浦和と引き分けた。磐田は川崎に終盤に追い付かれドローに終わった。 ①埼玉▽観衆18757人 浦和 2勝3分け4敗(9) 1(1―0 0―1)1 清水 1勝3分け3敗(6) ▽得点者【浦】江坂(PK)(2)【清】ヴァウド(1) 【評】清水は数的優位を生かし切れず、浦和と引き分けた。 前半から浦和にボールを保持され、守勢に回った。前半15分にポスト直撃のシュートでゴールに迫られると、31分にはGK権田が相手FWを倒してPKの判定。江坂に決められて先制を許した。 後半8分に退場で相手が10人
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J1リーグ第7節・清水(6日)
◇Jリーグ第7節(6日、埼玉) 浦和 1(1―0 0―1)1 清水(1勝3分け3敗) 【浦】江坂【清】ヴァウド
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⚽鹿島の選手から侮辱発言 J1清水エスパルス発表、2日の試合
J1清水は5日、2日のリーグ第6節鹿島戦で、鹿島の選手から清水の選手に対して侮辱的と解釈されかねない発言があったと発表した。すでに両クラブ間で事実を認め、いかなる侮辱的な発言も容認しないことを確認した。発言を巡っては清水のGK権田が試合後の取材対応で、清水の外国人選手が試合中に相手選手から侮辱的な言葉を受けたと指摘していた。
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⚽エスパルス 浦和戦、粘り強く守り勝機探る【J1清水見どころ】
J1清水は6日、敵地で7位浦和と対戦する。前節鹿島戦で逆転負けし、4試合勝ちなしで16位に後退。「このままずるずるといってしまうのは良くない」とMF鈴木唯は危機感をにじませる。 鹿島戦では終盤に2失点。今季の公式戦9試合で1失点以下では2勝4分けと黒星がないのに対し、複数失点した3戦は全て敗れている。クロスから喫した鹿島戦の失点の形については「(練習で)確認してきた」と平岡監督。修正を図り、粘り強い守りから勝機を見いだしたい。 攻撃面では「自分たちが意図してボールを動かすことはできてきた」と前節で先制点をアシストしたDF山原は前向きな要素を口にする。浦和は今季リーグ戦8試合で無失点は1試
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⚽清水エスパルス 鹿島に逆転負け J1リーグ第6節
明治安田J1リーグは2日、各地で第6節の残り8試合が行われ、清水は鹿島に1-2で逆転負けした。 ①カシマ▽観衆11037人 鹿島 5勝1敗(15) 2(0―0 2―1)1 清水 1勝2分け3敗(5) ▽得点者【鹿】鈴木(3)上田(4)【清】コロリ(1) 【評】清水は鹿島の攻勢に耐えきれず、逆転負けした。 前半から自陣に押し込まれる時間が長い展開。セットプレーを与える回数も多くなったが、粘り強く守った。前半23分にはCKから原が決定機を迎えたが、枠を外した。 後半25分に試合が動き、左クロスをベンジャミン・コロリが頭で沈めて先制。しかし8分後にゴール前でヘディングシュートを許
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⚽強豪相手「楽しみ」「隙はある」 W杯組み合わせ静岡県内反応
「強豪国との対戦は楽しみ」「隙はある」-。11月に開幕するサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグの組み合わせ決定を受けて2日、4年に1度の祭典を待ちわびる県内関係者からはさまざまな声が上がった。 3月まで行われたアジア最終予選で正GKとして本大会出場に貢献した清水エスパルスの権田修一選手(33)は「抜けられるグループに入って突破しても日本サッカーは盛り上がらない」と強豪のドイツ、スペインとの対戦を歓迎する。 2010年南アフリカ大会で日本代表コーチを務めた大熊清氏(57)=清水エスパルスゼネラルマネジャー=は、1次リーグを突破して16強入りした当時の経験を踏まえ、「初戦はど
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J1リーグ第6節・清水(2日)
◇Jリーグ第6節(2日、カシマ) 鹿島 2(0―0 2―1)1 清水(1勝2分け3敗) ▽得点者 【鹿】鈴木、上田【清】ベンジャミン
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⚽エスパルス 敵地で鹿島戦 過密日程の初戦、正念場【J1清水見どころ】
J1清水は2日、敵地で3位鹿島と対戦する。リーグ戦で3試合勝利がない14位清水にとって、3連勝中と波に乗る難敵との正念場の戦い。9日間で3試合をこなす過密日程の初戦であることも踏まえ、状況を好転させる結果が欲しい。 鹿島はリーグ戦5試合で計5得点を挙げている上田、鈴木の2トップが強力。得点パターンが豊富な2人を自由にさせない守備対応は欠かせない。リーグ戦フル出場を続けるDF鈴木義は「1対1で負けないこと」と自身の役割を見据える。 公式戦5試合ぶりの白星となった3月26日のルヴァン杯広島戦では、ここまで苦しんでいた攻撃の組み立てに改善の兆しが見られた。自陣でボールを失わず、敵陣にスムーズに
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シズラに背番号432 J1清水エスパルス、特大ユニホーム贈呈
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは30日、静岡市清水区の広報キャラクター「シズラ」に公式背番号「432」を贈った。シズラは今後、背番号入りのユニホームを身に着けて清水区のPRに努める。 432は「しみず」の語呂合わせから。コロナ禍による閉塞(へいそく)感が続く中、区を盛り上げられる企画として市がエスパルスに提案し、実現した。 同区のエスパルス本社で背番号の認定式を行った。シズラの体形に合わせた特大のユニホームも披露した。エスパルスの大榎克己クラブリレーションズオフィサーは「エスパルスと地域の発展のために活躍してほしい」と期待し、堀池明区長は「かわいがってもらい、背番号が認知され
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サッカー場計画前向き エネオス、静岡市長に意向 清水区遊休地
静岡市内に新たなサッカースタジアムを建設する構想を巡り、石油元売りのENEOS(エネオス)がJR清水駅近くに所有する遊休地への整備計画に前向きな姿勢を示していることが30日、関係者への取材で分かった。エネオスの大田勝幸社長が同日、市役所静岡庁舎で田辺信宏市長と面会し、意向を伝えた。 清水区袖師地区にある同社清水油槽所の遊休地は交通アクセスが良く、地元住民などからスタジアム建設地として期待する声が上がっている。市は2022年度中にスタジアムの候補地を決める方針で、6月にも官民でつくる検討委員会を立ち上げて選定作業を本格化させる。 市とエネオスは昨年7月に次世代型エネルギー推進と地域づくりに
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⚽J1清水 熱帯びるサイドハーフ争い 西沢/中山/片山/後藤
J1清水の中盤両サイドの定位置争いが熱を帯び始めている。27日のエリートリーグ名古屋戦でけがから復帰のMF西沢が今季初実戦に臨み、主力に定着しきれていないMF中山は2得点で猛アピール。26日のルヴァン杯広島戦ではDFが本職の片山の右サイドハーフ起用で攻撃が機能したこともあり、競争に拍車がかかっている。 西沢は昨年のリーグ最終節以来の実戦。左右のサイドハーフで45分間出場し、「思ったよりも動けた」と表情は明るい。昨年4月の試合中に右手にボールが強く当たり、負傷。年末に手術し、右手根不安定症で全治4カ月と診断された。しばらくは保護具を着けてプレーするが、ピッチに戻るまで回復したことに「目の前は
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⚽Jルヴァン杯 清水エスパルス、1次リーグ初勝利 広島に2-1
Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第3節は26日、7試合を行った。B組は清水が広島を下し、初勝利を挙げた。 1次リーグB組▽観衆2082人 ①Eスタ 清水(1勝2分け) 2(2―0 0―1)1 広島 ▽得点者【清】コロリ、原【広】住吉 【評】清水は前半に2点を先行し、広島の反撃をしのいで逃げ切った。 前半20分、白崎の縦パスを最前線で受けたベンジャミン・コロリが相手DFの寄せをかわしてミドルシュートを突き刺し、先制。38分にはFKからゴール前のこぼれ球を原が蹴り込んだ。 試合の主導権を相手に握られる中、後半18分にCKからヘディングシュートを許し、失点。その後も自陣深
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Jリーグ ルヴァン杯第3節・清水(26日)
◇Jリーグ ルヴァン杯第3節(26日、Eスタ) 清水(1勝2分け) 2(2―0 0―1)1 広島 ▽得点者【清】コロリ、原【広】住吉
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清水/広島の守備かわせるか 磐田/福岡たたいて初勝利を ⚽ルヴァン杯第3節見どころ
JリーグのYBCルヴァン・カップは26日、1次リーグ第3節7試合を行う。B組の清水は敵地で広島と対戦。D組の磐田はホームで福岡を迎え撃つ。 ⚽⚽⚽ ここまで2分けの清水が臨むのは、2勝でB組首位に立つ広島。1次リーグ突破のためには勝ち点をつかんで背中を追いたい。 リーグ戦との間隔が前後1週間と余裕がある日程での試合。平岡監督は主力組に加え、リーグ戦に絡んでいない若手にも「チャンスはある」と起用を示唆する。 勝敗の鍵を握りそうなのは攻撃力。広島は積極的な守備が今季の特徴で、相手のプレスをかわしてゴールに迫れるかは注目点の一つだ。攻撃参加を持ち味とするDF山原は「サイドからボールを入れる
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乳児もアイスタへ ケアルーム好評 授乳、おむつ替え快適に
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは今季から、本拠地のIAIスタジアム日本平(静岡市清水区)に授乳やおむつ替えなどができるベビーケアルームを設置している。観客の観戦環境向上を目指したクラブの取り組みの一環。 ベビーケアルームは高さ1・9メートル、幅0・9メートル、奥行き1・2メートル。内部で座って授乳できるほか、背もたれ部分を倒しておむつ替えの台としても利用できる。組み立て式で、試合時にスタジアム正面玄関脇に設ける。 同スタジアムには常設の授乳室があるものの清水サポーターが主に陣取るスタンドからは距離があり、利便性に関して要望が寄せられていた。 すでに本拠地で開催された4試合
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⚽GK権田(清水) 5戦連続完封に貢献 日本代表W杯決定
守護神はこの日も相手にゴールを割らせなかった。権田(清水)が最終予選の連続先発を9試合に伸ばし、安定したプレーでチーム5戦連続となる完封勝利に貢献した。「本当にほっとした」と試合後に笑みをこぼした。 遠めからでも積極的にゴールを狙うオーストラリアに対し、確実性のあるプレーで対応。正面を突いたボールは懐に収め、FKから強烈なシュートを浴びた後半1分の場面では、最後まで球筋を見てはじいた。 「代表は自分を成長させてくれる場。代表活動がなかったらこんなに成長しようとは思わなかったかもしれない」と話す。正GKとして最終予選突破の大仕事を果たし、自身2度目となるW杯メンバー入りを目指す。
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⚽J1清水 新加入FWオセフン「チームを勝たせる選手に」
J1清水は23日、韓国Kリーグ1部蔚山現代から完全移籍で獲得した韓国人FWオセフン(23)の加入会見をオンラインで行った。韓国で世代別代表に選出されてきた有望株は「犠牲心や献身性を表現し、チームを勝たせる選手になる」と意気込みを語った。 身長193センチと高さのある左利きのストライカー。韓国代表としてU-17(17歳以下)とU-20(20歳以下)のワールドカップ(W杯)に出場し、得点も挙げている。ポストプレーは武器の一つだ。 「清水が一番自分を欲してくれた」と初の海外移籍を決意。U-18(18歳以下)代表で日本と対戦した際、個々の技術の高さを感じて憧れを抱いていたという。 同日からチー
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⚽J1清水 故障離脱の選手、続々回復 ホナウドと新人の加藤、ルヴァン杯にも意欲
J1清水で故障離脱していた選手が続々とピッチに戻っている。19日のリーグ戦で2選手が今季初出場したのに続き、20日のJ3沼津との練習試合ではブラジル人MFホナウド(25)と大卒新人FW加藤拓己(22)が実戦復帰。26日のルヴァン・カップ広島戦(Eスタ)の出場にも意欲を示し、出遅れの挽回を期している。 ホナウドは練習試合にボランチで30分間出場。後方からの配球で攻撃のリズムを作った。実戦はプレー中に腰を痛めた2月の練習試合の磐田戦以来。昨年から不安のあった腰痛が再発した格好となったが、治療を経て「痛みなくできた」と穏やかな表情を浮かべる。 昨年7月にブラジル1部のクラブから加入し、11試合
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⚽清水エスパルス 粘り強い守りで連敗阻止 J1リーグ第5節
明治安田J1リーグは19日、各地で第5節の7試合が行われ、清水は神戸と0―0で引き分けた。 ①アイスタ▽観衆13106人 清水 1勝2分け2敗(5) 0(0―0 0―0)0 神戸 4分け3敗(4) 【評】清水は粘り強い守りで無失点にしのぎ、神戸と引き分けた。 ボールを保持する神戸の戦いに、献身的な守備で対抗。大迫を中心とした相手の攻撃陣に度々ゴールを脅かされたが、集中を切らさない対応やGK権田の好守で防いだ。 前線を中心に反撃も繰り出した。前半23分には鈴木唯が原のスルーパスに抜け出してシュート。後半19分にはテンポの良いパスワークから後藤が絶好機を迎えたが、相手GKに阻ま
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⚽J1清水MF 高橋大悟選手(37)【J's HERO】
エスパルスに入団して1、2年目は苦しい思いをたくさんしてきました。3月12日のセレッソ大阪戦でJ1に初出場しました。入団した時からアイスタのピッチに立つことを目標にしてきたので、ピッチからの景色を見て非常に感慨深い思いがしました。 この試合でJ1初ゴールを決めることができましたが、チームが勝てなかったので満足することなく、全てに対し、もっと貪欲に取り組んでいきたいです。 player’s data 身長 164cm 体重 58kg 出身 鹿児島県 年齢 22歳
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J1リーグ第5節・清水(19日)
◇Jリーグ第5節(19日、アイスタ) 清水(1勝2分け2敗)0(0―0 0―0)0 神戸
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⚽ホームで神戸戦 守備修正、浮上契機に【J1清水見どころ】
J1清水は19日、ホームで17位神戸を迎え撃つ。清水は前節で連敗を喫し、14位に後退した。開幕から6戦未勝利と調子の上がらない相手をたたき、浮上の契機としたい。 前節C大阪戦で3失点し、懸案は守備面。神戸戦に向けた練習の中では約束事の確認に時間を割き、修正を図ってきた。MF白崎は「チーム全体で危ない部分を繊細に感じ取ることが大事」と意識の面にも目を向ける。 13日に行われたエリートリーグ湘南戦では、調整やけがで出遅れていたDFヴァウド、FW後藤が実戦復帰した。状態に問題はなく、今節のメンバー入りもありそう。攻守両面に課題のあるチーム事情の中、選手層に厚みが増す好材料だ。 神戸は15日の
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⚽J1清水 1万8千人にポンチョ提供 19日の神戸戦
J1清水は19日のリーグ第5節神戸戦(アイスタ日本平)で、来場者の先着1万8千人にオリジナルのポンチョをプレゼントする。試合はまん延防止等重点措置に伴い、観客の上限は2万人。座席にはまだ空きがある。
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⚽J1清水 神谷優太、新たな攻撃の核に 非凡なセンスと技術
J1清水の新加入MF神谷優太(24)が、リーグ連敗中のチームの中でも存在感を放っている。12日のC大阪戦で唯一の得点をアシストするなど、ここまでチームが公式戦6試合で挙げた5得点中4得点に絡む活躍。非凡なテクニックとセンスを随所に見せ、攻撃の核となりつつある。 J1柏から今季加わり、リーグ戦全4試合に2トップの一角やサイドハーフで先発。第2節磐田戦で2得点をお膳立てすると、2日のルヴァン杯徳島戦では途中出場から「自分の武器」というFKでネットを揺らした。C大阪戦のアシストも守備対応する相手の意表を突く絶妙のスルーパスだった。 最大の魅力は足元の技術の高さ。ボールを収めれば簡単には失わず、
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⚽清水が大勝 湘南に8-1 Jリーグのエリートリーグ開幕
21歳以下の若手選手の出場機会確保などを目的としたJリーグのエリートリーグが13日、開幕した。清水は三保グラウンドで湘南と対戦し、8-1で大勝した。 清水、湘南ともに控え組中心のメンバーで構成。先制を許した清水は前半24分にCKからDFヴァウドの得点で同点に追い付くと、後半はゴールラッシュ。20歳のFW栗原、18歳のFW千葉がそれぞれ2得点を挙げ、けがから復帰のFW後藤も2得点でアピールした。後半から投入されて1ゴール3アシストの活躍を見せた18歳のMF川谷は「自信になる」とうなずいた。 今季のエリートリーグはJ1からJ3の計20クラブが参加。4組に分かれて12月まで総当たり2回戦制のリ
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⚽清水エスパルス 今季初の連敗 C大阪に1ー3 J1第4節
明治安田J1第4節第2日は12日、7試合を行い、清水はC大阪に1―3で敗れた。 ①アイスタ 清水 1勝1分け2敗(4) 1(0―1 1―2)3 C大阪 1勝2分け1敗(5) ▽得点者【清】高橋【C】オウンゴール、奥埜、上門 【評】清水は今季最多の3失点でC大阪に屈した。 膠着(こうちゃく)状態の中から前半45分にオウンゴールで失点。後半9分に高橋が好機を仕留めて試合を振り出しに戻したが、3分後に勝ち越しを許した。38分には逆襲からとどめを刺された。 ボールを保持する時間もあったが、連動した攻撃を繰り出せずに前半の決定機はわずか。高橋の得点で勢いは出たものの、その後の絶好機をコロリ
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J1リーグ第4節・清水(12日)
◇Jリーグ第4節(12日、アイスタ) 清水(1勝1分け2敗) 1(0―1 1―2)3 C大阪 ▽得点者【清】高橋【C】オウンゴール、奥埜、上門
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⚽J1清水 4年ぶり復帰の白崎 攻守で献身、総走行距離最多
今季、4年ぶりにJ1清水に復帰したMF白崎凌兵(28)の献身が光っている。リーグ戦全3試合にフル出場し、いずれもチーム最多の総走行距離を記録。心臓部のボランチに入り、攻守両面でチームを支えている。 1試合の総走行距離はポジションによって差はあるものの、11キロ前後が平均的。白崎は開幕戦、第2節と12キロ台を記録。6日の第3節横浜M戦では今季のJ1選手で3位に入る13・23キロを走った。両チームを通じて誰よりもピッチを駆け回り、平岡監督が求めるハードワークを体現する。 本人は「運動量は元々多い方。ボールを触るために走るのは当たり前」と涼しい顔で話す。ただ、突出した数字を毎回残すのは自分自身
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⚽C大阪戦 積極性出し連敗阻止へ【J1清水見どころ】
J1清水は12日、ホームでC大阪と対戦する。前節横浜M戦で今季リーグ初黒星を喫し、9位に順位を落とした。MF白崎が「上を目指すチームは連敗をしてはいけない」と言うように、ここが踏ん張りどころだ。 横浜M戦は終始受け身の展開で、完敗。相手の素早いプレスに得意のカウンターを封じられ、流れを引き寄せられなかった。修正点として選手から語られたのは、パス回しの工夫やプレー強度。平岡監督は「自信を持ってアグレッシブにやることが大事」と攻守両面での積極性を求める。 C大阪はルヴァン杯で2勝しているものの、リーグ戦は2分け1敗の17位とまだ勝利がない。中盤に入る元日本代表MF清武が攻撃のタクトを振る。古
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⚽J1清水 ヘナトアウグストが合流 左膝治療
左膝の治療のため来日が遅れていたJ1清水のMFヘナトアウグスト(30)が9日、チームに合流した。別メニューで体を動かし、「痛みのレベルは回復に向かっている」と明るい表情を見せた。 ヘナトは昨季、リーグ戦3試合に出場した後、左膝関節軟骨損傷で離脱。ブラジルや日本で治療を続けたが、実戦復帰できずにシーズンを終えていた。 来日前は膝の痛みの除去や室内でのトレーニングに取り組んできたという。「まだ痛みを感じる動きもあるが、昨年のような痛みとは違う。早く復帰したいが、焦らず大事に進めたい」と語った。 これでまだチームに合流していないのは、2月に獲得を発表した韓国人FWオセフン(23)のみになった
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⚽清水エスパルス 横浜Mに完敗 J1リーグ第3節
明治安田J1リーグは6日、各地で第3節の残り8試合が行われ、清水は横浜Mに0-2で敗れた。 ①日産ス▽観衆14752人 横浜M 3勝1分け1敗(10)2(2―0 0―0)0 清水 1勝1分け1敗(4) ▽得点者【M】小池龍(1)吉尾(1) 【評】清水は横浜Mに終始主導権を握られ、完敗した。 序盤から一方的に押し込まれ、前半32分にゴール前の中央左寄りから蹴り込まれて失点。43分には自陣深くでのパス回しを狙われ、2点目を失った。 ファウルの判定で取り消されたものの、後半13分にもネットを揺らされるなど相手の決定機が続いた。流れを変えようと交代カードを積極的に切ったが反撃は迫力を欠い
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J1リーグ第3節・清水(6日)
◇Jリーグ第3節(6日、日産スタジアム) 横浜 2(2―0 0―0)0 清水(1勝1分け1敗) ▽得点者【横】小池、吉尾
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⚽横浜M戦、今季4戦無敗の真価試される【J1清水見どころ】
J1清水は6日、敵地で横浜Mと対戦する。1勝1分けで暫定5位の清水はルヴァン・カップを含めると開幕から4戦無敗。平岡監督が指揮を執った昨季終盤から8試合負けなしが続く。現在2位の難敵が相手の今節はその真価が試される。 リーグ前節磐田戦の2得点が象徴するように、清水はここまでカウンター攻撃が最大の武器になっている。最終ラインを高く設定する攻撃的な横浜Mにも逆襲は効果的。2トップの一角で先発が濃厚の鈴木唯は「(シュートへの)最後のシーンに顔を出すことが大事。結果にこだわる」と話す。自身にとっても開幕から3戦連発のクラブタイ記録が懸かった力の入る一戦だ。 横浜Mは開幕戦でセットプレーから2失点
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⚽MF鈴木唯、開幕3戦連発挑む J1清水エスパルス
J1清水のMF鈴木唯人(20)が、6日の横浜M戦でクラブタイ記録となる開幕からのリーグ3戦連続ゴールを狙う。前節磐田戦で、1996年の沢登正朗氏(現清水ユース監督)の開幕2戦連発に並んだ。森保一日本代表監督も期待する有望株が、過去に4人の外国籍選手しか達成していない記録に挑む。 推進力のあるドリブルやボールを扱う技術には元々定評があったが、プロ入りからの2年間で足りなかったのは決定力だった。それが開幕の札幌戦、磐田戦と落ち着いて好機を仕留めて2得点。成長ぶりを見せている。 熱視線は代表の指揮官からも注がれる。森保監督は「ゴールにこだわって貪欲にプレーしている」とJリーグでの活躍を評価する
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⚽ルヴァン杯第2節展望 清水エスパルス/取りこぼし避けたい ジュビロ磐田/新人2人出場なるか
JリーグのYBCルヴァン・カップは2日、1次リーグ第2節8試合を行う。初戦で名古屋と引き分けたB組の清水は、徳島とホームで対戦。相手チームに新型コロナウイルス感染者が出て第1節の試合が中止となったD組の磐田は、ホームで湘南を迎え撃つ。 清水が戦う徳島はJ2に再降格し、主力の多くが抜けて今季を迎えている。第1節は広島に0-3と完敗。清水にとっては1次リーグ突破に向けて、勝ち点の取りこぼしを避けたい相手だ。 平岡監督はリーグ戦から先発8人を入れ替えた第1節の名古屋戦の出場選手に対し「もっとやれると思っている」と奮起を促す。今節も名古屋戦に近いメンバー構成が見込まれる中、右サイドバックの岸本は
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パルちゃんの婚姻届配布 J1清水創設30年記念 静岡市、3月1日から
静岡市を本拠地とするサッカーJ1清水エスパルスの創設30周年を記念し、静岡市は1日から、クラブのマスコットキャラクター「パルちゃん」「ピカルちゃん」のイラストをあしらった婚姻届の配布を始める。 エスパルスのクラブカラーのオレンジ色を基調とし、サッカーボールを蹴るパルちゃんと手を振るピカルちゃんなどのイラストが描かれている。 葵、駿河、清水各区の戸籍住民課で希望者に配布するほか、エスパルスの公式ホームページからもダウンロードできる。市スポーツ交流課の担当者は「30周年を機によりエスパルスを身近に感じてもらえれば。市とエスパルスの連携も一層強めていきたい」と期待を込めた。
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⚽3季ぶり静岡ダービー 清水2発、磐田に快勝 J1第2節
3季ぶりに磐田と清水が対戦したJ1リーグ第2節の静岡ダービーは26日、エコパスタジアムで行われ、清水が2-1で磐田を下した。清水が鈴木唯人の得点で先手を取り、磐田が鈴木雄斗の巧みなシュートで追い付き、同点で折り返した。後半、清水の中山克広が勝ち越しゴールを決めると、磐田は立て続けに2人が警告で退場。清水がそのまま逃げ切り、リーグ戦1000試合目の節目を勝利で飾った。 【評】後半にたたみかけた清水が、磐田を2―1で下した。 清水は前半9分、速攻から神谷のパスに抜け出した鈴木唯がGKとの1対1を決めて先制した。その後は磐田がボールを握り、23分に大井の縦パスを受けた鈴木が同点ゴールを決め
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清水・中山殊勲弾 瞬く間の高速カウンター ⚽静岡ダービー
勝負を決める清水の一撃が生まれたのは、1-1で迎えた後半22分だった。自陣で磐田のクロスに対応したDF鈴木義の縦パスを合図に、MF神谷、MF鈴木唯が駆け出す。2人を経由し、中央左寄りからMF中山がゴール右隅を射抜いた。瞬く間の高速カウンター。ネットが揺れると、ゴール裏に陣取った味方サポーターが歓喜に沸いた。 中山は後半6分に右サイドハーフで投入されたが、相手の鈴木を止めるため平岡監督が途中で左サイドへの移動を指示していた。主戦場ではない位置でも「中へのカットインのイメージはできていた」。内寄りにボールを置き、右足から放ったシュートは鮮やかな弧を描いてゴール枠に吸い込まれた。 札幌との開幕
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清水・鈴木唯先制弾 リーグ2戦連発 ⚽静岡ダービー
日本代表に選出された20歳のアタッカーの勢いが止まらない。清水のMF鈴木唯が先制弾を挙げ、開幕からリーグ2戦連発。その後も推進力のあるドリブルで好機に次々と絡んだ。「もっとチームを助けられるプレーをしたい」と伸び盛りは貪欲だ。 前半9分、自陣でボール奪取に成功した味方が相手DFの背後を突くパスを送った。最前線で反応した鈴木唯はハーフウエーライン付近でボールを受け、ぐんぐんと加速。最後は1対1となった相手GKの動きを見ながら冷静に蹴り込んだ。 これでリーグでの得点数は早くも昨季に並んだ。「自分はこれぐらいできる、というのをもっと見せないといけない」と発する言葉は頼もしい。平岡監督は「2点目
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清水・立田 J1通算100試合出場 ⚽静岡ダービー
清水のDF立田が磐田戦でJ1リーグ通算100試合出場を達成した。戦前に「良い形で記録を祝えれば」と語っていた自らの節目を勝利で飾った。 センターバックで先発し、フル出場。対峙(たいじ)した相手FWの杉本、ジャーメインとの競り合いで強さを見せ、DF鈴木義とのコンビで最終ラインも統率した。 プロ6年目での到達は「相当つまずいた印象」と苦笑いする。2年目から順調に出場試合数を伸ばしていたものの、昨季は18試合にとどまり東京五輪代表入りを逃した。強い決意で今季に臨む中での達成となった。
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待ちに待ったファン、エコパで熱く ⚽静岡ダービー
サッカー王国を象徴する伝統の「静岡ダービー」が復活した。サッカーJ1のジュビロ磐田と清水エスパルスが26日、3季ぶりに激突した。「3年間待ちに待った」「楽しみで夜も寝られなかった」。新型コロナウイルス対策による収容上限に迫る1万9130人のサポーターが、エコパスタジアム(袋井市)をサックスブルーとオレンジに染めた。 磐田が2019年以来のJ1復帰を果たし、久々に実現した一戦。ファンは試合開始の2時間以上前から長蛇の列をつくった。家族全員で清水を応援する静岡市葵区の会社員石田直也さん(47)は「久しぶりの対戦。きょうばかりは引き分けでもいいかな」と感慨深げ。千葉市から来場した会社員植松美子さ
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J1リーグ第2節・静岡ダービー(26日)
◇J1リーグ第2節(26日、エコパスタジアム) 清水(1勝1分け) 2(1―1 1―0)1 磐田(1敗1分け) ▽得点者【清】鈴木唯、中山【磐】鈴木雄
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⚽得点力が鍵、静岡ダービー試合展望 ジュビロ磐田/清水エスパルス
3季ぶりに再開する静岡ダービー初戦を制するのはどちらか。J1清水と磐田が26日、エコパスタジアムで対戦する。キックオフは午後1時半。両チームは25日、序盤戦の大一番に向けて最終調整を行った。 リーグ戦の対戦成績はホームの磐田が25勝6分け19敗と勝ち越しているが、直近10試合(カップ戦、天皇杯全日本選手権を含む)では清水の6勝3敗1分けと分がいい。ともに開幕戦を引き分けているだけに勝ち点3が欲しいところだ。 磐田は福岡との開幕戦で途中出場したFWジャーメインが終了間際にゴールを決めて引き分けに持ち込んだが、先発したFW杉本、ファビアンゴンザレスが無得点に終わり、FWの決定力が求められる。
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⚽沢登/中山 静岡ダービーへレジェンドも火花
3季ぶりに実現するJ1清水と磐田がぶつかる静岡ダービーが26日にエコパスタジアムで行われるのを前に、両クラブOBで、清水の沢登正朗ユース監督と磐田の中山雅史コーチが、これまでのダービーを振り返りながら指導者として若手への期待を語った。 ■町盛り上がり 闘志湧く 清水 沢登ユース監督 沢登ユース監督は現役時代の磐田との戦いを「全然勝てなかったし、悔しい思いしかない。苦手意識は少なからずあった」と振り返る。清水が最もリーグ王者に近づいた1999年。チャンピオンシップ第2戦で勝利して星を五分に戻し、PK戦に持ち込んだものの、最後は涙をのんだ。 だからこそ、宿敵を破った試合ははっきりと記憶す
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⚽清水エスパルス、オセフン獲得 韓国年代別代表 U-20W杯も経験
J1清水は24日、韓国Kリーグ1部蔚山現代の韓国人FWオセフン(23)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は20。 オセフンは韓国の年代別代表の常連で、U-17(17歳以下)やU-20(20歳以下)のワールドカップ(W杯)にも出場経験のある左利きのストライカー。193センチの高さを生かしたポストプレーに期待がかかる。 クラブを通じて「エスパルスで活躍した安貞桓、チョジェジン先輩たちの後を継ぐ大型ストライカーとして成長したい」とコメントした。 新型コロナウイルス対策により制限されている外国人の新規入国が認められ次第、来日する予定。メディカルチェックを経てチームに合流する。清水の外国籍選
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⚽3季ぶり静岡ダービー 見どころは【SBSアナウンサー対談㊦】
山﨑加奈 それぞれ今季のチームの特徴は? 大石岳志 磐田は伊藤彰新監督が就任し、メンバーも昨季から少し入れ替わりました。伊藤監督が甲府の監督時代にも用いていた攻守で布陣を変える可変システムを落とし込み、昨季よりもチームとして戦術的に動いていくんじゃないかな。 岡村久則 清水は平岡宏章監督が続投。清水ユースを指導していた当時の教え子たちが今、トップチームに在籍しています。選手を鼓舞しチームに一体感をもたらす手腕に優れている監督です。。今季は「攻撃力を高め、ボールを保持するサッカー」を掲げてチームづくりをしてきました。 山﨑 磐田は昨季J2得点王のルキアン選手がJ1福岡に移籍しましたね。 大石
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しぶとく守りドロー発進 ⚽J1清水 ルヴァン杯1次リーグ第1節
試合終了のホイッスルとともに、献身的にピッチを駆け回った清水のMF宮本やMF成岡が膝に手をつく。リーグ開幕戦から先発8人が入れ替わったフレッシュなイレブンは労を惜しまず、前年覇者の名古屋に対抗した。迫力ある攻撃にさらされてもしぶとく耐え、勝ち点1をつかんだ。 先発の平均年齢は、同じくリーグ戦から大幅に選手を入れ替えた相手を5歳下回った。前線から積極的にボールを奪いに出て、押し込まれれば自陣で体を張る。途中出場した選手も足を止めず、GK大久保は「チームで声を掛け合いながら90分間戦うことができた」と振り返る。 果敢な守備で回収したボールを鋭い攻めに展開するのが狙いだったが、ミスが目立ち、組
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⚽J1清水、名古屋と引き分け ルヴァン杯1次リーグ第1節
Jリーグ・YBCルヴァン・カップは23日、各地で1次リーグ第1節の6試合が行われ、B組の清水は前回優勝の名古屋と0-0で引き分けた。FC東京-磐田、大分-鹿島は新型コロナウイルスの影響で開催されなかった。 【評】清水は粘り強く守り、名古屋と引き分けた。 序盤はミスが目立ち、相手に主導権を渡した。自陣で耐えながら徐々に攻撃のテンポを上げたが、組み立てに精度を欠いた。 後半は積極的に選手交代をし、32分に途中出場の神谷が決定機を迎えたが、阻まれた。反対に36分の自陣ゴール前でのピンチでは、GK大久保が好守で防いだ。相手に球を保持される時間も長かったが、集中力を切らさず無失点で締めた。
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⚽静岡ダービー名物 ダブル実況とは【SBSアナウンサー対談㊥】
山﨑加奈 SBSラジオの「ダブル実況」。どういうスタイルか改めて教えてください。 大石岳志 解説者と実況アナで進めるのがサッカー中継の基本ですが、ダブル実況は2人のアナウンサーがそれぞれの担当チームを応援しながら実況します。自分の担当チームがボールを持っている時だけしゃべり、ボールが相手に渡ったら黙るというのがルール。解説者はいません。 岡村久則 今回は磐田を大石アナが、清水を私が担当します。 山﨑 SBS名物で、全国を見てもあまり聞いたことがない形ですよね。 大石 1996年11月9日の静岡ダービーで誕生しました。先輩アナウンサーがダービーを盛り上げる企画をと思い付き、その先輩と私で初めて
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⚽ルヴァン・カップ開幕 J1清水エスパルス、敵地で名古屋戦
JリーグのYBCルヴァン・カップが23日に開幕し、1次リーグ第1節6試合を行う。B組の清水は敵地で昨年覇者の名古屋と対戦する。D組の磐田は敵地でFC東京との試合が予定されていたが、相手チームに多数の新型コロナウイルス感染者が出た影響で中止となった。 清水は週末に磐田とのリーグ戦が控えていることもあり、19日のリーグ開幕戦からメンバーを入れ替えて臨むことになりそう。平岡監督は「クラブのタイトル獲得という目標に向けて非常に大事な試合。勝利のために(起用する選手の)バランスを考えていく」と述べた。 特に開幕戦でベンチ入りした選手には出番が回ってきそうだ。MF滝は「前線からの守備と、アシストや得
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チアゴサンタナらの負傷状況を発表 ⚽J1清水エスパルス
J1清水は22日、全体練習から離脱していたFWチアゴサンタナ(29)、MF松岡大起(20)、FWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(25)の3選手の負傷状況を発表した。 チアゴサンタナは12日の練習試合で右足舟状骨を骨折し、全治4~6週間の見込み。松岡は1月30日の練習中に右足関節脛腓靱帯(けいひじんたい)を損傷し、全治6~8週間。ディサロは1月15日の練習中に左足関節脛腓靱帯などを損傷し、全治8~10週間と診断された。
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⚽死力尽くす一戦 静岡ダービーとは【SBSアナウンサー対談㊤】
2022年のJリーグが開幕した。26日には3季ぶりとなるJ1磐田、清水の静岡ダービー(エコパスタジアム、午後1時半キックオフ)が迫る。今回のダービーは「静岡新聞SBSマッチ」。SBSはテレビ、ラジオで実況生中継する。ラジオで「ダブル実況」を担当する大石岳志、岡村久則の両アナウンサーとダービーの歴史や魅力、今回の試合の注目ポイントなどを掘り下げた。進行はSBSテレビ「みなスポ」担当の山﨑加奈アナウンサー。(企画・制作/静岡新聞社編集局未来戦略チーム、静岡放送編成業務局アナウンス部、静岡新聞SBSイノベーションリポート実行チーム) ⚽ーー⚽--⚽ 山﨑加奈 私は入社3年目で静岡ダービーは20
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⚽J1静岡県勢出陣 清水と磐田、ともにドロー発進 スタジアムにコロナ前熱気、少しずつ
サッカーJリーグ1部(J1)は19日、第1節8試合を行った。清水エスパルスは静岡市清水区のIAIスタジアム日本平でコンサドーレ札幌と対戦し、1-1の引き分け。3季ぶりにJ1に復帰したジュビロ磐田は福岡市のベスト電器スタジアムでアビスパ福岡と戦い、同じく1-1の引き分けに終わった。 清水は前半に先制されたものの、後半23分、MF鈴木唯人(20)の得点で追い付いた。磐田は後半16分に先制点を許したが、終了間際に途中出場したFWジャーメイン良(26)が同点ゴールを決めた。 ■収容率制限なし/座席間隔空けず サポーター、拍手で応援 静岡県内の2クラブが19日に今季のリーグ開幕戦を迎えたサッ
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⚽清水MF 鈴木唯人選手(23)【J's HERO】
開幕当初は、どのチームも完成されていないと思うので、試合を重ねながらチーム全体として連係を高めたいです。自分自身もコンディションをしっかり整えて、まずは試合に出続けて、結果を求めていきたいです。 今季、周りからの期待は感じていますが、全ては自分たち次第。試合内容ももちろんですが、勝利を重ねることで、その期待を超えるような結果を残し、また観戦したいと思ってもらえるような試合を見せたいです。 player’s data 身長 175cm 体重 70kg 出身 神奈川県 年齢 20歳
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J1リーグ第1節・清水(19日)
◇J1リーグ第1節(19日、アイスタ) 清水(1分け) 1(0―1 1―0)1 札幌 ▽得点者【清】鈴木唯【札】フェルナンデス
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⚽J1清水 ⚽J1磐田 リーグ開幕、いざ初戦へ
J1清水とJ1磐田は19日に今季のリーグ開幕戦を迎える。昨季14位に終わった清水はホームで札幌を迎え撃つ。3連勝で締めくくった昨季の勢いを継続し、2年連続の白星発進を狙う。攻撃力を武器に3年ぶりにJ1に返り咲いた磐田は敵地で昨季8位の福岡と対戦。伊藤新監督の下で戦術の幅を広げ、名門復活を目指す。 ■清水 札幌迎え撃つ 総力戦で白星発進へ 清水は18日に三保グラウンドで最終調整し、2年ぶりとなる本拠地でのリーグ初戦に備えた。公開された練習の冒頭には、穏やかな表情で体を動かす選手たちの姿が見られた。 チームの台所事情は苦しい。昨年の負傷で別メニューが続くMF西沢らに加え、キャンプ中や前後
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エスパルス応援定期預金 清水銀行、19日から取り扱い開始
清水銀行は19日から、「2022清水エスパルス応援定期預金」の取り扱いを開始する。エスパルスがJ1リーグのホームゲームで勝利するごとに金利を上乗せする。5月31日までに清水みなとインターネット支店で、新規の10万円以上のスーパー定期預金(期間1年)を申し込んだ人が対象。スタート時の金利年0・10%から、1勝するごとに年0・01%を上乗せする。また、エスパルスが優勝した場合には年0・30%を上乗せするなど最終順位に応じた特典もある。取り扱い予定額は30億円。
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鈴与レンタカー J1清水応援プラン ホーム戦は駐車券セットも
鈴与レンタカー(静岡市)は18日、サッカーJ1清水エスパルスのエンブレムやチームカラーなどのデザインを施したレンタカーを貸し出す「エスパルス応援プラン」を発売する。 JR静岡駅北口のオリックスレンタカー静岡駅前店で取り扱う。8人乗りワゴンタイプ1台と5人乗りコンパクトタイプ4台を提供する。売り上げの一部をチームの支援金に充てる。 エスパルスのホーム戦開催日には、スタジアムの駐車券がセットになった「試合日プラン」を1万円(24時間利用)から販売する。チームの創設30周年を記念し、試合日プランの利用者に観戦チケットが当たるキャンペーンを実施する。
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⚽J1清水 継続は力 創設30年歴史刻め【Jリーグ開幕特集】
今季の清水は、平岡監督の下で3勝1分けと息を吹き返して残留争いを乗り切った昨季の戦い方の継続が基本となる。戦力は昨季の積極補強で加えた主力を維持し、上積みも図った。クラブ創設30周年を迎えるシーズンで、節目を飾るタイトル獲得を目標に据える。 指揮官が目指すのは「アグレッシブでフレキシブル」なチーム。球際の激しさや切り替えの素早さなど戦う姿勢を基盤に、ボール保持を高めて積極的にゴールを狙うスタイルが理想像だ。ゲームモデルを提示しつつ、選手には柔軟なプレーも求める。昨季と同じ4-4-2が基本布陣だが、中盤の底を1枚にする4-1-4-1もプランの一つにする。 継続を掲げる上で、昨季の平岡体制で
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⚽Jリーグ1部18日開幕 清水、磐田は19日初戦
サッカーJリーグ1部(J1)が18日に開幕し、清水エスパルスとジュビロ磐田は19日に初戦を迎える。昨季14位に終わった清水はコンサドーレ札幌をホームに迎え撃つ。昨季のJ2を制し、3年ぶりにJ1の舞台に返り咲く磐田は敵地でアビスパ福岡と対戦する。 26日の第2節には早くも、清水と磐田による3年ぶりの静岡ダービーが実現する。18チームで争う今季のJ1は、11月5日の最終節までホームアンドアウェー方式で34試合を戦う。
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東静岡駅前に「パルちゃん」マンホール J1清水開幕戦前に設置
サッカーJ1清水エスパルスのホーム開幕戦を週末に控えた15日、静岡市駿河区のJR東静岡駅南口前にチームのマスコットキャラクター「パルちゃん」を描いたマンホールのふたがお目見えした。市内3カ所目で、同区では初。 同市拠点のスポーツチームを支援する団体「フォッサ・サッカーのまち市民協議会」が市上下水道局と協力して設置した。マンホールには富士山も描かれ、「エスパルスのある街 静岡」という言葉が加えられている。 設置場所は人通りが多い同駅南口のロータリー内の歩道が選ばれた。同日はパルちゃんも立ち会い、マンホールの除幕をして、市職員がふたを設置する作業を見届けた。
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⚽清水エスパルスが必勝祈願 クラブ30周年「チーム一丸」 静岡
サッカーJリーグ1部(J1)の清水エスパルスは13日、静岡市清水区江尻町の魚町稲荷神社で必勝を祈願した。平岡宏章監督と選手ら約50人が神事に臨み、玉串の奉納や必勝だるまの墨入れを行った。 コロナ禍のため一般の見学は受け入れず、動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信した。権田修一主将は「自分たちが約束できるのは、90分間どんな時も全力で戦うこと。気の抜けている選手がいたら、叱咤(しった)してほしい」とサポーターに語り掛けた。 クラブは創設30周年の節目を迎えた。山室晋也社長は「皆さんと夢や感動、誇りを共有できるシーズンにしたい」と飛躍を誓い、平岡監督は「自分が生まれ育ったサッカー王国の
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⚽静岡ダービー、ロゴ刷新 3年ぶり盛り上げへ J1清水エスパルスとジュビロ磐田
J1の清水と磐田は11日、共同で制作していた静岡ダービー用のロゴの刷新を発表した。3年ぶりに行われる今季のリーグ戦から使用し、盛り上げを図る。 ロゴは2010年から設け、デザインの刷新は3回目。「THE DERBY」の文字の両脇に両クラブのエンブレムを据え、オレンジとサックスブルーの炎の揺らめきを表現した。
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⚽清水エスパルス チームづくり道半ば「すごく課題出た」 軽めの調整、打ち上げ【鹿児島キャンプ】
J1清水は前日の練習試合の疲労を考慮し、フィジカルトレーニングやランニングなどの軽めのメニューで9日間のキャンプを打ち上げた。平岡監督はJ2仙台に敗れた練習試合の内容を踏まえ「すごく課題が出た」とチームづくりが道半ばであると総括した。 仙台戦では攻守両面で連係や連動がいまひとつで、物足りない内容と結果に終わった。戦い方を約束事で固めず、ピッチでの柔軟さを求める指揮官は「もっと自分たちでコミュニケーションをとってもらいたい」と選手の主体性を現時点の課題の一つとして挙げる。 新型コロナウイルス感染者の発生によりキャンプ前の練習が一時中断し、キャンプ中も人数が少ない中でのトレーニングが続いた。
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⚽J1清水エスパルス 攻撃停滞、守りも悪循環【鹿児島キャンプ】
J1清水は4日、鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランドでJ2仙台と練習試合(45分×3本)を行った。1本目の14分から6分間で立て続けに3失点し、攻撃も2本目まで無得点。3本目にFW栗原のヘディングシュートで一矢報いたが、1-3で敗れた。 ▽練習試合(45分×3本) 仙台 3(3-0 0-0 0-1)1 清水 ▽得点者【清】栗原(高橋)※仙台は非公開 【清水の2本目までのメンバー】 GK 永井(大久保)▽DF 原(岸本)、鈴木義(ヴァウド)、立田、片山(山原)▽MF 神谷(滝)、白崎(栗原)、宮本(竹内)、後藤(高橋)▽FW 鈴木唯、千葉(ベンジャミン・コロ
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⚽清水と磐田、入念キャンプ 26日、3季ぶりのJ1ダービー
昨季、サッカーJリーグ1部(J1)の最終節で残留を決めた清水エスパルスと、J2で優勝し3季ぶりにJ1昇格を果たしたジュビロ磐田。19日のJ1開幕戦に向け、キャンプ地の鹿児島市でそれぞれ調整を続けている。1日には同市の白波スタジアムで練習試合を行い、チーム戦術などを確かめた両チーム。26日に袋井市のエコパスタジアムで行われる第2節で早くも激突する。J1の舞台で3季ぶりにサポーターが待ちわびた静岡ダービーが帰ってくる。
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⚽清水エスパルス 在籍13年目、MF竹内存在感【鹿児島キャンプ】
J1清水のMF竹内が今季もチームへの献身を誓う。昨季まで4年連続で務めていた主将を外れたが、チーム在籍13年目の最古参の存在感は変わらない。黒子に徹しつつ、「プレーや味方に要求する部分でもう一歩思い切ってやる」と背中で示す決意だ。 主将の権田が日本代表活動で不在の中、1日のJ1磐田との練習試合ではキャプテンマークを巻いて出場。3日の実戦形式の練習でも、ボランチの位置から折を見て仲間に指示を飛ばして統率した。 昨季限りで河井(J2岡山)、石毛(J1G大阪)、金子(J1磐田)といった古株が退団。2015~16年のJ2降格やJ1復帰を経験した選手は自身と4年ぶりに復帰したMF白崎のみとなった。
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⚽J1清水 復帰の高橋 武者修行の成果発揮へ【鹿児島キャンプ】
約2年半の期限付き移籍から復帰したJ1清水のMF高橋が、武者修行の成果を発揮しようと今季に臨んでいる。2019年8月から所属した北九州で、主力としてJ2リーグ19得点、J3リーグ7得点と堂々たる結果を残した。「(移籍する前とは)自分自身に対しての自信も違う。やってやるという思い」と満を持して再びJ1の舞台に挑戦する。 鹿児島・神村学園高から18年に清水に加入した高橋はカップ戦では出番を得たものの1年半でリーグ戦の出場はなし。自身の成長を求め、当時J3だった北九州に移籍した。 新天地では途中加入ながらすぐに攻撃の核となり、チームのJ2昇格に大きく貢献した。20年には背番号10を与えられ、4
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⚽実現“静岡ダービー” 磐田が清水に勝利【鹿児島キャンプ】
J1清水と磐田は1日、鹿児島市の白波スタジアムで練習試合(30分×3本)を行い、1-0で磐田が勝利した。 早くも実現した“静岡ダービー”。磐田は2本目までゴール前での決定力を欠いて得点できなかったが、3本目終了間際にセンターライン付近で球を奪ったMF上原がそのまま持ち込みミドルシュートを放ち、勝ち越した。 清水は1本目は攻撃の組み立てに苦しんだが、最終ラインに昨季の主力を加えた2本目から敵陣に進入する回数が増えた。3本目にはFW栗原らがゴールに迫ったが、精度を欠いた。 ▽練習試合(30分×3本) 磐田 1(0-0 0-0 1-0)0 清
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⚽J1清水 4年ぶり復帰の白崎「チーム引っ張る」【鹿児島キャンプ】
J1清水に4年ぶりに復帰したMF白崎がチーム内で存在感を高めている。平均年齢24・9歳の今季のチーム編成で、28歳の白崎は中堅。「自分がチームを引っ張る意識」と責任感を身にまとい、ピッチ内外で振る舞っている。 グラウンドでのプレー中のみならず、練習の前後でも積極的に仲間と意思疎通を図る姿が目につく。「若い選手が多いので必要なことは伝えるし、力を引き出してあげることも大事」と自覚をのぞかせる。 お手本としてイメージするのは、2011~12年に清水に在籍した小林大悟。「若手が自信をつけるような助言もくれたし、厳しいことも要求された。そして普段はフランクに接してくれる。そういった存在になれれば
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⚽J1清水 サイドに新風 加入の岸本、神谷【鹿児島キャンプ】
J1清水に今季加入したMF岸本とMF神谷がサイド攻撃に新風を吹き込む。岸本は右サイドバック、神谷は左サイドハーフを主戦場にプレー。ともに強力な競争相手がいるポジションだが新天地での定位置確保へアピールを続けている。 プロ7年目の岸本は昨季、徳島で主力としてJ1リーグ36試合に出場。サイドバックながら5得点を挙げた。元々はFWで、世代別代表でもプレーした経験のある選手。得点力は、縦への推進力や豊富な運動量とともに持ち味だ。 同じポジションには昨季の主力の原がいる。レギュラー争いは「意識しすぎずに」と内に秘めるが「ビルドアップのレベルを上げ、アシストや得点にもっと絡みたい」と意欲を口にする。
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⚽J1清水 本格始動、実戦形式で連係確認【鹿児島キャンプ】
J1清水のキャンプは29日、本格始動し、実戦形式を盛り込んだ2部練習をこなした。選手に新型コロナウイルス感染者が出て23日以降はグラウンドでの全体練習ができていなかったこともあり、平岡監督は「ギアを2段階上げていく」と急ピッチでチームを構築していく考えを口にした。 参加選手は21人と限られる中、8対8のミニゲームなどで攻守の連係を確認した。強調したのは、攻撃で相手の最終ラインの背後やゴール脇を狙う動き。「昨季はペナルティーエリアへの進入が少なかった」と指揮官。ボールの出し手と受け手以外の3人目の動きを求める指示も飛んだ。 キャンプ前に予定していた練習試合が中止となり、2月1日のJ1磐田と
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⚽J1清水エスパルス 鹿児島入り、キャンプ始動
J1清水は28日、春季キャンプのため鹿児島県に入った。2月5日までの9日間で練習試合を2戦こなし、リーグ開幕戦(2月19日)に向けたチームづくりを進める。 クラブ内では23日から選手の新型コロナウイルス陽性判定が相次ぎ、5人が感染により療養を余儀なくされる非常事態となった。グラウンドでの全体練習も23日を最後に実施できておらず、キャンプはコンディションの回復とチーム戦術の浸透を急ピッチで進める重要な時間になる。 初日はグラウンドに出て軽く体を動かし、29日からの本格的な練習に備えた。MF白崎は「難しい状況ではあるが、練習ができるメンバーで良い雰囲気でやれたら」と語った。
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⚽清水エスパルス 川谷凪(MF) 快足自慢のアタッカー【ルーキー紹介】
50メートル5秒9の快足を飛ばし、サイドからチャンスメークやゴールに絡む。スピードという特別な武器を持ったアタッカーだ。大阪から技巧派集団の静岡学園高の門をたたき、プロへの道を切り開いた。 高校入学直後に左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、1年を棒に振った。復帰して気づいたのは「自分の下手さ」。パス、トラップといった基礎練習を繰り返し、基本技術と謙虚さを身につけて主力へとはい上がった。 高校生活の集大成となった全国選手権では初戦、2回戦と控えに回った。落胆は隠せなかったが、3回戦で初先発の機会を得ると鬱憤(うっぷん)を晴らすように2ゴール。苦境をはね返すたくましさを見せた。終了間際に失点
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⚽清水エスパルス 千葉寛汰(FW) 世代屈指ストライカー【ルーキー紹介】
得点感覚に優れた生粋の点取り屋だ。「右足、左足、頭。どこからでもゴールが取れる」。みなぎる自信は昨年、清水ユースの大黒柱として高校年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグの東地区で得点王に輝いた実績が証明している。 身長178センチとFWとして際立つ高さはないが、ゴール前での動き出しと駆け引きの巧みさでネットを揺らす。その実力をいかんなく見せつけたのは、高校の主要大会3冠を達成した青森山田との昨年11月の試合。全2得点をたたき出してチームを勝利に導き、敵将の黒田監督をうならせた。 世代別代表の常連で、飛び級でU-20(20歳以下)代表候補に選出されるなど同世代の先頭を走る。来年のU-2
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⚽清水エスパルス 菊地脩太(DF) 1対1の強さが持ち味【ルーキー紹介】
1対1の強さやポジショニングの良さを売りにするセンターバック。清水で生まれ育ち、スクール時代から14年間袖を通してきたオレンジ色のユニホームでプロ生活をスタートさせるという念願をかなえた。 U-15(15歳以下)日本代表をはじめ、世代別の代表候補に名を連ねてきた。清水ユースからの昇格が内定した昨年8月には、川崎との天皇杯4回戦に途中出場。一足早くトップチームの試合を経験した。25分の出場時間でそつなく守備をこなしたが、視野の広さや状況判断の面でレベルアップの必要性も痛感した。 語り口は静かだが、熱さを内に秘める。優勝争いをしていた昨年の高円宮杯U-18プレミアリーグ最終戦では、勝利をつか
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⚽清水エスパルス 加藤拓己(FW) 屈強さ魅力の点取り屋【ルーキー紹介】
筋骨隆々のラガーマンのような外見は、新加入選手の中でひときわ目立つ。180センチ、84キロの屈強な体をゴール前で存分に生かす、パワフルなストライカーだ。 山梨学院高時代から世代屈指のFWだった。3年夏に清水の練習に参加。その時点での獲得は見送りとなったが、早大進学後もクラブは関心を寄せ続けた。大学3年時に正式オファー。「感謝しかない。清水を象徴する選手になる」と迷いなく加入を決めた。 これまでの歩みには試練が多かった。早大にスポーツ推薦で入学したが、古傷の手首や足首の痛みから1年以上を練習生として過ごした。2年の5月に入部を認められ、関東大学リーグ1部で点取り屋の本領を発揮していたが、昨
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J1清水エスパルスの3選手 新型コロナ陽性 24日の練習中止
サッカーJリーグ(J1)清水エスパルスは24日、トップチームの選手3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。同日予定していた三保グラウンドでの練習は中止した。 クラブによると、選手1人に22日夜、発熱やのどの痛みなどの症状があり、23日のPCR検査で感染が判明。他の選手とスタッフ全員の検査で、さらに選手2人の感染が確認された。2人に症状はない。25日以降の練習の実施については未定。28日からは鹿児島での春季キャンプが予定されている。
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⚽J1清水エスパルス、国立で主催試合 16年ぶり、7月2日に横浜M戦
J1清水はクラブ創設30周年の記念マッチとして、7月2日に東京・国立競技場で横浜Mとのリーグ戦を実施する。清水が国立で主催試合を行うのは、2006年のリーグ23節鹿島戦以来。 クラブの誕生日としている7月4日に近い日程で、清水と同じくJリーグ開幕初年度から参加する「オリジナル10」の横浜Mとの対戦が組まれた。 国立は清水が1996年のナビスコカップ決勝でヴェルディ川崎を下し、初のタイトル獲得という歴史を刻んだ舞台でもある。 山室晋也社長は「国立で開催することでエスパルスブランドを広げたい。満員を目指していく」と述べた。
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⚽清水エスパルス 今季初の紅白戦 基本布陣で実践メニュー
J1清水は20日、三保グラウンドで今季初めてフルコートでの紅白戦を行った。予定していた静岡産大との練習試合が中止になったため。昨季の平岡監督体制で基本布陣としていた4-4-2のシステムを採用し、実戦的なメニューを積んだ。 30分を1本行い、けがでの別メニュー組や合流間もない外国籍選手、日本代表活動参加組を除く21人がプレーした。流れの中から、左サイドハーフに入ったMF滝、左サイドバックに入った新人DF山原が得点した。 始動から1週間が経過。平岡監督は選手個々が状態を高めていく段階だとした上で、「今後は切り替えの強度やグループでの戦術面を求めていきたい」と語った。26日にはJ2東京Vとの練
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⚽DFヴァウド合流 J1清水エスパルス、外国籍選手初
J1清水のブラジル人DFヴァウド(29)が17日、新型コロナウイルス対策の入国後の待機期間を終えて今季のチーム練習に初参加した。外国籍選手6人の中では最初の合流。今後、他の選手も順次加わっていく見込み。 同日は2部練習が組まれ、報道公開された午前はフィジカルトレーニング中心。ヴァウドは時折笑顔を浮かべながら、リラックスした表情でメニューをこなした。 10日間の待機期間はオンラインを活用し、フィジカルコーチの指導を受けるなどして過ごしたという。今季で加入3年目。「昨季終盤のように皆で一丸になれば、もっと良い結果が出るのではないかと思う。タイトルを目指したい」と語った。
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⚽沢登氏「クラブに恩返し」 清水ユース監督就任会見
J1清水は16日、清水ユース監督に就任した元日本代表MF沢登正朗氏(52)の記者会見をオンラインで行った。現役14年間をプレーした清水への17年ぶりの復帰。「エスパルスで指導を始めることができたのは私にとって大きな出来事」と喜びを表し、大学での9年間の指導経験を生かし「さらなるユースの発展につながれば」と意気込んだ。 就任の打診は昨年末だった。「うれしかった。エスパルスのエンブレムの重みは自分が一番分かっていると思うし、クラブに恩返しする機会はこのタイミングしかない」。監督を務めていた常葉大との調整を経て、受諾した。 2005年の現役最後の試合後のセレモニーで、指導者として再び戻ってくる
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⚽沢登氏 清水ユース監督 ミスターエスパルス、17年ぶり古巣復帰
J1清水は15日、元日本代表MFの沢登正朗氏(52)が清水ユースの監督に就任すると発表した。「ミスターエスパルス」と称されたクラブの象徴的存在が清水に17年ぶりに復帰する。 富士宮市出身の沢登氏は東海大一高から東海大を経て、1992年に清水に入団。14年間エスパルス一筋でプレーし、10番を背負って99年Jリーグセカンドステージ優勝、2001年天皇杯制覇などに貢献した。日本代表としても16試合に出場。引退後は13年から常葉大サッカー部の監督を務めてきた。 沢登氏は2005年、現役最後の試合後のセレモニーで、「指導者としてまたこのピッチに立てるように頑張っていきたい」とあいさつしていた。下部
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⚽清水MF 白崎凌兵選手(18)【J's HERO】
鹿島と鳥栖を経験し、自分の力をもう一度エスパルスで発揮したいという強い思いを持ち、迷いなく戻ってきました。チームとして結果を出していくためには、トレーニングが全てです。チーム全体で厳しさを求めて取り組んでいきます。 試合ではハードワークをベースとしながらも、ゴールに関わるプレー、ゲームメークのところでチームに貢献していきたいと思います。 player’s data 身長 181cm 体重 70kg 出身 東京都 年齢 28歳
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⚽清水エスパルスFW指宿 豪クラブへ完全移籍
J1清水は14日、昨季限りで契約満了となったFW指宿洋史(30)がオーストラリアリーグのアデレード・ユナイテッドに完全移籍することが決まったと発表した。
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⚽清水エスパルス GK権田が主将
J1清水は13日、今季の主将にGK権田修一(32)が就くと発表した。昨季は3人体制だったが、今季は一人で務める。権田は2年連続。 権田はポルトガル1部ポルティモネンセからの期限付き移籍が完全移籍に切り替わり、今季が加入2年目。引き続きチーム最年長となる。クラブを通じて「選手全員が日々の練習から最高のパフォーマンスを出せるよう、責任を持ってサポートしていく」とコメントした。
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選手1人陽性 J1清水エスパルス
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは13日、トップチームの選手1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。チームに合流していないため、他の選手やスタッフに濃厚接触者はいない。 選手は同日、PCR検査を行って感染が分かった。微熱、のどや体の痛み、鼻水などの症状があり、療養している。
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⚽J1清水、今季初練習 平岡監督「わくわくするサッカーを」
J1清水は12日、三保グラウンドで今季の初練習を行い、約1時間半かけて軽めのメニューを消化した。始動からの指揮は初めてとなる平岡監督は「ゴールを目指し、わくわくするエスパルスらしいサッカーができるように」と理想のチームづくりへ意欲を示した。 練習前にはクラブハウスで約30分にわたりミーティングを実施。指揮官は選手に対し「無条件で全力を尽くす」「自立」「献身性と一体感」「競争、協調」「戦う集団」の五つの約束事を掲げた。低迷脱却に向け、過去2年の外国人監督の下でチームが積み上げた戦いを踏まえつつ「私の要素も加えていきたい」と語った。 選手も意気込みを新たにした。清水在籍12年目となるMF竹内
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⚽清水エスパルス チーム初練習 30周年節目のシーズン始まる
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは12日、静岡市清水区の三保グラウンドで今季のチーム練習を開始した。外国籍選手を除く28人が参加。タイトル獲得を目標に掲げたクラブ創設30周年の節目のシーズンが始動した。 2年ぶりに始動日の練習を一般に公開し、選手はサポーターの拍手を浴びながらグラウンドに入った。昨季途中からの続投となった平岡宏章監督が見守る中、選手はランニングやストレッチなどで汗を流した。 清水は20日に静岡産大、26日にJ2東京ヴェルディとの練習試合を予定。28日から鹿児島での春季キャンプに入る。
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⚽J1清水エスパルス新体制発表 創設30年「結束力で頂点へ」
J1清水は11日、IAIスタジアム日本平で新体制発表会見を開いた。今季はクラブ創設30周年の節目の年となる。山室晋也社長は「タイトル獲得を目指す」と強調し、14位と低迷した昨季からの巻き返しを誓った。 今季のスローガンは、新たな歴史の幕開けの年に、との思いを込めた「HERE GOES!(さあいこう)」。チーム編成を担う大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「結束力を持ち、高みを目指したい」とクラブ一丸での目標達成を見据える。 昨季終盤に就任し、チームを残留に導いた平岡宏章監督が引き続き指揮を執る。監督を務めた過去2年はいずれも“救援登板”で、始動からチームづくりを担う
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⚽清水エスパルス FW藤本憲明、神戸に復帰 Jリーグ
J1清水は9日、昨季途中にJ1神戸から期限付き移籍で加入していたFW藤本憲明(32)の移籍期間満了を発表した。神戸に復帰する。 藤本は昨年8月に加わり、リーグ戦9試合1得点。最終盤はけがで離脱したが、同9月のホーム仙台戦では勝利を引き寄せる価値あるゴールを挙げた。クラブを通じて「エスパルスが良い結果を残せるよう、どこにいても応援している」とコメントした。
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選手1人感染 J1清水、チーム活動に影響なし
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは8日、トップチームの選手1人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。県外で検査し、判明した。県内には入っていなく、他の選手やスタッフに濃厚接触者はいない。12日に始動するチームの活動にも影響はない。 選手は7日にPCR検査を受け、感染が分かった。現時点で発熱や体調不良などの症状はないが、療養を続ける。
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J1清水エスパルス 12日の初練習一般公開
J1清水は7日、今季のトップチーム始動日となる12日の練習(午前10時、三保グラウンド)を一般公開すると発表した。開場は午前9時半。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、入場時の検温や手指消毒、来場履歴の記入、マスクの着用が必要。ファンサービスは実施しない。
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⚽FW栗原 J1清水エスパルス復帰
J1清水は7日、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズに育成型期限付き移籍していたFW栗原イブラヒムジュニア(20)が復帰すると発表した。昨季途中に移籍した鈴鹿では1試合無得点だった。
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⚽J1清水 GK梅田透吾の移籍期間延長
J1清水は6日、J2岡山に育成型期限付き移籍していたGK梅田透吾(21)の移籍期間を延長すると発表した。期間は8月30日まで。 梅田は清水ユースから昇格3年目の昨季、岡山でシーズン途中から守護神の座をつかみ24試合に出場した。「またさらに成長した姿を見せられるよう頑張る」とコメントした。
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MF西村恭史の北九州移籍期間延長 J1清水エスパルス
J1清水は5日、J3に降格した北九州に育成型期限付き移籍していたMF西村恭史(22)の移籍期間を1年延長すると発表した。期間は2023年1月末まで。 西村はプロ4年目の昨季、北九州で主にボランチとしてJ2リーグ32試合に出場して2得点。「まだ足りない部分がたくさんある。もっともっと成長する」とコメントした。
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⚽J1清水の鈴木唯、松岡 日本代表初選出 ウズベクと21日親善試合
日本サッカー協会は5日、21日の国際親善試合ウズベキスタン戦(埼玉スタジアム)に臨む日本代表に、J1清水の20歳のMF鈴木唯人、松岡大起の2人を追加招集すると発表した。スコットランド・プレミアリーグのセルティックに移籍が決まった旗手怜央(静岡学園高出)、前田大然が不参加となったため。パリ五輪世代の鈴木唯、松岡はともにフル代表初選出となる。 鈴木は市船橋高(千葉)から2020年に清水入り。巧みなドリブルを武器に1年目から頭角を現し、昨季はプロ初ゴールも記録した。2年間でJ1通算63試合2得点。「爪痕を残せるよう頑張る」との談話を出した。 松岡は高校3年時の19年に鳥栖のトップチームに昇格。
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⚽J1清水エスパルス エウシーニョ、指宿、エリックの3選手退団
J1清水は30日、DFエウシーニョ(32)、FW指宿洋史(30)、DFノリエガ・エリック(20)の3選手と来季の契約を結ばず、今季限りで退団すると発表した。 ブラジル出身のエウシーニョは2度のベストイレブン受賞経験を引っ提げてJ1王者の川崎から2019年に加入した。攻撃的な右サイドバックとして3年間でリーグ戦59試合に出場して6得点。今季は3度にわたり左内転筋を肉離れして離脱し、リーグ戦12試合1得点に終わった。「3年間共に闘うことができ、感謝でいっぱい」とコメントした。 指宿はJ1湘南から完全移籍で今季加わった。195センチの長身を武器に最前線で起用されたがリーグ戦14試合無得点。ルヴ
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⚽高橋大悟、成岡輝瑠が復帰 J1清水エスパルス
J1清水は30日、J2北九州に育成型期限付き移籍していたFW高橋大悟(22)と、J2相模原に育成型期限付き移籍していたMF成岡輝瑠(19)が、それぞれ来季清水に復帰すると発表した。 高橋はプロ2年目の2019年8月に当時J3だった北九州に期限付き移籍し、14試合7得点でチームのJ2昇格に貢献。移籍期間を延長して20年からは10番を背負い、昨季は41試合で9得点、今季は全42試合フルタイム出場で10得点と大黒柱として活躍した。 成岡は今季、清水ユースからトップ昇格したが公式戦の出場はなく、7月に相模原へ。ボランチの主力として17試合に出場した。
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⚽MF西沢、全治4カ月 J1清水エスパルス
J1清水は29日、MF西沢健太(25)が右手根不安定症で全治4カ月の見込みと診断されたと発表した。4月のリーグ第11節湘南戦で負傷。シーズンを終え、手術を行った。
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⚽清水エスパルス GKコーチに石野氏が就任 清水商高出
J1清水は28日、GKコーチのアダウト氏(43)が今季限りで退任し、後任に今季までJ1仙台のGKコーチを務めた石野智顕氏(45)=清水商高出=が就くと発表した。 ブラジル出身のアダウト氏は、静岡学園高や常葉橘高でGKコーチを歴任。J2京都を経て、15年から清水のトップチームや下部組織のGKコーチを務めてきた。来季はJ2の横浜FCのGKコーチに就任する。 石野氏は静岡市(旧清水市)出身。母校の清水商高をはじめ、福岡、山形、新潟、仙台の各クラブのGKコーチを担当してきた。 併せて、コンディショニングコーチに今季までJ3富山のフィジカルコーチだった新田涼氏(34)が就任することも発表した。
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⚽J1清水のDF奥井諒 長崎に完全移籍
J1清水は28日、DF奥井諒(31)がJ2長崎に完全移籍すると発表した。 大阪府出身の奥井はJ2大宮から2020年に清水に加入。左右のサイドバックを主戦場にリーグ戦で昨季は17試合、今季は18試合に出場した。クラブを通じて「短い間だったがエスパルスの一員になれたことを誇りに思う」とコメントした。
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人権擁護功労賞 清水エスパルスが受賞 静岡法務局
静岡地方法務局はこのほど、サッカーJ1清水を運営する株式会社エスパルス(山室晋也社長)に本年度の人権擁護功労賞を伝達した。 静岡市葵区の同法務局で伝達式を行い、山室社長とマスコットキャラクターの「パルちゃん」が出席した。山室社長は、県人権擁護委員連合会の津田薫会長から全国人権擁護委員連合会会長表彰状を受け取った。 山室社長は、サッカークラブが人権啓発に取り組む意義を「サッカーは誰もが愛するスポーツ。エスパルスを通じて若い人たちにも人権意識を浸透させていける」と説明した。 エスパルスは過去14年にわたり、試合のハーフタイムで人権啓発活動に協力したり、サッカーを通じて思いやりの大切さを教え
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⚽J1清水 生え抜き2人退団 石毛秀樹はG大阪、河井陽介は岡山
J1清水は27日、MF石毛秀樹(27)がJ1G大阪、MF河井陽介(32)がJ2岡山にそれぞれ完全移籍すると発表した。長年チームを支えてきた生え抜きの2人が今季限りでクラブを去ることになった。 富士市出身の石毛は清水ユース在籍時の2011年、U-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)で日本代表として活躍。アジア・サッカー連盟(AFC)の年間最優秀ユース選手に輝いた。12年3月に現役高校生としてはクラブ2人目となるプロ契約を締結。同年には公式戦の初出場と初得点のクラブ最年少記録を更新した。 13年から背番号8を着けてクラブの期待を背負った。近年は19、20年とけがに泣かされ、今季は出場機会
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⚽MF白崎の加入発表 清水エスパルス
J1清水は27日、J1鹿島のMF白崎凌兵(28)が完全移籍で加入すると発表した。4年ぶりの古巣復帰となる。 白崎は2012年に山梨学院高から清水入り。17年からは10番を背負ったが、19年に鹿島に完全移籍した。今季は8月にJ1鳥栖に期限付き移籍し、鹿島と鳥栖を合わせてリーグ戦29試合に出場して3得点。クラブを通じて「再び清水のユニホームを身に着けられることに感謝でいっぱい。この気持ちをプレーはもちろん、それ以外の部分でも応えていく」とコメントした。
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⚽白崎 J1清水復帰 鹿島から4年ぶり 石毛はG大阪に移籍へ
J1清水がJ1鹿島のMF白崎凌兵(28)を獲得することが26日までに、関係者への取材で分かった。清水でプロ生活をスタートし、2017~18年には10番を背負った生え抜きが4年ぶりに復帰する。 東京都出身で山梨学院高から12年に清水に加入した白崎は、J2クラブへの期限付き移籍を挟みながら18年までプレー。優れた技術やアイデアを武器に、中盤のサイドやボランチを担う主力として活躍した。 19年に鹿島に移籍したが、けがなどもあり2年半の在籍でリーグ戦51試合9得点。今年8月からはJ1鳥栖に期限付き移籍し、12試合1得点だった。清水は中盤の選手層を厚くするため、獲得に動いたとみられる。 一方、今
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⚽徳島のMF岸本 清水エスパルスに加入
J1清水は25日、来季J2に降格する徳島のMF岸本武流(24)が完全移籍で加入すると発表した。 奈良県出身の岸本はC大阪の下部組織から2016年にトップチームに昇格。J2水戸への期限付き移籍などを経て19年夏に徳島に完全移籍した。登録はMFながら、右サイドバックを主戦場に今季はチーム2番目のリーグ戦36試合に出場。セットプレーなどから5得点した。豊富な運動量を武器に、攻守両面での貢献が期待される。 岸本はクラブを通じて「歴史ある清水エスパルスで名を残せるよう全力で頑張る」とコメントした。
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⚽清水エスパルスのFW川本 J2岡山への移籍延長
J1清水は25日、今季J2岡山に育成型期限付き移籍していたFW川本梨誉(20)の移籍期間を1年延長すると発表した。期間は2023年1月末まで。 清水ユースから昇格2年目の川本は今季、岡山でリーグ戦30試合に出場して2得点。主に2トップの一角を担い、先発に定着していた5月には2戦連続ゴールを決めた。しかし、後半戦は定位置争いが激しくなる中で出番を減らした。川本はクラブを通じて「必ず戦力として(清水に)帰ってくる」とコメントした。
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⚽MF中村慶太、柏に移籍 J1清水エスパルス
J1清水は23日、MF中村慶太(28)がJ1柏に完全移籍すると発表した。 千葉県出身の中村は2019年に長崎から加入。中盤のサイドやボランチを主戦場に3年間でリーグ戦64試合に出場し、3得点を記録した。今季は6月のルヴァン・カップ鹿島戦で左膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷して約2カ月離脱したことなどもあり、18試合1得点。ただ、11月のリーグ第37節浦和戦で終了間際に劇的な決勝点を挙げ、チームのJ1残留に貢献した。 中村は「エスパルスで3年間プレーできたことを大変うれしく、誇りに思う」とコメントした。
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⚽権田の完全移籍 J1清水エスパルスが発表
J1清水は23日、ポルトガル1部ポルティモネンセから期限付き移籍で加入していた日本代表GK権田修一(32)が完全移籍に移行すると発表した。 権田は加入1年目の今季、リーグ戦全38試合に出場。チーム最年長として3人体制の主将の一人にも就いた。クラブを通じて「覚悟を持ってエスパルスでプレーすることを決断した。2022年が強いエスパルスのスタートの年になるために日々全力を尽くす」とコメントした。
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⚽GK権田修一 完全移籍、J1清水エスパルスに残留へ
J1清水のGK権田修一(32)が所属先のポルトガル1部ポルティモネンセから完全移籍することが決まった。22日までの関係者への取材で分かった。権田は期限付き移籍で今季加入していた。 関係者によると、権田はポルティモネンセとの契約期間を残していて、清水は来季もチームに残すため交渉を進めていた。 権田は3年ぶりのJリーグ復帰となった今季、リーグ戦全38試合に出場。日本代表としてもワールドカップ(W杯)アジア最終予選6試合でゴールマウスを守った。「人生で大きなウエートを占める」とこだわりを示す来年のW杯出場は清水から目指すことになりそうだ。
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⚽柏の神谷優太 完全移籍で加入 J1清水発表
J1清水は22日、J1柏のFW神谷優太(24)の完全移籍での加入を発表した。 プロ6年目の神谷は巧みなドリブルや精度の高いキックが持ち味。今季の柏では中盤のサイドや前線で起用され、25試合に出場して3得点を挙げた。J1通算58試合6得点。J2でプレーした2017~19年は73試合で13得点。クラブを通じて「見ていて楽しいサッカーと勝利を届けられるよう頑張る」とコメントした。
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⚽清水エスパルス新体制発表 平岡宏章監督続投「強く、誇り高きチームに変革」 ヘッドコーチに篠田善之氏
J1清水は20日、11月にコーチから昇格した平岡宏章監督(52)との契約を更新し、来季も指揮を執ることを正式発表した。クラブが日本人監督の下で始動するのは小林伸二氏が務めた2017年以来。併せて、篠田善之コーチ(50)がヘッドコーチに、清水ジュニアユースU-13(13歳以下)監督の加藤慎一郎氏(53)がコーチに就くことを発表した。 平岡監督は今季、リーグ戦残り4試合の時点で就任。ロティーナ前監督の構築した戦い方を基盤に、縦に速い攻めや球際での激しさなどを強調してチームを立て直した。昨季も終盤に監督に就任したが、シーズン当初から指揮を執るのは初めてとなる。 クラブ4人目のOB指揮官の平岡監
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⚽清水エスパルス平岡監督 来季も指揮 11月に就任、J1残留導く
J1清水の平岡宏章監督(52)が来季も指揮を執ることが19日までに固まった。関係者への取材で分かった。 平岡監督は11月にコーチからの昇格でロティーナ前監督の後を継ぎ、3勝1分けとチームを立て直してJ1残留に導いた。4日の最終節C大阪戦後、手腕を高く評価したフロントは続投を打診。交渉を進めていた。 平岡監督は静岡市(旧清水市)出身で、清水商業高、順天堂大を経て1992年に清水に入団。札幌、新潟でもプレーし、現役を引退した。2011年から清水ユースのコーチや監督を務め、20年からトップチームのコーチ。昨季もシーズン終盤に監督を引き受け、4勝2分け3敗の成績を残していた。
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⚽清水MF 竹内涼選手(6)【J's HERO】
2021シーズンは新しい選手が多く加入したこともあり、キャプテンの一人として、できるだけ多くコミュニケーションを取ることを心掛けてきました。厳しいシーズンとなりましたが、個人的にはどういう感情で何を考えてサッカーをすれば良いのか勉強できた1年でした。 来季は、サポーターの皆さんと一体となり、より多くの勝利をつかみ取るために、ゲームコントロールができる選手、チームを勝利に導くことができる選手を目指していきたいと思います。 player’s data 身長 173cm 体重 67kg 出身 浜松市 年齢 30歳 清水エスパルス広報の「J’sHERO」は毎
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⚽清水ユースの羽田コーチが愛媛へ
J1清水は17日、清水ユースの羽田敬介GKコーチ(43)が来季、J3愛媛のトップチームGKコーチに就任すると発表した。愛媛県出身の羽田コーチは現役時代、清水などでプレー。引退後、2008年から清水ユースのコーチとなり、18~19年にはトップチームのGKコーチも務めた。
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⚽J1清水の高木和 東京Vに移籍
J1清水は17日、J2長崎に期限付き移籍していたGK高木和徹(26)がJ2東京Vに完全移籍すると発表した。 栃木県出身の高木和は清水ユース時代に世代別日本代表に名を連ね、2014年にユース出身GKとして10年ぶりとなるトップチーム昇格を果たした。しかし、清水ではリーグ戦の出場がなく、18年にJ2千葉、20年からは長崎への期限付き移籍を経験。今季は長崎でリーグ戦2試合、天皇杯3試合に出場した。 高木和は「ユース時代と期限付き移籍期間を含めて11年間お世話になった。チームは変わるが、成長した姿を見せられるように頑張る」とコメントした。
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J1清水 権田選手と滝選手 熱海の多賀小、桃山小で夢教室
熱海市の多賀小と桃山小で9日、サッカーJ1清水エスパルスの権田修一選手と滝裕太選手を講師に招いた「夢教室」が行われた。両選手が夢をかなえるために努力してきたことや挫折を乗り越えてきた時のエピソードを紹介した。 多賀小では5、6年計約120人が、授業で使っているタブレット端末で事前に質問事項を送り、両選手が答えた。ゴールキーパーの権田選手は「昨日の自分より成長したいという気持ちを持ち続けている」と語った。滝選手は悔しい思いをした時に「初心に帰ることが大切」とアドバイスした。児童はボールをリフティングしたりパス交換を体験したりして選手と交流を深めた。 夢教室は、同市伊豆山の大規模土石流で義援
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⚽J1清水エスパルス チームの底上げ停滞 能力生かした構成が鍵【オレンジの難路㊦】
強敵鹿島と対戦した今季開幕戦。大型補強で獲得した選手7人が先発を飾ったが、逆転勝利に貢献したのは、途中出場したFW後藤やMF河井といったこれまでいた選手だった。「競争と協調」(大熊清ゼネラルマネジャー)によるチームの底上げに期待を抱かせるスタートを切った。 ところが、既存の選手はリーグ中盤戦を過ぎる頃には出番を減らしていった。要因は夏に敢行された5人の追加補強。クラブは巻き返しの策として個の力に目を向け、ロティーナ前監督も新戦力を戦術理解もままならない状態で次々と起用した。後藤や河井、MF宮本らはベンチを外れるようになり、競争力は十分に働かなくなった。 チームの軸になることが望まれる若手
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⚽J1清水エスパルス 残留優先 長期展望失う【オレンジの難路㊥】
11月4日、ロティーナ前監督の解任に伴い、オンラインで会見した清水の大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は、苦渋の表情を浮かべていた。「継続か変化かという中で、変化を決断した。今季の大切さを考えた」。直近の3連敗で順位はJ2降格圏一歩手前の16位。J1残留という最優先事項を前に、クラブとして3年連続となるシーズン途中の監督交代を選んだ。 今季就任したロティーナ前監督は大熊GMの主導で招いた。2019年にJ1C大阪で監督とフロント責任者の間柄だった2人。20年末にスペイン人指揮官のC大阪との契約が満了になると、声を掛けて呼び寄せた。ロティーナ氏と清水の契約は1年だったが、クラブは来季以降の更新も
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⚽J1清水エスパルス、ロティーナ体制の頓挫 規律ある戦術 体現苦戦【オレンジの難路㊤】
「選手が自分たちのプレーモデルを理解して心地よくプレーし、そのサッカーを観客に楽しんでもらう」。1月、初めて練習の指揮を執ったロティーナ前監督は今季の目標をこう語った。 それから10カ月後。選手たちは戦術の体現に苦しみ、躍動感を欠く試合を続けていた。低空飛行のままの成績はJ2降格圏の土俵際まで追い込まれ、指揮官は解任された。 2019、20年と2年連続でリーグ最多失点を喫し、下位に沈んだ清水。C大阪で強固な守備を基盤に上位争いをしたロティーナ氏の監督就任は、巻き返しを図るのにうってつけの人選に映った。 チームは指揮官が植え付ける緻密な戦術の習得に努めた。特徴的だったのは「これほど細かい
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⚽「最低限の結果残せた」 J1清水エスパルス 山室社長ら静岡新聞社を訪問
サッカーJ1清水エスパルスの山室晋也社長、平岡宏章監督、権田修一選手が6日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社の大須賀紳晃社長や静岡放送の榛葉英二社長らに今季の成績を報告した。 清水は今季、積極的な選手補強に加えてJリーグで実績のあるスペイン人のロティーナ氏を監督に迎え、躍進が期待された。しかし、9戦未勝利や8戦未勝利など低迷が続き、11月に平岡監督に交代。残り4試合を3勝1分けで乗り切ってJ1残留を決めた。 山室社長は「今季当初の理想と異なるが、最低限の結果は残せた」と報告。権田選手は「難しいシーズンになったが、今後のエスパルスの方向性が分かった1年だったと思う」と述べた
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DF井林全治3カ月 ⚽J1清水
J1清水は5日、DF井林章(31)が右膝関節内骨折で全治3カ月の見込みと診断されたと発表した。11月27日のリーグ第37節浦和戦の前半に負傷し、検査をした。 井林は6月に加入し、リーグ戦16試合に出場した。
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⚽ファン安堵のため息 来年の飛躍に期待【エスパルス残留】
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは4日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平でのセレッソ大阪戦に勝利し、最終節までもつれた残留争いを乗り越えた。スタンドで見守った清水サポーターが、チームの3連勝を後押しした。 J1残留が決まった瞬間、盛大な拍手とともに、安堵(あんど)のため息が漏れた。静岡市清水区のフリーランス西尾直子さん(41)は「(残留を争う)他のチームが負けていたのは分かっていたが、ほっとした。ここ数年はシーズン終盤にハラハラ、ドキドキさせられる。来年こそ、週末が楽しみになることを願っている」と奮起に期待した。 正念場の一戦で、生え抜きの西沢健太選手(25)が1得点1アシ
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⚽平岡監督続投が基本線 就任後3勝1分け【エスパルス残留】
J1残留を決めた清水が平岡宏章監督の続投を基本線としていることが分かった。クラブ幹部が4日、「これだけの結果を出してくれた。基本的にはやってもらいたい」と話し、続投を打診する考えを明らかにした。 平岡監督はリーグ残り4試合の時点でロティーナ前監督の後を託され、3勝1分けと見事に成績を上向かせて残留に導いた。幹部は「リバウンドメンタリティー(反発心)が必要なこのチームにはふさわしい」と評価。今後、本人を含めて話し合いを進めていくという。
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⚽西沢 大一番で躍動 1ゴールに同点弾アシスト【エスパルス残留】
明治安田J1リーグは4日、各地で最終節の10試合が行われ、清水は2―1でC大阪に逆転勝ちし、J1残留を決めた。 清水の2得点はMF西沢から生まれた。1ゴール1アシストで勝利の立役者になり、「サポーターの応援に応えられてうれしい」と充実感を漂わせた。 前半終了間際にFKからゴール前に鋭いボールを送り込み、DF鈴木義の得点をお膳立て。見せ場は後半6分にも訪れた。敵陣ペナルティーエリア手前で球を収めると、中央に持ち運んで左足を振り抜いた。枠の左隅に吸い込まれ、「年に1回出るか出ないかのゴール」が決まった。 殊勲の得点を挙げ、平岡監督の元に走り寄って抱きついた。「選手、チームのことを思って監督
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⚽闘魂清水 不屈の逆転劇 J1リーグ最終節【エスパルス残留】
J1生き残りを懸けた瀬戸際の戦いを、清水は自力で乗り切った。引き分け以上で残留が決まる有利な状況でも、イレブンは白星だけを求めた。手にしたのは、残留と3年ぶりの3連勝。苦闘の1年を過ごした選手は、安堵(あんど)の表情で今季を締めくくった。 先手を取られる展開も「ベンチ外の選手を含めて全員が最高の準備をして迎えた。負ける気はしなかった」とMF西沢。迫力ある攻めが逆転劇を生んだ。終盤には久々の出番となるDF立田とMF宮本を投入。5枚の交代枠を使い切り、総力戦でリードを死守した。 平岡監督の下でチームは息を吹き返した。物静かだった前監督に対し、クラブOBの指揮官は持ち前の情熱で戦う姿勢を植え付
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⚽清水エスパルスJ1残留決定 最終節勝利 セレッソ大阪に2-1
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは4日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた今季リーグ最終戦でセレッソ大阪を2-1で下し、J1残留を決めた。敗れた場合にJ2降格の可能性があったが、踏みとどまった。 清水は前半終了間際に同点に追い付くと、後半6分に西沢健太が決勝点を挙げた。11月から指揮を執る平岡宏章監督がチームを立て直し、下位4チームが降格する過去にない厳しい残留争いを乗り切った。年間順位は14位。 J2ジュビロ磐田がJ1昇格を決めていることから、来季は3年ぶりにJ1で静岡ダービーが実現する。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆9668人 清水 10勝12分け16敗(42
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⚽清水エスパルス J1残留が決定
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは4日、IAIスタジアム日本平で行われた今季リーグ最終戦でセレッソ大阪を2―1で下し、自力でのJ1残留を決めた。 ◇J1リーグ第38節・清水エスパルス(4日、アイスタ) 清水(10勝12分け16敗) 2(1―1 1―0)1 C大阪 ▽得点者【清】鈴木義宜、西澤健太【C】オウンゴール
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⚽J1リーグ第38節・清水エスパルス(4日)
◇J1リーグ第38節・清水エスパルス(4日、アイスタ) 清水(10勝12分け16敗) 2(1―1 1―0)1 C大阪 ▽得点者【清】鈴木義宜、西澤健太【C】オウンゴール ※清水のJ1残留が確定
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⚽清水 自力残留決定を 最終節・C大阪戦「ホーム大きな力に」
J1リーグは4日に最終節を行い、15位の清水はJ1残留を懸けて11位C大阪をホームで迎え撃つ。清水は引き分け以上で自力での残留が決まり、敗れても16位湘南、J2自動降格圏の17位徳島がともに勝利しなければ降格はない。生き残りへ有利な状況でクライマックスを迎える。 清水は敵地での前節浦和戦を制し、今季初の連勝と勢いがある。「一人一人がチームとしてやるべきことをできている」とMF松岡。球際の強さや犠牲心を強調する平岡監督の下、2戦連続の完封と結果が伴っている。 チームは前節に続き、3日の前日練習を完全非公開にして最終調整した。平岡監督は「緊張感を持ち、良い形で(試合まで)来ている」と強調。相
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⚽J1清水エスパルス エウシーニョが肉離れで帰国
J1清水は2日、DFエウシーニョ(32)が左内転筋の肉離れで全治6~8週間と診断されたと発表した。途中出場した11月20日のリーグ第36節広島戦で負傷。治療のため、すでにブラジルに帰国した。 エウシーニョは6、8月にも同じ部位を痛め、広島戦は復帰初戦だった。加入3年目の今季は12試合に出場し、1得点。
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⚽ゴール前の堅さ、センターバック鈴木義の貢献… 安定した守備、残留へ好材料 J1清水エスパルス
前節浦和戦で劇的な勝利を収めたJ1清水。J2自動降格圏と勝ち点差3で臨む4日の最終戦は、引き分け以上で自力での残留が決まる。無失点に抑えることがJ1生き残りを果たせる条件となった中、今季初の2戦連続完封中の安定した守備は好材料だ。 浦和戦は耐えて守った先に生まれた勝ち点3だった。ボールを支配される展開となったが、自陣のスペースを的確に埋めるロティーナ前監督が植え付けた守備を体現。平岡監督が強調する寄せやプレスも加え、ゴール前で相手に仕事をさせなかった。GK権田は「ピンチの数自体が減ってきている」と手応えを口にする。 センターバックの鈴木義の存在も大きい。頭蓋骨骨折の重傷から復帰した9月以
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⚽J3藤枝、MF枝村匠馬引退 清水エスパルスでも活躍
J3藤枝は29日、MF枝村匠馬(35)が今季限りで現役引退すると発表した。J1通算297試合38得点、J2通算77試合4得点、J3通算35試合1得点。今季は14試合に出場し、9月12日の今治戦でゴールを決めた。 牧之原市出身。清水ユースから2005年、トップチームに加入し、2年目の06年は全試合に出場して9得点を挙げた。12年途中からC大阪に移り、名古屋、神戸でプレーした後、15年に清水に復帰。同年にJ2降格したが、16年に1年でのJ1復帰に貢献した。昇格を決めた最終節の徳島戦では、決勝点の場面で相手DFを引きつけてスペースをつくるなど、頭脳的な動きが光るMFだった。福岡、栃木を経て、20
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⚽清水エスパルス 浦和に劇的勝利、残留に前進 J1第37節
明治安田J1リーグは27日、各地で第37節の10試合が行われ、残る一つの降格枠をめぐる残留争いは、清水が浦和を破り、勝ち点39で15位に浮上。17位の徳島は湘南を下し、両チームが勝ち点36で並んだ。残留・降格決定は最終節に持ち越された。 ②埼玉(1勝1敗)▽観衆28138人 清水 9勝12分け16敗(39)1(0―0 1―0)0 浦和 18勝8分け11敗(62) ▽得点者【清】中村(1) 【評】清水は終了直前の劇的なゴールで浦和を下した。 試合を通して浦和にボール保持で上回られ、守勢に回る展開が続いた。ただ、体を張った守備や安定したクロス対応で粘り強く耐えた。 球を奪った後のつ
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⚽次戦最終節、ドロー以上で自力確定 J1第37節・清水
清水のMF中村の右足から放たれた弾道は、糸を引くようにゴール左隅に吸い込まれた。後半の追加時間2分過ぎ。約2万8千人の浦和サポーターが静まりかえる中、清水のベンチ前には主役を囲む大きな歓喜の輪ができる。2分後、勝利を告げる笛でイレブンはもう一度、破顔した。 中村は後半33分に投入された。ピッチに立ってからも、味方は押し込まれる展開。「少ないチャンスを決めきろう」と待ったその時は、ドロー決着が見えかけた土壇場で訪れた。敵陣ペナルティーエリア手前左で横パスを受け、ワンステップで振り抜く。「ミートして良いコースに飛んだ」。持ち前の抜群の技術が輝いた。 「今はチームが一体感を持ってやれている。た
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⚽全員ハードワーク 今季初2戦連続無失点 J1第37節・清水
27日に行われたJ1リーグ第37節で、清水は浦和を1-0で破り、今季初の連勝を2戦連続の無失点で飾った。 「チーム全員がしっかりハードワークした結果」とGK権田。浦和に球を支配されながらも、全員が労を惜しまず走り回って守り抜いた。 相手には9本のシュートを打たれたが、ペナルティーエリアの外からが中心。隙を与えない堅い守備ブロックを自陣に築き、「今まで染みついたことをやってくれた」と平岡監督は振り返る。ただ、「もう少し高い位置からボールを奪ってカウンター、良い攻撃を」と次戦への注文も忘れなかった。
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⚽J1リーグ第37節・清水エスパルス(27日)
◇J1リーグ第37節・清水エスパルス(27日、埼玉スタ) 清水(9勝12分け16敗) 1(0―0 1―0)0 浦和 ▽得点者【清】中村慶太
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⚽浦和戦、残留へ黒星は避けたい【J1清水見どころ】
J1清水は27日、敵地で6位浦和と戦う。J2降格圏の17位徳島と勝ち点3差の16位清水は、徳島が敗れれば引き分け以上で残留が決定する。ただ、清水が負けて徳島が勝利すれば得失点差で順位が入れ替わり、降格圏に転落して最終節を迎えることになる。黒星は是が非でも避けたい。 清水は前日練習を完全非公開にする異例の対応で最終調整した。5戦ぶり勝利となった前節からの1週間で「攻守の質を上げてきた」と平岡監督。「球際や走力で負けないこと、一丸で戦うこと」を選手に求める。 この試合はビジター席が設けられず、浦和サポーターのみの完全アウェーの環境で行われる。引退する浦和の阿部らのセレモニーがあり、相手の士気
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⚽J1清水 後藤優介と鈴木唯人 先発復帰、攻撃を活性化
J1清水のFW後藤優介(28)、MF鈴木唯人(20)がチームの攻撃を活性化する。ともに20日の前節広島戦で先発復帰し、持ち味を生かして勝利に貢献。結果次第では残留決定も降格圏転落もありうる大事な27日の次節浦和戦に向け、調整に励む。 後藤は左MFに入った前節がリーグ戦3カ月ぶりの出場だった。敵陣でスペースに顔を出しながらワンタッチでボールをつなぎ、パス回しのテンポを加速。相手守備網の背後への飛び出しも狙い続け「(準備期間の)2週間に見ていて良かった」と抜てきした平岡監督の期待に応えた。 本人は自身のプレーに満足感を示さないが、守備にも労を惜しまない背番号14の躍動は起爆剤としての期待感を
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スタジアムに通い続ける妻「私を通して感じて」 3年前他界、久米元J1清水GMの遺志継ぐ
最終盤を迎えた今季のサッカーJ1リーグ。4チーム降格という過去にない厳しい残留争いに臨む清水エスパルスを、特別な思いで見つめる人がいる。3年前、副社長兼ゼネラルマネジャー(GM)として在任中に他界した久米一正氏=享年(63)=の妻、愛さん(51)。夫の遺志を継ぎ、「エスパルスがタイトルを取るまで」とスタジアムに通い続ける。 浜松市出身の久米氏は浜名高、中央大を経て日立製作所サッカー部で30歳までプレー。1996年から柏レイソルの強化本部長、2003年からエスパルスの強化育成本部長、08年から名古屋グランパスのGM、社長を歴任した。18年1月に再びエスパルスに戻ったが、同年11月23日、大腸
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清水エスパルス 脱炭素プロクラブ宣言 ごみ削減、啓発推進
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは、脱炭素社会を推進する「ゼロカーボンプロスポーツクラブ宣言」を行い、このほど静岡市清水区のクラブハウスでキックオフイベントを実施した。スタジアムでのごみ削減や、サポーター・企業を巻き込んだ啓発活動をクラブが主導して展開する。 同宣言でクラブが掲げたのは「地球に優しいスタジアムの実現」「ファン・サポーターと環境問題に取り組む」などの4項目。廃棄物の再資源化、企業と協力した環境施策の実施、環境に配慮したグッズの企画販売などさまざまな事業を盛り込む。 イベントにはエスパルスの山室晋也社長、西沢健太選手のほか、Jリーグの夫馬賢治特任理事、市の薮崎徹環
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⚽清水エスパルス 5戦ぶり勝利 広島に1-0 J1第36節
明治安田J1リーグは20日、各地で第36節の10試合が行われ、前節16位の清水は広島に1-0で競り勝ち、仙台を2―0で下した同15位の湘南とともに勝ち点36とした。横浜FCと仙台、大分は来季J2への降格が決まった。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆8856人 清水 8勝12分け16敗(36) 1(1―0 0―0)0 広島 11勝13分け12敗(46) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(13) 【評】清水は前半に挙げた1点を守り抜き、広島を下した。 序盤から速攻とパスをつなぐ攻撃を織り交ぜ、ゴールに迫った。30分、ポスト直撃シュートの跳ね返りをチアゴサンタナが詰めて先制。相手にはシュートを
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⚽サンタナ先制弾 16戦ぶり無失点 J1第36節・清水
犠牲心と一体感を求める平岡監督の下で、清水の選手は90分間足を止めなかった。ボール保持者に必死で体を寄せ、一度球を奪われても食らいつく。力を尽くして戦い抜いた先に、5試合ぶりの勝利が待っていた。 序盤からハイペースで飛ばした。平岡監督は「準備期間でやったことを攻守で表現しようとしてくれた」と語る。縦に速く厚みのある攻めに、前線からの連動したプレス。試合の流れをつかんだ。 均衡は前半30分に破った。2トップの一角に入った鈴木唯が広島守備陣の背後を突き、DF鈴木義のスルーパスを受けてシュート。ポストにはじかれた球を「こぼれを狙っていた」とFWチアゴサンタナが仕留めた。 ペースの落ちた後半
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⚽後藤、鈴木義が久々先発、持ち味出し貢献 J1第36節・清水
久々の先発出場となったセンターバックの鈴木義、中盤左サイドの後藤が持ち味を発揮し、勝利に貢献した。 平岡監督から「守備でのスイッチ役、攻撃での間で受ける動きや背後への飛び出し」を期待されての起用となった後藤。12戦ぶりの出場で豊富な運動量を生かして攻守に動き回り、サイドから精度の高いクロスも届けた。 鈴木義は頭蓋骨骨折で長期離脱することになった6月以来、19戦ぶりの先発。自陣に送り込まれる浮き球やグラウンダーの配球をはね返し続け、終始安定感のあるプレーを見せた。先制点の起点となるパスも光った。
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<J's HERO>清水エスパルスDF(50) 鈴木義宜選手
6月のルヴァン・カップ鹿島戦で負傷退場し、思わぬ長期離脱を強いられました。その後リハビリを経て、10月2日の福岡戦で公式戦に復帰し、後半42分からの出場でしたが、勝利に貢献することができました。 公式戦残り2試合となりましたが、自分の仕事はJ1残留に向けて身体を張ってゴールを守ること。チームとしても躍動感を持ちながら必死に闘う姿勢を見せていきたいと思います。 player’s data 身長 184cm 体重 72kg 出身 宮崎県 年齢 29歳
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「ワクチン証明席」で収容観客上乗せ J1清水が静岡県内初導入
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で開催した20日のサンフレッチェ広島戦に、新型コロナウイルスのワクチン接種やPCR検査陰性の証明で入場制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を導入した。静岡県内のJクラブでの実施は初。 Jリーグは現在、スタジアム収容人数の50%を試合観客数の上限としている。ワクチン・検査パッケージは上限に上乗せする形で観客を収容できる。 J1清水は広島戦で、バックスタンド東側の一角にワクチン・検査パッケージ用の246席を用意。入場者はワクチン接種や検査陰性の証明書を提出し、入場した。「安心感があるし、証明書を提出するだ
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⚽J1リーグ第36節・清水エスパルス(20日)
◇J1リーグ第36節・清水エスパルス(20日、アイスタ) 清水(8勝12分け16敗) 1(1―0 0―0)0 広島 ▽得点者【清】チアゴ・サンタナ
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⚽広島戦 残留争い左右する一戦【J1清水見どころ】
J1清水は20日、ホームで広島を迎え撃つ。J2自動降格圏の17位と勝ち点差3の16位で臨む。残り3試合。地の利を生かせる今節は、残留争いの行方を左右する極めて重要な一戦となる。 監督交代から2日で迎えた前節札幌戦と異なり、今節までの準備期間は2週間。チームは平岡監督の下で、相手の最終ラインを破る動きやボールの奪い方など、攻守に改善を重ねてきた。 広島は10位。城福前監督の退任に伴い沢田監督が就任してからは、1分け1敗と勝利がない。平岡監督は「堅いチーム。我慢比べになる」と分析し、「隙を突いて点を奪えるか」を鍵に挙げる。 前々節のFC東京戦前後に故障したFWカルリーニョス、MFベンジャミ
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⚽清水 平岡イズム攻守改善着々 次節でたぐり寄せたいJ1残留
J1清水は残留を目指し、今月就任した平岡宏章監督(52)の下で攻守の改善を図っている。ロティーナ前監督が構築したサッカーを基盤に、積極的にゴールに迫るプレーや戦う姿勢を選手に要求。次節広島戦(20日)までの2週間の準備期間を使い、戦い方の落とし込みを進めている。 就任からわずか2日で臨んだ6日の前節札幌戦。指揮官は「前に行く、仕掛ける、チャンスを逃さない、という部分を強調した」と攻めの意識を求めた。守備で狙いの形をつくれず課題は残ったが、終盤の得点で引き分けに持ち込み、勝ち点1を加算。J2降格圏の17位徳島との勝ち点差を3に広げた。 平岡体制での変化について、MF中村は「FW2枚を見てプ
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⚽J2で10戦無敗 岡山支える清水3人衆 期限付き移籍で戦力
J1清水から期限付き移籍しているJ2岡山のMF石毛秀樹(27)、GK梅田透吾(21)、FW川本梨誉(20)=いずれも清水ユース出=が、チームの貴重な戦力となっている。岡山は10位で今季のJ1昇格圏入りは消滅しているが、直近10試合負けなしの好調を支える。 ■自己最多5得点 MF石毛 活躍が目覚ましいのは、7月に清水から移った石毛。中盤右サイドの定位置を確保し、出場11試合ですでに5得点を挙げた。10月の3戦連続ゴールに続き、直近も2戦連発中。シーズン4得点以上はプロ10年目で最多だ。 2年連続でけがに泣かされた石毛にとって、今季は復活を期した1年だった。しかし、清水ではロティーナ前監
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⚽J1清水選手と交流 付属静岡小児童、プロの技に沸く
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは11日、選手が小学校を訪問する交流活動を行った。IAIスタジアム日本平で行われたコンサドーレ札幌戦(6日)に児童を招待した事業の一環。静岡市葵区の静岡大付属静岡小ではFW後藤優介、MF鈴木唯人の両選手が5年生100人と触れ合った。 両選手は「小学生のころはサッカーを楽しむことが一番」(後藤選手)、「中学の部活動でクラブチームの選手に負けないよう頑張った」(鈴木選手)などと児童に語り掛けた。児童を交えたパス回しやプロの技を披露し会場を沸かせた。 清水ファンでカワハラFCでプレーする田形悠人君(11)は「小さい頃からすごく頑張っていたことが分かった
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生徒考案商品でエスパルス応援 清水桜が丘高 弁当やタオル20日販売
清水桜が丘高商業科の2年生14人が、Jリーグ1部(J1)清水エスパルスを応援しようと、弁当やタオルなどのグッズを地元の業者などと協力しながらこのほど開発した。今月20日にIAIスタジアム日本平内で販売し、その後は、売れ行きなど市場分析も行う予定だ。 同高の小泉真由子教諭が担当する「広告と販売促進」の授業の一環。昨年までも同様の取り組みをしていたが、ことしは業者向けに制作した弁当のプレゼン動画などを中小企業融資を手掛ける静清信用金庫の担当者に見てもらうなど「アイデアを伝える技法も学んだ」(小泉教諭)という。 「勝ちロコモコ丼」と名付けた弁当(税込み800円)は見た目にも気を配るなど計3回
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⚽J1清水、執念のドロー 平岡監督初陣でチームに覇気
②アイスタ(札幌1勝1分け)▽観衆8373人 清水 7勝12分け16敗(33) 2(1―1 1―1)2 札幌 12勝9分け14敗(45) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(12)滝(1)【札】金子(7)深井(2) 【評】清水は終盤に追い付き、札幌と引き分けた。前半17分、FKからこぼれ球をチアゴサンタナが蹴り込んで先制した。しかし、6分後に最終ラインの背後を突かれて同点とされ、後半4分にもCKから失点。攻勢を強めて38分に滝が決めた。 札幌にボールを握られる時間が前半は特に長かったが、奪ってから素早い攻めで好機をつくった。後半40分には中山がGKと1対1となる絶好機を迎えたが、相手に阻まれた
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⚽平岡新監督「残留第一」 J1清水「選手の良さ引き出す」
J1清水はロティーナ監督の解任発表から一夜明けた5日、三保グラウンドで平岡宏章新監督の指揮の下、6日の札幌戦に向けて調整した。平岡監督は「残留することが第一」と残り4戦の目標を示し、16位で辛うじて踏みとどまっているJ1残留圏内の死守を誓った。 5日の練習は冒頭のみを報道陣に公開。「全員には声を掛けられなかった」と言いつつも、選手と積極的にコミュニケーションをとる指揮官の姿が見られた。 J2自動降格圏の17位徳島との勝ち点差は2とわずかで、一戦ごとの勝負になる。「きれいなサッカーだけでは無理。泥臭くてもいい。選手の良さを引き出してあげられるように」と力を込める。 ロティーナ監督の築いた
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⚽札幌戦 攻守修正し連敗阻止へ【J1清水見どころ】
J1清水は6日、ホームで札幌を迎え撃つ。前節で今季初の3連敗を喫し、変化を求めて踏み切った監督交代。準備期間は2日と限られた中、平岡監督は「失点したセットプレーと攻守のやり方を確認した」と修正を図り連敗阻止を目指す。 12位の札幌は前節で湘南と引き分けて今季のJ1残留を確定させた。今季の5月の対戦では0-2で敗れ、平岡監督が指揮を執った昨季の試合でも1-5と大敗している相手。「推進力のある選手が多い」と警戒し、球際での強さを選手に求める。 MF竹内は積極性を加えたメリハリのある守備をポイントに挙げ、「皆が生き生きプレーできるようなポジショニング、プレーの選択、声掛けをしたい」と意気込む。
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ロティーナ監督解任 ⚽J1清水、後任は再び平岡コーチ
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは4日、ミゲルアンヘル・ロティーナ監督(64)との契約を解除したと発表した。成績不振による事実上の解任。清水のシーズン途中の監督交代は3年連続となる。後任には昨季途中にも指揮を執った平岡宏章コーチ(52)が就く。 スペイン人のロティーナ監督は今季就任。J2東京ヴェルディやJ1セレッソ大阪を上位に導いた手腕に期待が集まったが、34試合を終えて7勝11分け16敗の16位と低迷。J2に自動降格する17位との勝ち点差はわずか2となっている。3日のFC東京戦では0-4で大敗し、今季初の3連敗を喫した。 平岡コーチは昨季、残り9試合の時点で指揮を託され、4勝
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⚽J1清水 ロティーナ監督解任 大熊GM会見「3連敗で決断」
J1清水は4日、ロティーナ監督を解任したことを受け、大熊清ゼネラルマネジャー(GM)と平岡宏章新監督のオンライン会見を行った。大熊GMは今季初の3連敗となった直近3試合の結果と内容を見て決断したとし、「変化と熱をチームに入れるべく(平岡新監督に)依頼した」と述べた。 直近3試合は全て無得点に終わり、3日のFC東京戦では4失点と守備も崩壊。攻守に精彩を欠いて16位に転落した。「アグレッシブさや躍動感という部分を上げていかなければいけない」と変化を求めた理由を語った。 今季の低空飛行の原因を「中心選手のけがや、相手への対応能力が足りない試合で勝ち点を取りこぼした」と言及。フロントとして「補強
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⚽J1清水がロティーナ監督を解任 後任に平岡コーチ
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは4日、ロティーナ監督との契約を解除したと発表した。成績不振による事実上の解任。後任には平岡宏章コーチが就く。
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⚽清水、降格瀬戸際の16位 今季初3連敗 J1リーグ第34節
明治安田J1リーグ第34節は3日、10試合を行った。清水はFC東京に0―4で敗れ3連敗。 ②味スタ(1勝1敗)▽観衆18209人 FC東京 14勝7分け13敗(49) 4(3―0 1―0)0 清水 7勝11分け16敗(32) ▽得点者【F】アダイウトン(8)OG、ディエゴオリベイラ(13)森重(4) 【評】清水は前半だけで3点を与え、FC東京に完敗した。 前半7分に自陣でボールを奪われると、豪快に蹴り込まれて先制点を献上。12分、24分にはセットプレーから立て続けに失点した。 ハーフタイムに2人を入れ替えるなど選手交代で反撃を試みたが、カウンターから相手に危険な場面をつくられた
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⚽FC東京戦 残留へ正念場の一戦【J1清水見どころ】
J1清水は3日、敵地でFC東京と対戦する。15位清水から降格圏の17位徳島までが勝ち点差2の中に固まり、結果次第では清水が今季初めて降格圏に転落する可能性がある。残り5戦。連敗中であることも含め、正念場の一戦となる。 チームは2試合続けて後半立ち上がりに先手を奪われ、試合を落としている。強力なブラジル人アタッカーをそろえるFC東京に対し、守備で隙を見せずに流れをつかみたい。 5月の前回対戦では3-0と快勝している相手。GK権田は「相手が対策をしても対応できるようなボールの持ち出し方の準備はしているので、自信を持ってしっかり出せれば」と語る。 来季加入が内定している特別指定選手のDF山原
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⚽清水エスパルス 残り5戦、崖っぷち 降格圏との勝ち点差2
J1リーグは残り5試合。15位の清水は、J2降格圏の17位との勝ち点差がわずか2の崖っぷちで最終盤を迎えた。J1に返り咲いた2017年以降も、8位に躍進した18年を除いて、毎年厳しい戦いを強いられてきたオレンジ軍団。選手たちは一体感を強調し、生き残りを誓う。 清水は33試合を終えて7勝11分け15敗の勝ち点32。16位湘南が31、降格圏の17位徳島が30と迫り、結果次第では次節(3日)に降格圏転落の可能性がある。湘南は順位が下のチームとの対戦を2試合残し、徳島も湘南との直接対決がある中、清水は残り試合全てが上位や中位のチームとの戦いだ。 清水在籍12年目のMF竹内主将は、これまで何度も残
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⚽J1清水エスパルス、川崎に力負け 一瞬の隙、痛い失点 リーグ第33節
明治安田J1リーグは24日、各地で第33節の残り4試合が行われ、清水は首位の川崎に0-1で敗れた。 ②等々力(川崎2勝)▽観衆11576人 川崎 26勝6分け1敗(84)1(0―0 1―0)0 清水 7勝11分け15敗(32) ▽得点者【川】レアンドロダミアン(17) 【評】清水は川崎に攻守で上回られ、力負けした。 序盤から相手の高い技術と巧みな連係で主導権を握られる展開。前半は守備意識を高く保ち無失点で耐えたが、後半2分にパスワークで崩されて失点を喫した。 相手の素早い攻守の切り替えにも苦しみ、思い通りに前進できず。前半25分にカルリーニョスの放ったミドルシュートは相手GKに阻
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⚽川崎戦 首位の攻撃力封じが鍵【J1清水見どころ】
J1清水は24日、敵地で川崎と対戦する。前節の柏戦で手痛い黒星を喫し、J2降格圏との勝ち点差はわずか2で迎える一戦。総得点リーグ最多タイを誇る首位チームの攻撃力を封じられるかが鍵を握りそうだ。 0-1で敗れた柏戦で喫した失点は「ポジショニングが良くなかった」とロティーナ監督。反省を踏まえ、守備時の立ち位置を改善してきたという。狙った場所で球を奪えなかったことも失点につながり、出場停止明けとなるMF松岡は「ボールを奪い切り、運んで推進力を持たせたい」と話す。 20日の練習冒頭、スペイン1部で監督経験のある指揮官は強豪のバルセロナと川崎を重ね、「偉大なクラブを相手に非常に難しい試合になるが、
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⚽静岡学園高MF川谷 J1清水、来季加入内定
静岡学園高サッカー部3年のMF川谷凪(18)の来季J1清水入りが内定した。23日、クラブ側が発表した。 川谷は大阪府出身。中学時代は地元の千里丘FCでプレーし、静岡学園高に入学した。4強入りした今夏の全国高校総体では中盤の右サイドを任され、初戦で1得点した。 川谷は「自分の武器のスピードと突破力がプロでも通用するよう努力し、一日でも早く試合に絡んで貢献したい」とコメントした。 同校から来季のJクラブ入りが決まったのは、MF玄理吾(J1徳島内定)、古川陽介(J2磐田内定)に続き3人目。
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⚽J1清水 27日に練習一般公開
J1清水は三保グラウンドで行う27日のトップチームの練習を一般に公開する。公開は今季3度目で、三保グラウンドでは今月8日に続き2度目。午前10時練習開始で、開場は午前9時半。入場時に検温や個人情報の記載が必要。
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⚽J1清水 残留へ得点力必須 前線の連係、選手起用が鍵
J1清水は16日のリーグ前節柏戦で0-1で敗れ、今季11度目の完封負けとなった。総得点31はリーグで6番目に少なく、1試合平均で1点を下回る。12試合連続で失点が続き守備が盤石でない中、残り6試合で得点力を上げてJ1残留を引き寄せられるか。 今季の清水はロティーナ監督の下、守備組織のバランスを崩さずに攻撃する戦い方を志向する。攻め急ぐことはせずボールを大事に保持して前進するが、陣形を整えた相手に守り切られる場面が目立つ。遅攻が武器になりきれず、主な得点パターンはセットプレーや手数をかけない攻めに頼る。 決定力も課題の一つだ。FWチアゴサンタナがチーム最多の11得点を稼ぐが、続くのがMF鈴
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⚽清水FW 藤本憲明選手(24)【J's HERO】
8月12日にヴィッセル神戸から期限付き移籍で加入しました。ここまで5試合に出場しましたが、自分自身の戦術理解度が深まってきたこと、チームメートが自分の特徴を分かってきてくれたことで順調にフィットし、チームとしての連係が良い結果につながってきています。 残り6試合は総力戦です。最後の最後まで身体を張って戦い抜き、一つでも上の順位で今季を終えたいと思います。 身長 175cm 体重 69kg 出身 大阪府 年齢 32歳
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⚽清水エスパルス 残留へ痛い黒星 J1リーグ第32節
明治安田J1リーグは16日、各地で第32節の6試合が行われ、清水は柏に0―1で競り負けた。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆7979人 柏 11勝4分け17敗(37) 1(0―0 1―0)0 清水 7勝11分け14敗(32) ▽得点者【柏】三丸(1) 【評】清水は攻撃が不発に終わり、柏に逃げ切られた。 前半から相手の最終ラインの背後を狙う攻めで清水が試合の流れをつかんだ。柏のカウンター攻撃にも対応していたが、後半8分に相手に右サイドを突かれて失点した。 リードを許してからは積極的な選手交代を行い、攻め立てた。しかし最後の精度を欠き、逸機が続いた。後半34分にベンジャミン・コロリが
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⚽清水エスパルス、大一番 残留へ順位逆転を【J1清水見どころ】
J1清水は16日、ホームで13位柏を迎え撃つ。順位で二つ上にいる柏との勝ち点差は2。勝てば順位が入れ替わり、J1残留にも前進する大一番だ。 清水と柏は総得点が31と同じ。攻撃面に課題を抱えるチーム同士の戦いで、複数得点を挙げれば勝ち点3はぐっと近づく。清水は勝利した前節福岡戦で2ゴール。ボール保持の場面から得点ができていて、DF片山は「自分たちの(主導権を握る)時間は作れている。決めきる部分にこだわっていければ」と勝負の鍵を語る。 夏の加入から9戦連続フル出場していたMF松岡が今節は累積警告で出場停止。代役候補のMF竹内は「できつつある良い流れをもっと加速させる」と今季初の連勝を誓う。
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⚽J1清水 ディサロ攻撃切り札に けがから復帰、巻き返し
J1清水のFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(25)が、残留を目指すチームの攻撃の切り札となる。約1カ月の離脱となったけがから復帰し、3戦連続で途中出場中。昨季のJ2で日本人最多得点のストライカーは「自分の長所を生かして流れを変えたい」とジョーカーとしての役回りにも意欲を示す。 9月18日の仙台戦の終盤にリーグ戦8試合ぶりに出場。相手守備網の背後を突く動きだしやポストプレーで前線の起点となった。前節福岡戦は後半16分から登場。20分に味方のクロスバー直撃シュートの跳ね返りを押し込んだ場面はオフサイドとなったが、ゴールへの期待感を漂わせた。 8月に背中から腰にかけての筋肉の損傷で離脱。F
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⚽J1清水エスパルスが練習公開 1年7カ月ぶり
J1清水は8日、三保グラウンドでトップチームの練習を一般公開した。一般公開は6月に一度実施しているが、三保グラウンドでの公開は1年7カ月ぶり。 約300人が来場し、攻撃練習などに汗を流す選手たちをスタンドから見守った。選手にとっても刺激になったようで、6月に加入したDF井林は「思っていた以上に見に来てくれる人が多く、応援してくれる人を近くで感じられる良い機会だった」と喜んだ。 緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いていることから行った。今後の公開は今回の実施状況を踏まえて検討するという。
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⚽清水 闘志で福岡撃破 終盤、猛攻耐え抜く J1第31節
明治安田J1リーグは2日、各地で第31節の6試合が行われ、清水は前節までの5試合負けなしの福岡を2-1で下した。 ②ベススタ(清水1勝1分け)▽観衆6216人 清水 7勝11分け13敗(32) 2(1―0 1―1)1 福岡 13勝7分け11敗(46) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(11)カルリーニョス(2)【福】マリ(4) 【評】清水は終盤の福岡の反撃を1点にとどめ、逃げ切った。 前半27分、藤本のシュートのこぼれ球をチアゴサンタナが蹴り込んで先制。優位に試合を運んだ前半の勢いのまま、後半3分にはカルリーニョスがクロスを合わせて加点した。 後半20分にも松岡がクロスバー直撃のシュ
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福岡戦 我慢強い守備から勝機を【J1清水見どころ】
J1清水は2日、敵地で福岡と戦う。15位の清水は前節で黒星を喫し、下位チームの勝利でJ2降格圏との勝ち点差は3に迫っている。福岡は無敗だった川崎に土をつけるなど直近4勝1分けと絶好調だが、3月のホーム戦で終了間際に追い付かれて取り損ねた「勝ち点を取り返す」(FWディサロ)気構えで白星を持ち帰りたい。 直近5戦で3-0が3試合と得点力が光る福岡を相手に重要なのは先制点を与えないこと。強みとするセットプレーやクロスで前回対戦時にゴールを割られていて、ロティーナ監督は「良さを出させないことが大事」と我慢強い守備を求める。守勢に回る時間を少なくするのも鍵の一つ。MF西沢は「試合の入りが大事。前から
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⚽J1清水エスパルス 10戦連続で失点 守備安定に苦心
J1清水エスパルスが守備の安定に苦心している。前節神戸戦で2失点し、これで10戦連続でゴールを割られている。2年続けてリーグ最多失点を喫し、守備の立て直しを期した今季。失点数は昨季より改善しているもののリーグで4番目に多く、下位からの浮上を妨げる要因の一つになっている。 前節で30試合を終えて総失点は44。1試合平均で2点を超えた過去2年よりは少ないが、「無失点で終わることが大事」と繰り返すロティーナ監督の下での現状は物足りなく映る。無失点の試合はわずか4で、最下位に沈む横浜FCと並んでリーグで最も少ない。 主な失点パターンはサイドからのクロスとセットプレー。神戸戦では自陣右サイドを攻略
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⚽J1清水エスパルス、またも連勝逃す ホーム戦で神戸に0―2
明治安田J1リーグは24日、静岡市のIAIスタジアム日本平で第30節の1試合が行われ、清水は0―2で神戸に敗れた。 ②アイスタ(神戸1勝1分け) ▽観衆7314人 神戸 15勝9分け5敗(54) 2(1―0 1―0)0 清水6勝11分け13敗(29) ▽得点者【神】武藤(1)大崎(1) 【評】清水は神戸の守備を最後まで崩せず、屈した。 前半9分、神戸のシュートが清水の井林に当たってコースが変わり、先制点を献上。清水は34分、右クロスにFWチアゴサンタナが頭で合わせたが、相手GKの好守に阻まれた。チアゴサンタナは43分にも絶好機を迎えたが、枠を外した。 後半も清水が攻勢に出たが、決定
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⚽神戸戦 堅守誇る相手、攻撃に注目【J1清水見どころ】
J1清水は24日、ホームで4位神戸を迎え撃つ。前節仙台戦での9戦ぶり白星で長いトンネルを抜けたが、「この勝利をどう次につなげるかが大事」(MF西沢)と気を引き締め、今季初の連勝を目指す。 神戸は日本代表FW大迫ら攻撃陣に目が向くが、リーグで4番目に失点が少ない守備陣も好成績を支える。相手の堅守突破へ、期待が掛かるのが3戦連発中のFWチアゴサンタナ。前節に首を痛めて負傷交代したが、大きな影響はなさそうで「一つの好機を逃さず狙いたい」と意気込む。 仙台戦で値千金の決勝点を挙げたFW藤本は神戸からの期限付き移籍のため、今節は契約上出場できない。ただ、前節を回避したMFベンジャミン・コロリが練習
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戦線復帰⚽カルリーニョス「チーム助ける」 J1清水
J1清水のFWカルリーニョスジュニオ(27)が18日の仙台戦で7戦ぶりにピッチに戻ってきた。7月に負った右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷のけがが癒え、「チームを助けることが最大の目標」と残り9試合での挽回を期している。 仙台戦は後半23分から出場。1点リードしている時間帯での登場で、追加点を狙いつつ守備でも献身的に動き回った。「試合勘が失われていて流れをつかんだり空いたスペースを見つけたりする難しさはあったが、幸せだった」と久々のプレーとチームの勝利の喜びをかみしめた。 右膝のけがは4月に約1カ月離脱した時と同じ部位。再受傷となり、「シーズン終わりまでに良い状態で戻る」ことを見据えてリハ
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清水エスパルスMF 松岡大起選手(33)【J's HERO】
8月2日にサガン鳥栖より完全移籍し加入しました。チームの勝利のために自分が持っている全てを出し切ること、そして勝利という結果を出すことだけを考えてプレーしています。 ホームのアイスタは人数制限を感じさせない素晴らしい雰囲気がありました。今季残りの試合、応援してくれる皆さんにできるだけ多くの笑顔を届けられるよう、勝利によりフォーカスして取り組んでいきたいと思います。 player’s data 身長 170cm 体重 65kg 出身 熊本県 年齢 20歳
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⚽清水勝った! 9戦ぶり、大きな勝ち点3 J1リーグ第29節
明治安田J1リーグは18日、各地で第29節の10試合が行われ、清水はホームで仙台に勝って9試合ぶりの白星を飾った。 ②アイスタ(清水2勝)▽観衆5453人 清水 6勝11分け12敗(29) 2(1―0 1―1)1 仙台 4勝10分け15敗(22) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(10)藤本(1)【仙】フェリペカルドーゾ(1) 【評】清水は仙台の反撃を1点にとどめ、リードを守り切った。 立ち上がりからボールを保持して主導権を握ると、前半19分に左CKから井林がそらしたボールをチアゴサンタナが詰めて先制に成功した。 後半7分、藤本がバックパスを処理する相手GKに寄せてミスを誘い、加点。1
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⚽仙台戦 相性追い風 攻撃活性化【J1清水見どころ】
J1清水は18日、ホームで18位仙台を迎え撃つ。16位の清水にとって、J2降格圏の17位以下にいるチームとの対戦はこれが最後。降格圏の4チームはいずれも直接対決を複数試合残すため、確実にものにしたい一戦だ。 仙台とは今季、ルヴァンカップを含めて公式戦3戦全勝で、計8得点を挙げている。相性の良さも追い風に、直近リーグ戦5試合で3得点と振るわない攻撃面を機能させられるか。FW藤本は「(相手の守備を)しっかり揺さぶって空いたところを狙っていく」と攻略策をイメージする。 仙台は前節でG大阪を3-2で下し、リーグ戦12試合ぶりの勝利を手にしている。ロティーナ監督は「難しい相手だが、立ち上がりから全
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⚽J1清水・藤本「勝ち点3とれる仕事を」 苦境のチーム救う
J1清水のFW藤本憲明(32)がリーグ8試合勝利なしと苦しむチームを救うため、貢献を誓う。J1神戸からの期限付き移籍で8月に加入し、2トップの一角として現在2戦連続先発中。重要な下位直接対決となる18日の次節仙台戦を見据え、「どの試合もゴールは狙っている。(チームが)勝ち点3をとれる仕事をしたい」と話す。 11日の鳥栖戦では前半6分にシュートのこぼれ球に詰め、後半12分には右クロスを合わせた。ともにネットを揺らすことはできずに「最後の決めるべきところ」を課題として挙げるが、「ポジショニングやコンビネーションは良くなっている」と手応えも口にする。 これまでのキャリアは結果を残すことで自ら切
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⚽清水エスパルス 鳥栖に競り負け J1リーグ第28節
明治安田J1リーグは11日、各地で第28節6試合が行われ、清水は鳥栖に1-2で競り負けた。 ②駅スタ(鳥栖1勝1分け)▽観衆7015人 鳥栖 14勝8分け6敗(50) 2(0―0 2―1)1 清水 5勝11分け12敗(26) ▽得点者【鳥】白崎(3)エドゥアルド(3)【清】チアゴサンタナ(9) 【評】清水はセットプレーで勝ち越しを許し鳥栖に競り負けた。 前半はボールを握る相手に対して清水が自陣で耐え、逆襲をうかがう展開。前半26分、手数を掛けない攻撃からチアゴサンタナがGKと1対1の場面を迎えたが、シュートは相手DFに間一髪でクリアされた。 後半13分に鳥栖にクロスを押し込まれて試
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⚽鳥栖戦 難敵相手、主導権握れるか【J1清水見どころ】
J1清水は11日、敵地で鳥栖と対戦する。リーグ戦7試合白星から遠ざかる中で迎える上位チームとの一戦。攻守のバランスのとれた難敵に対し、「試合の中でより自分たちが主導権を持てるように」(DF井林)と2週間準備してきた成果を発揮できるか。 3月の前回対戦は0-0で引き分けたものの、清水はシュートを1本しか放てず鳥栖に試合を支配された。前回時と敵味方が入れ替わり、初の古巣戦となる今夏加入のMF松岡は「鳥栖の選手の特徴は練習の中で仲間に伝えてきた。自分は危険なところにボールを入れるプレーを増やしたい」と攻撃の活性化に意識を向ける。 日本代表活動を終えたGK権田は練習に合流し、出場に支障はない。前
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頭蓋骨折から3カ月ぶり実戦 ⚽J1清水の鈴木義、リーグ戦復帰へ
J1清水のDF鈴木義宜(28)が5日のエリートリーグ横浜M戦で、頭蓋骨骨折の重傷を負った6月の試合以来の実戦復帰を果たした。味方のセットプレーで空中戦に加わるなど、けがの影響を感じさせないプレーを披露。チームが下位で苦戦する中、「勝つ試合をサポーターに届けたい」と3カ月ぶりのリーグ戦出場を見据える。 横浜M戦は定位置のセンターバックで61分間プレー。キャプテンマークを巻いてチームを統率し、CKの場面では果敢にゴール前の混戦に飛び込んだ。「試合ができる喜びを感じられた。相手のプレッシャーのスピードにも違和感なく対応できた」と振り返る。 6月6日のルヴァンカップ鹿島戦で、相手のクロスボールへ
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⚽清水エスパルス 名古屋に1-1ドロー、劣勢挽回 J1第27節
明治安田J1リーグは29日、各地で第27節の残り5試合が行われ、清水は前節4位の名古屋と1-1で引き分けた。名古屋は3連勝で止まり、勝ち点47で前節4位から6位に後退した。 ②豊田(名古屋1勝1分け)▽観衆12424人 名古屋 14勝5分け8敗(47) 1(0―0 1―1)1 清水 5勝11分け11敗(26) ▽得点者【名】前田(2)【清】チアゴサンタナ(8) 【評】清水は名古屋に追い付き、引き分けに持ち込んだ。 後半12分、カウンターから名古屋の前田に蹴り込まれて先制を許した。しかし29分、チアゴサンタナがクロスを合わせて同点とした。 清水は前線から高い守備意識を保ち、自陣ゴール
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⚽名古屋戦 守備修正、降格圏阻止へ【J1清水見どころ】
J1清水は29日、敵地で5位名古屋と対戦する。16位の清水は、敗れれば他チームの結果次第でJ2降格圏の17位に転落する可能性のある一戦。前節鹿島戦で4失点と崩れた守備を立て直し、難敵相手にリーグ7試合ぶりの白星をつかめるか。 鹿島戦ではボール保持や連係のミスをきっかけに失点を重ねた。「回避できた失点はあった。より注意を払い、安定した守備を行うことが大事」とロティーナ監督。勝利のない直近6試合は全て失点していて、DF片山は「集中力を高めて組織としてしっかり戦っていかないと」と話す。 名古屋は3試合連続無失点で3連勝中。清水も5月の前回対戦で0-3と完封負けしていて、相手の堅守の突破も勝利に
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⚽J1清水MF松岡奮闘 加入後4戦フル出場、気迫と責任感
J1清水のMF松岡大起(20)が、リーグ6戦未勝利と苦しむチームをプレーで鼓舞している。J1鳥栖から今月加入し、ボランチで4試合連続フル出場中。攻守両面で際立つ存在感を見せるが、「自分自身が1%でも2%でも変わればチームが良い方向に変わる」と常に己に目を向け、チームへのさらなる貢献を誓う。 25日の鹿島戦では、サイドに展開して攻撃のスイッチを入れる効果的なパスや、持ち味のボール奪取で90分間試合に関わり続けた。豊富な運動量で走行距離は4試合続けてチームトップを記録。しかし、奮闘むなしくチームは0-4で完敗し、「自分が加入してまだ勝てていない。責任を感じている」と悔しさをにじませる。 「声
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⚽権田(J1清水)代表選出 サッカーW杯最終予選
日本サッカー協会は26日、9月に始まる2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選B組でオマーン、中国両代表戦に臨む日本代表を発表し、GK権田(清水)のほか、久保建(マジョルカ)吉田(サンプドリア)ら24人が選ばれた。20歳のGK谷(湘南)は初選出で、柴崎(レガネス)は昨年11月以来の復帰を果たした。 ■権田「出場権獲得へ全力」 J1清水のGK権田はクラブを通じて「選出されたことをうれしく思う。W杯出場権獲得のために全力で戦ってくる」とコメントを出した。 6月の2次予選タジキスタン戦で失点するまで、歴代最多となる出場9試合連続無失点を記録。2次予選は全8試合のうち6試合
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⚽清水エスパルス 鹿島に0ー4 今季ワースト失点 Jリーグ第26節
明治安田J1リーグは25日、各地で第26節の10試合が行われ、清水は鹿島に0―4で完敗した。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆4356人 鹿島 13勝5分け8敗(44) 4(2―0 2―0)0 清水 5勝10分け11敗(25) ▽得点者【鹿】上田(7)アルトゥールカイキ(2)和泉(1)遠藤(1) 【評】清水は攻守がかみ合わず、鹿島に完敗した。 前半18分、鹿島の上田にミドルシュートを蹴り込まれて失点。44分には自陣ゴール前でボールを失い、アルトゥールカイキに決められた。後半36分にはミスからカウンター、43分にも遠藤のミドルシュートで相次いで失点した。 清水が攻め込む時間帯もあったが、
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⚽鹿島戦 攻撃力高め開幕戦再現へ【J1清水見どころ】
J1清水は25日、ホームで鹿島と対戦する。前節湘南戦に引き分け、順位は14位のままだがリーグ戦5試合未勝利。直近2試合は複数得点がなく、開幕戦で3得点を挙げて快勝した鹿島との再戦で攻撃力を取り戻したい。 湘南戦はMF鈴木唯が決めた前半の1得点に終わったが、ロティーナ監督は「後半も良いプレーができて好機をつくれた。これを続けることでゴールにもつながるはず」と強調する。指揮官はJ1神戸から加入したFW藤本のメンバー入りを明言。新戦力の奮起にも期待が掛かる。 鹿島は前節で神戸に敗れてリーグ戦の連勝が3で止まったものの、6位と上位争いをする。清水加入後リーグ3戦連続先発中で、中盤の底から攻撃の組
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⚽J1清水のDFエウシーニョ 全治6~8週間
J1清水は23日、DFエウシーニョ(31)が左内転筋の肉離れで全治6~8週間と診断されたと発表した。15日の練習中に痛め、検査を行った。エウシーニョは6月末に同じ部位を負傷し、復帰を目指す途中だった。
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⚽清水エスパルス 下位湘南と痛み分け 1-1 J1リーグ第25節
②レモンS(2分け)▽観衆4417人 湘南 4勝10分け11敗(22) 1(1―1 0―0)1 清水 5勝10分け10敗(25) ▽得点者【湘】ウェリントン(5)【清】鈴木唯(2) 【評】清水は湘南との激しい攻防の末、引き分けた。 前半30分、湘南のウェリントンにクロスを頭でたたき込まれ、先制を許した。しかし45分、鈴木唯がドリブル突破からループシュートを沈めて同点に追い付いた。 清水はボールを支配したが、決め手を欠く展開。セットプレーなどでウェリントンに度々ゴールを脅かされた。終盤は相手に立て続けに決定機を許したが、GK権田の好守などで踏ん張った。 鈴木唯 鮮やか同点弾 プロ
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⚽湘南戦 下位対決、主導権確保へ【J1清水見どころ】
J1清水は21日、敵地で湘南と対戦する。13日のリーグ前節G大阪戦、18日の天皇杯川崎戦と連敗し、公式戦直近5試合勝ちなし。順位も14位タイと降格圏が迫る中、17位の相手との下位直接対決をものにして停滞感を振り払いたい。 G大阪戦で不発だった攻撃面は勝利に向けた大きなポイントだ。「前に迫る回数をできるだけ多くする練習を積み上げてきた」とロティーナ監督。リーグ戦7試合連続先発中のMF鈴木唯は「主導権を握ることが大事。自分がうまく関わりながら試合を動かしていけたら」と語る。 MF中村が天皇杯川崎戦で2カ月ぶりに公式戦に復帰。今節もメンバーに絡めそうだ。J1神戸からの期限付き移籍で加入したFW
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新外国人上々デビュー ⚽J1清水 ホナウド/ベンジャミン
J1清水に7月に加入したブラジル人MFホナウド(24)とコソボ代表MFベンジャミン・コロリ(29)が、18日の天皇杯川崎戦で初めてピッチに立った。ともに45分間の“試運転”ながら、特長はしっかりと表現。今後に期待を抱かせるデビュー戦となった。 ホナウドはボランチの一角として先発出場。積極的にボールを要求して味方のパス回しに加わり、受けると相手の寄せを巧みにかわして前線に展開した。合間には他の選手と熱心に連係面の意思疎通を図る姿も。実戦は半年ぶりだったというが、「全体的に良いプレーができた」と好感触をつかんだ。 ベンジャミンは後半開始から左MFに投入され、サイドバッ
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静岡の伝統工芸を次代へ ⚽J1清水元主将・杉山浩太さん、「匠宿」営業宣伝課長に転身
サッカーJ1清水エスパルスなどで15年間活躍し、引退後はクラブスタッフを務めていた杉山浩太さん(36)が、4月から静岡市駿河区の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」の営業宣伝課長に転身した。サッカーとは無縁の世界に飛び込み、「静岡の職人が作り出す素晴らしい伝統文化を発信したい」と奔走している。 同区出身で、清水ユースから2003年にトップチームに昇格した杉山さん。J1柏レイソルに期限付き移籍した08、09年以外はエスパルスでプレーし、13年から2年間は主将を務めた。引退翌年の18年にクラブ社員となり、法人営業部でスポンサー獲得に努めてきた。 転身のきっかけは、同市の建築設計業「創造舎」の
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菊地と千葉、活躍誓う ⚽J1清水、ユースから昇格内定で会見
J1清水は19日、来季のトップチーム昇格が内定した清水ユースのDF菊地脩太(18)とFW千葉寛汰(18)の加入会見をオンラインで行った。2人は目標としていた昇格をつかんだ喜びとともに、今後の決意を語った。 菊地は18日の天皇杯4回戦川崎戦に後半20分から出場し、早くもトップチームデビューを果たした。「自分に足りない部分が多く見つかった」と満足感はなかったが、小学校時代の所属クラブが同じというDF立田とセンターバックでコンビを組み、「ずっと背中を見てきた存在。言葉にならないくらいの気持ち」と感慨を込める。 持ち味は1対1の強さやポジショニングの良さ。「周囲から多くを吸収して成長につなげ、ピ
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清水、王者川崎に惜敗 ⚽サッカー天皇杯4回戦
▽4回戦 川崎(J1) 2(0―0 2―1)1 清水(J1) ▽得点者【川】小林(PK)、レアンドロダミアン【清】中山 【評】清水は後半に攻勢を強めた川崎に競り負けた。 後半12分、立田の反則で与えたPKを川崎の小林に決められて失点。19分に後藤の左クロスを中山が合わせて追い付いたが、29分に旗手(静岡学園高出)の左クロスをレアンドロダミアンに頭で押し込まれた。 川崎に終始ボールを支配され、GK永井の再三の好守で耐えていたが、後半に守備にほころびが出た。積極的に選手交代をしたが、反撃の迫力を欠いた。 ■一時同点も攻撃迫力欠く 清水は今季公式戦無敗の川崎に必死に食らいついた
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⚽サッカー天皇杯、8強入り懸け対戦 J1清水エスパルスは川崎と J2ジュビロ磐田はヴェルスパ大分と
サッカーの第101回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は18日、アイスタ日本平などで4回戦7試合と3回戦1試合を行う。J1清水はJ1川崎と、J2磐田はJFLのヴェルスパ大分(アマチュアシード)と8強入りを懸けて対戦する。 清水は前回大会覇者で、今季公式戦無敗を維持する川崎をホームに迎える。ロティーナ監督は新加入のMFベンジャミン・コロリ、MFホナウドについて「45分はプレーさせられたら」と起用を明言。新戦力を起爆剤に王者撃破を狙う。 川崎には7月のリーグ戦で0-2で敗れたものの、押し返す時間帯もつくり、内容には手応えを得た。DF立田は「失点場面は自分
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⚽J1清水ユースの菊地、千葉 来季トップ昇格内定
J1清水は17日、清水ユースのDF菊地脩太(18)=清水西高3年=とFW千葉寛汰(18)=同=の来季のトップチーム加入が内定したと発表した。 静岡市出身の菊地は身長180センチのセンターバック。U-18(18歳以下)日本代表候補などに選出経験がある。同じく静岡市出身の千葉は身長178センチの点取り屋。世代別代表のほか、飛び級でU-20(20歳以下)日本代表候補にも選ばれている。ともに2019年の茨城国体で本県少年男子の8年ぶりの優勝に貢献した。 菊地は「14年間お世話になったクラブでプロのキャリアをスタートできて大変うれしい」、千葉は「エスパルスを勝利に導くストライカーになれるよう日々努
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⚽J1清水 ユースの菊地、千葉を2種登録
J1清水は14日までに、清水ユースのDF菊地脩太(17)とFW千葉寛汰(18)を2種登録したと発表した。今季のJリーグ公式戦に出場できる。
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⚽清水エスパルス G大阪に競り負け J1リーグ第24節
明治安田J1リーグは13日、静岡市のIAIスタジアム日本平で第24節の1試合が行われ、清水はG大阪に0-1で敗れた。清水は勝ち点24の同14位。 ②アイスタ(G大阪1勝1分け)▽観衆6865人 G大阪 8勝5分け11敗(29) 1(0―0 1―0)0 清水 5勝9分け10敗(24) ▽得点者【G】山見(1) 【評】清水は終盤の失点でG大阪に屈した。 前半は互いにゴールまであと一歩の展開。16分に右CKをヴァウドが頭で合わせたが、ポストに阻まれた。一方で7分のG大阪レアンドロペレイラのシュートはポストに救われた。 後半も一進一退が続いたが、37分にG大阪の山見にペナルティーエリア左
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⚽G大阪戦 重要な下位直接対決【J1清水見どころ】
J1清水は13日、ホームでG大阪を迎え撃つ。勝ち点差2の14位清水と13位G大阪の下位直接対決となり、清水が勝てば順位が入れ替わる重要な一戦だ。 9日の前節横浜M戦は引き分けに持ち込んだが、同点弾をアシストしたFW後藤は「自分たちから守備をもっと仕掛けないと」と相手に主導権を握られた試合内容を課題に挙げる。ロティーナ監督も「長くボールを保持することが大事」と勝負の鍵を見据える。 今節から新加入の外国籍選手2人が出場可能となるが、指揮官は「まだ十分な状態ではない」と起用には慎重な姿勢を示す。横浜M戦で左足を痛めたMF竹内も出場は見送られる見込み。 G大阪は未消化の試合を五輪期間中に行って
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神戸のFW藤本加入 ⚽J1清水エスパルス
J1清水は12日、J1神戸のFW藤本憲明(31)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は来年1月末まで。背番号は24。 大阪府出身の藤本は2012年にJFLの佐川印刷で選手のキャリアをスタート。16年にJ3鹿児島に移り、2年連続J3得点王に輝いた。当時J2の大分に移籍した18年も2桁得点を記録し、19年途中にJ1神戸に引き抜かれた。今季はリーグ戦9試合に出場し、無得点だった。J1通算65試合15得点。 藤本はクラブを通じ、「ゴール、アシスト、勝利を一つでも多く届けられるよう、期待に応えたい」とコメントした。16日にチームに合流する予定。
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⚽J1清水 主力返り咲きへ西沢アピール 横浜M戦で初ゴール
J1清水のMF西沢健太(24)が主力への返り咲きへ、リーグ再開初戦となった9日の横浜M戦でアピールに成功した。途中出場からチームの同点弾となる今季初ゴール。リーグ戦全試合出場を果たした昨季から一転して今季はプレー機会が限られているが、「少ないチャンスをものにできるように」と気持ちは折れていない。 横浜M戦は後半5分から右MFに入った。直後にFKを直接狙ってゴールを脅かすと、待望の場面は10分後。FW後藤の左クロスを逆サイドで待ち、力いっぱいのヘディングシュートでネットを揺らした。「篠田さん(コーチ)に付き合ってもらった練習の中で良い感触をつかめていたので、自信を持って入ることができた」。ゴ
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巻き返し「ベスト尽くす」 J1清水、新外国人2人加入会見
J1清水は11日、コソボ代表MFベンジャミン・コロリ(29)とブラジル人MFホナウド(24)の加入会見をオンラインで行った。2人は「ベストを尽くす」と巻き返しを図るチームへの貢献を誓った。 中盤の攻撃的なポジションなどをこなすベンジャミンは、出身地のスイスで2009年にデビューし、1部リーグ通算150試合42得点。「創造性を発揮したプレーが信条」とし、「チームが10位以内に達することができるよう、できる限りのゴールやアシストを」と決意を語った。 ホナウドはボランチを主戦場とし、「守備の激しさやパス、ミドルシュートの強みを発揮できたら」と話す。ブラジル1部の名門フラメンゴ育ちで、1部通算5
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カルリーニョス けが全治6週間 ⚽J1清水エスパルス
J1清水は10日、FWカルリーニョスジュニオ(27)が右膝の内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治6週間と診断されたと発表した。7月17日のリーグ第18節川崎戦で負傷し、その後の全体練習を外れていた。カルリーニョスは今季リーグ戦16試合に出場して1得点。
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⚽清水、難敵から勝ち点1 横浜Mの連勝止める J1第23節
明治安田J1リーグは9日、東京五輪による中断から再開して、各地で第23節の10試合が行われ、清水は2位の横浜Mと2―2で引き分けた。 ②アイスタ(横浜M1勝1分け)▽観衆7890人 清水 5勝9分け9敗(24) 2(1―1 1―1)2 横浜M 15勝5分け2敗(50) ▽得点者【清】片山(2)西沢(1)【M】マルコスジュニオール(5)エウベル(5) 【評】清水は劣勢から後半に追い付き、横浜Mと引き分けた。 前半4分、FKからチアゴサンタナの折り返しを片山が詰めて先制。39分、横浜Mの仲川の折り返しをマルコスジュニオールに流し込まれた。 後半2分には横浜Mのエウベルにゴール左から蹴り
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⚽横浜M戦 中断期間の成果問う一戦【J1清水見どころ】
J1清水は9日、ホームで2位の横浜Mと対戦する。約3週間ぶりの試合となり、ロティーナ監督が「全ての面のレベルアップを図ってきた」と語る中断期間の成果が問われる一戦となりそうだ。 清水は現在14位で、J2降格圏との勝ち点差はわずか3。リーグ後半戦を迎えて1試合の重みが増す中、ホームでの黒星は避けたい。横浜Mとの前回対戦で得点を挙げているFWチアゴサンタナは「今回もゴールを決めて良い働きを見せられれば」と貢献を誓う。 けがで離脱していたMF中村やDFエウシーニョはすでに全体練習に復帰。J1鳥栖から加入したMF松岡とともに、指揮官の選手起用に注目が集まる。 横浜Mは6日に中断明け初戦があり、
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⚽J1清水 ロティーナ戦術、井林が浸透促進 9日リーグ再開
J1清水に6月に加入したDF井林章(30)が、ロティーナ監督の目指すサッカーの体現に一役買う。指揮官の下でJ2東京V時代に2年間プレーし、戦い方を熟知する一人。9日に再開する勝負のリーグ後半戦へ「周囲と切磋琢磨(せっさたくま)し、良い影響を与えられる存在に」と決意を口にする。 指揮官からの信頼の厚さが表れたのは、東京五輪開催に伴う中断前の最後の試合となった7月17日の川崎戦。出場可能となった最初の試合で早速先発に名を連ねた。センターバックとして最終ラインの統率や攻撃の組み立てに奮闘。ただ、指揮官から「修正していく必要がある」と指摘された1失点目の場面など反省材料も生まれた清水デビューだった
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⚽清水エスパルスの新外国人 2選手、8日合流
J1清水は6日、加入が決まっているブラジル人MFホナウド(24)とコソボ人MFベンジャミン・コロリ(29)が8日にチームに合流すると発表した。7月23日に来日し、Jリーグの管理下で14日間の待機期間を過ごしていた。 2選手は13日のリーグG大阪戦から出場可能となる。
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⚽J1清水エスパルスDF福森 仙台に完全移籍
J1清水は5日、DF福森直也(28)がJ1仙台に完全移籍すると発表した。 福森は2019年7月にJ1大分から加入。故障などで昨季まではリーグ戦出場がなかったが、今季はセンターバックや左サイドバックとしてリーグ戦9試合を含む公式戦19試合に出場していた。 福森はクラブを通じて「2年間の短い期間だったが、エスパルスのユニホームを着てプレーすることが本当に幸せだった」とコメントした。
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⚽松岡大起「勝つために全力」 鳥栖からJ1清水エスパルスへ完全移籍
J1鳥栖から完全移籍で加入したJ1清水のMF松岡大起(20)が5日、初練習に先立ちオンラインで加入会見に臨んだ。松岡は「チームが勝つために自分の全力を尽くす」と決意を語った。 リーグ4位と躍進する鳥栖の主力として今季21試合に出場し、世代別代表にも選出されている将来性豊かなボランチ。「人間的にも選手としても、もう一段階成長したい」と移籍を決断した。自身の特長にボール奪取や運動量、味方と意思疎通を図ったプレーを挙げ、「仲間の特徴や監督の求めることをいち早く理解していきたい」とチームへの適応に意欲を示した。 大熊清ゼネラルマネジャー(GM)は「人生の大きな決断をしてもらった。チームとともに彼
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J1清水のFW加藤拓己 全治6カ月
J1清水は2日、来季加入が内定し、特別指定選手に認定されているFW加藤拓己(22)が左膝前十字靱帯(じんたい)断裂で全治6カ月と診断されたと発表した。7月1日に所属する早大での練習中に負傷し、同28日に手術を行った。
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MF松岡大起が完全移籍で加入 ⚽J1清水発表、背番号33
J1清水は2日、J1鳥栖のMF松岡大起(20)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は33。 松岡は豊富な運動量と前への推進力が光るボランチ。鳥栖の下部組織出身で高校2年時に天皇杯でトップチームデビューを果たすと、3年時の2019年にはプロ契約を結びリーグ戦23試合に出場した。昨季からは主力の座を不動にし、今季はチームで副主将も務めていた。J1通算76試合出場。クラブを通じて「清水のために戦い、多くの方々に感動を与える」とコメントした。 清水の今夏の補強は4人目となる。
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⚽J1清水 鳥栖MF松岡を獲得へ
J1清水がJ1鳥栖のMF松岡大起(20)の獲得に乗り出していることが1日までの関係者への取材で分かった。交渉は大詰めを迎えている。 熊本県出身の松岡は鳥栖ユースから高校3年時の2019年6月にプロ契約を締結。ボランチを主戦場とし、その年にリーグ戦23試合に出場すると、昨季はリーグ戦32試合でプレー。不動の主力に定着した。今季もここまでリーグ22試合中21試合に先発出場し、4位と躍進するチームを支えている。世代別の日本代表にも選出されている。 清水はボランチの補強として今夏すでに、ブラジル1部フラメンゴからMFホナウド(24)を獲得している。
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熱海土石流 J1清水が義援金
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは30日、土石流被害を受けた熱海市に義援金458万5323円を寄付した。試合会場での募金やチャリティー販売の売り上げ、選手・スタッフからの浄財などを寄せた。
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⚽清水FW栗原がJFL鈴鹿移籍 育成型、期限付き
J1清水は29日、FW栗原イブラヒムジュニア(19)がJFLの鈴鹿ポイントゲッターズに育成型期限付き移籍すると発表した。期間は12月末まで。プロ2年目の栗原は今季、公式戦出場はなし。昨季途中にもJ3沼津に期限付き移籍していて、2年連続の武者修行となる。栗原は「必ず成長して戻ってきたい」とコメントした。
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J1清水選手 多彩な催し ファンが感謝イベント楽しむ
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは25日、ファン感謝イベント「サポーターズサンクスデー」を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で開いた。選手たちが繰り広げた多彩な催しを約2300人が楽しんだ。 選手がチーム対抗でキックベースやフットゴルフなどを行った。ロティーナ監督やコーチ陣の飛び入り参加もあり、会場を盛り上げた。新型コロナウイルス感染防止の観点から来場者との直接の触れ合いはなかったが、選手のプレーやトークにスタンドは笑い声に包まれた。 来場者はスタジアムの見学ツアーや、壁面をオレンジ色に染める参加型イベントなども体験した。 (運動部・市川淳一朗)
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⚽J1清水エスパルス MF石毛、岡山に期限付き移籍
J1清水は25日、MF石毛秀樹(26)がJ2岡山に期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月末まで。 石毛は今季就任したロティーナ監督の下で出番に恵まれず、ここまでルヴァンカップ1試合の出場にとどまっていた。J2岡山には2017年に1年間期限付き移籍していて、2度目となる。石毛は「大好きな清水を離れることはさみしいが、岡山では自分らしくサッカーを楽しんでプレーする」とコメントした。
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⚽J1清水 ベンジャミン・コロリが加入、コソボ代表MF
J1清水は23日、スイス1部チューリヒからコソボ代表MFベンジャミン・コロリ(29)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は32。 2009年にスイスでデビューしたベンジャミンは中盤の攻撃的なポジションでプレー。昨季はチューリヒでリーグ戦21試合6得点を記録した。スイス1部リーグ通算150試合42得点。コソボ代表としても23試合に出場して4得点を挙げている。 ベンジャミンは「このチームでプレーできることにとても興奮している」とコメント。同日に来日し、14日間の待機期間を経てチームに合流する。 清水の今夏3人目の補強。これで所属する外国籍選手は7人となる。
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ブラジル人MF獲得 J1清水
J1清水は22日、ブラジル1部フラメンゴに所属していたブラジル人MFホナウド(24)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は3。 守備的MFをこなすホナウドはフラメンゴを皮切りに、ブラジル1部の複数のクラブに期限付き移籍してプレー。昨季はバイーアで26試合に出場した。ブラジル1部通算53試合1得点。清水はMFヘナトアウグストやMF中村を故障で欠き、ボランチの選手層が薄くなっていた。 ホナウドは「エスパルスのファンを幸せにしたい」とクラブを通じてコメントした。23日に来日し、14日間の待機期間を経てチームに合流する予定。 清水は新たにスイスリーグでプレーしていたコソボ代表MFの獲得も決定
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エスパルスが副業人材募る
J1清水は31日まで、デジタル技術を活用した事業展開の仕事を副業で担う人材を募集している。すでに今春に東京都内の2人を採用。さらに人数を増やすことでデジタル分野の知識を生かした集客施策などの取り組みを加速させる。常勤社員も同時に募っている。詳細は清水のホームページで。
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⚽清水エスパルスMF成岡、J2相模原へ 期限付き移籍
J1清水は20日、MF成岡輝瑠(18)がJ2相模原に育成型期限付き移籍すると発表した。期間は来年1月末まで。 成岡は昨季、清水ユース所属のままリーグ戦9試合に出場。しかし、昇格して迎えたプロ1年目の今季はここまで公式戦出場がなかった。成岡は「別の競争に身を置くことで自分の成長につなげていきたい」とコメントした。
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⚽清水エスパルス 首位川崎に力負け J1リーグ第18節
明治安田J1リーグは17日、日本平などで4試合が行われ、清水は、第18節の首位川崎戦に0―2で敗れた。 ①アイスタ▽観衆9015人 川崎 18勝4分け(58) 2(1―0 1―0)0 清水 5勝8分け9敗(23) ▽得点者【川】脇坂(2)大島(1) 【評】清水は攻守両面で川崎に上回られ、力負けした。 守備意識を高く試合に入ったが、前半17分に自陣右サイドを川崎に崩され、折り返しを脇坂に合わされ失点。後半5分には細かいパスで中央を崩され、大島に蹴り込まれた。 反撃に出た清水は後半26分にゴール前で鈴木唯が決定機を迎えたが、シュートはGKに阻まれた。セットプレーやカウンターでも攻め込
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⚽J's HERO 清水FW ディサロ燦シルヴァーノ選手
今季より加入し、求められる役割がこれまでとは変わる中、焦ることなく平常心を保ちながら懸命に取り組み続けてきました。少し時間がかかりましたが、6月23日仙台戦でJ1リーグ初ゴールを決めることができました。 全ての選手が勝利や結果を強く求めているので、活気のある練習ができていますし、チームは良い状態にあると感じています。チームに順応しながらも自分の良さを生かし、より多くのチャンスやゴールに絡んでいきたいと思います。 player’s data 身長 175cm 体重 72kg 出身 東京都 年齢 25歳
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⚽川崎戦、負けなし継続で中断へ【J1清水見どころ】
J1清水は17日、ホームに首位川崎を迎える。清水はこの試合を終えると東京五輪開催に伴う中断で次節は約3週間後。地の利を生かし、リーグ戦4試合負けなしの流れを止めることなく中断期間に入りたい。 川崎は21試合を消化してリーグトップの51得点。失点も1試合平均で3番目に少なく、完成度は圧倒的だ。ロティーナ監督は「攻守全てに鍵がある」と90分間隙のない内容をイレブンに求める。FWカルリーニョスは「付け入る隙はある」と話し、自軍に勝ち点をもたらす得点を虎視眈々(たんたん)と狙う。 6月にJ1広島から加入したDF井林は今節から出場可能。指揮官は18人のメンバーに入ると明言した。 川崎は2週間のア
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伝統の藍染めに初挑戦 J1清水エリック選手
サッカーJ1清水エスパルスのノリエガ・エリック選手(19)が15日、静岡市駿河区の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」を訪れ、地元の伝統産業を学んだ。Jリーグの若手選手が社会人として必要な知識や経験を積む研修事業の一環。 エリック選手は伝統工芸品の駿河竹千筋細工などを見学した後、工房で藍染めに挑戦。職人の手ほどきを受けながら、白のハンカチを鮮やかな藍色に染め上げた。ペルー出身のエリック選手は「初めての経験。興味がわいた」と笑顔だった。 Jリーグは今季からクラブごとに研修を実施。サッカー以外のプロに触れる機会を、と清水が企画した。
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⚽エスパルス立田 さらなる成長誓う リーグ4戦先発中 五輪代表漏れバネに
J1清水のDF立田悠悟(23)が東京五輪の代表入りを逃した悔しさをバネに、さらなる成長を誓う。今季序盤はベンチ外も経験したが、直近はセンターバックでリーグ4戦連続先発出場。「まずはチーム内で確立した立場を」と地に足をつけて飛躍を期している。 2017年末に五輪を目指す代表チームが発足して以降、継続的に名を連ねてきた立田。しかし、20年1月のU-23(23歳以下)アジア選手権を最後に代表から遠ざかると、意欲を口にしてきた五輪のメンバー入りはかなわなかった。「パフォーマンスの面でも(クラブでの)出場機会の面でも選ばれるという選択肢はなかったと思う」と自らの立ち位置を見つめる。 今季は緻密な戦
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エスパルス金子、J2ジュビロへ期限付き移籍 「全てささげる覚悟」
J2磐田は14日、J1清水のMF金子翔太(26)が期限付き移籍で加入すると発表した。期間は来年1月末まで。背番号40。金子は同日、ヤマハ大久保グラウンドで行った練習に合流した。 両クラブ合同のオンライン会見に臨んだ金子は「ジュビロをJ2で優勝させるため、自分の全てをささげる覚悟」と抱負を述べた。11日の徳島戦前後に磐田側から「もう一度輝ける場所を提供したい」と移籍の打診を受け、「ライバルチームなので賛否両論はあると思ったが、必要とされるクラブで一皮むけて自分のパフォーマンスを出したい気持ちが強かった」と決断した。 2016年、J2だった清水で22試合4得点。最終節の徳島戦で決勝点を奪い、
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アスティ静岡と清水エスパルス 30年の歩み、催しで紹介 JR静岡駅構内にパネルや選手用具
JR静岡駅構内の商業施設「アスティ静岡」で13日、同施設とサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの30年の節目を紹介する催しが始まった。 アスティ静岡は今年開業30周年を迎え、エスパルスもJリーグ加盟承認から30年となった。同じ年月を歩んできたことを記念して企画。館内入り口の3カ所にエスパルスのマスコットキャラクター「パルちゃん」が描かれた特別装飾を施したほか、互いの歴史を記したパネル、エスパルスの選手の用具などを展示している。 初日はアスティ静岡を運営するジェイアール東海静岡開発の担当者とパルちゃんが参加し、日本代表GK権田修一選手(32)のグローブなど展示物のお披露目を行った。選
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J1清水エスパルス、終盤追い付かれる 徳島と2-2 リーグ第22節
明治安田J1リーグは11日、各地で第22節の4試合が行われ、清水は徳島と2-2で引き分けた。 ②ポカリ(徳島1勝1分け)▽観衆5091人 徳島 5勝5分け12敗(20) 2(1―2 1―0)2 清水 5勝8分け8敗(23) ▽得点者【徳】渡井(1)小西(1)【清】原(2)OG 【評】清水は終盤の失点で徳島に追い付かれた。 前半2分、相手陣内でのスローインの流れから原が蹴り込み先制。14分に徳島の渡井(静岡学園高出)のミドルシュートで追い付かれたが、5分後に原のクロスが相手のオウンゴールを誘って再びリードを奪った。 その後は相手の攻撃をかわしていたが、後半42分に中央を破られ小西
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徳島戦 下位対決白星締め狙う【J1清水見どころ】
J1清水は11日、敵地で徳島と対戦する。徳島は清水の二つ下の15位。下位チームとの直接対決4連戦最後の試合となり、白星で締めて上位浮上への足がかりとしたい。 リーグ戦、天皇杯と公式戦を連勝し、ロティーナ監督は「ポジティブな面が現れた」と手応えを語る。徳島は4月のホームでの対戦で0-3と完敗した相手。DF片山は「ボールの動かし方がうまいチーム。長所を防ぎながら自分たちで試合をコントロールしたい」とイメージする。 天皇杯ではリーグ戦から先発8人を入れ替えて臨んだため、主力は休養十分。新たな離脱者もなさそうで、現時点でのベストメンバーを組めそうだ。徳島はリーグ3連敗中で、6試合勝ちがない。7日
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J1清水⚽鈴木唯 ゴールへ飽くなき探究心 プロ2年目「1試合1点」貪欲に
J1清水のプロ2年目MF鈴木唯人(19)がゴールへの意欲を高めている。6月のリーグ中断期間で「結果を求める」と意識を変えた若武者は再開初戦の仙台戦でリーグ初得点。主に2トップの一角で起用される今季、フィニッシャーとしての新たな境地を開拓しようとしている。 昨季、トップ下を主戦場に高卒新人ながらリーグ戦30試合に出場。ボールを扱う技術の高さや突破力を武器に、シーズンを通して試合に絡み続けた。今季は最前線からの献身的な守備といった新たな特長も見せる中、欠けていたのは得点だった。 転機は中断期間中にイバンヘッドコーチから投げ掛けられた言葉にあった。「攻撃の形をつくる部分では助かっているけど、上
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⚽サッカー天皇杯3回戦 清水エスパルス薄氷、終盤勝ち越し
サッカーの天皇杯第101回全日本サッカー選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は7日、ヤマハスタジアムなどで3回戦12試合を行った。J1清水はJ3岩手に2―1で逆転勝ちした。 ▽3回戦 清水(J1) 2(0―1 2―0)1 岩手(岩手) ▽得点者【清】指宿、滝【岩】加々美 【評】清水は後半に盛り返し、岩手に逆転勝ちした。 前半は互いにシュート機会の少ない展開の中、38分に岩手の加々美にペナルティーエリア左外からミドルシュートを蹴り込まれた。 攻勢を強めた後半9分にCKの流れから味方のミドルシュートに指宿が触れてネットを揺らし、同点。38分に滝がミドルシュー
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エウシーニョが全治4週間けが J1清水
J1清水は5日、DFエウシーニョ(31)が左内転筋の肉離れで全治4週間の診断を受けたと発表した。6月30日の練習中に負傷し、静岡市内の病院で検査を行った。東京五輪開催による中断前のリーグ戦2試合は出場が難しくなった。
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熱海被災地支援へ募金を J1清水、試合前に呼び掛け
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの選手とスタッフが4日、土石流災害に見舞われた熱海市を支援するための募金活動を静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行った。 同スタジアムでのリーグ戦の試合前に実施。試合に出場しない選手14人が入場口付近の3カ所で募金箱の前に立ち、「助け合いましょう」などと来場者に呼び掛けた。焼津市の山本芳栄さん(64)は「清水のサポーターでも被災した人がいると聞いている。同じ県民として少しでも協力できれば」と浄財を寄せた。 同スタジアムで開催する17日の川崎戦でも義援金を募る予定。浄財の提供先は今後調整する。 (運動部・市川淳一朗)
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⚽清水エスパルス 4戦ぶり完封勝利 J1リーグ第21節
明治安田J1リーグは4日、アイスタ日本平などで第21節の2試合が行われ、清水は大分を1-0で下し、勝ち点22で13位に上がった。 ②アイスタ(1勝1敗)▽観衆6772人 清水 5勝7分け8敗(22) 1(0―0 1―0)0 大分 3勝4分け13敗(13) ▽得点者【清】原(1) 【評】清水はセットプレーから奪った1点を守り抜いた。 前半は一進一退の展開。清水は右サイドを起点に攻め込んだが、11分にチアゴサンタナが迎えた決定機は大分のDFに防がれた。 後半は押し気味に試合を進め、22分にCKの流れから原がクロスを合わせて先制。その後は反撃に出た相手に攻め込まれたが、自陣を固めて丹念
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⚽大分戦 下位対決、先制点が重要【J1清水見どころ】
J1清水は4日、ホームで大分を迎え撃つ。暫定14位で残留争いを強いられている清水にとって、降格圏の19位に沈む相手との負けられない直接対決。ロティーナ監督は「順位は関係なく、難しい相手と認識している。チームの成長を見せたい」と後半戦初戦の白星発進を誓う。 勝負の鍵は先制点。得点数がリーグで下から2番目の大分は、先手を取られた試合で3分け11敗と勝ちがない。「先取点が大きな意味を持つ試合になる。主導権を握るサッカーができれば」とMF河井。前節は足の違和感で途中出場となったFWカルリーニョスの先発復帰が濃厚で、攻撃面の活性化に期待が掛かる。 大分は19試合を消化して勝ち点13で、清水との差は
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J1清水エスパルス 大分戦でクラブ誕生日企画
J1清水は4日のリーグ第21節大分戦(アイスタ)で、同日のクラブ誕生日を記念して来場先着5千人に選手の名前入りの応援タオルをプレゼントする。必勝祈願のハーフタイム打ち上げ花火などの企画もある。午後3時半開場で、6時キックオフ。
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⚽J1清水エスパルス、攻守両面の向上不可欠 前半戦終了、暫定14位 生き残り懸け後半戦へ
J1清水は6月27日の横浜FC戦でリーグ戦の半分を終了した。各チームの消化試合数にばらつきがあり、暫定で勝ち点19(4勝7分け8敗)の14位。目標に掲げたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内はほど遠く、下位4枠の降格圏が勝ち点差4に迫る。生き残りと巻き返しを懸けた後半戦へ、攻守両面の向上が不可欠だ。 開幕戦は3得点での逆転勝ちと好発進した清水だったが、19試合を終えて1試合平均の得点数は1。20チーム中14位タイと振るわない。過去2年リーグ最多だった失点数は改善しているものの、1試合平均1・36とリーグ6番目に多い。 攻撃面の悩みの一つが決定力。引き分けた7試合のうち、3月の第
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井林「失点減に貢献」 ⚽J1清水、オンラインで抱負
J1清水入りしたDF井林章(30)の加入会見が30日、オンラインで行われた。初練習後に取材対応した井林は「結果にこだわらなければいけないポジション。チームの失点減に貢献していけたら」と抱負を語った。 統率力やヘディングを売りとする即戦力候補のセンターバック。「清水の力になることが選手として成長し、チームにも還元できる」とJ1広島からの移籍を決断した。 J2東京Vに在籍していた2017、18年にはロティーナ監督の下でプレー。今回の決断の大きな要素になったとし、「自分がこれまでやってきたサッカーにおいても共感する部分が多い。後ろの連係や距離感が重要になるので、統率力を出せたら」と役割をイメー
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⚽清水エスパルス 勝ちきれずドロー J1リーグ第20節
明治安田J1リーグは27日、各地で第20節の6試合が行われ、横浜FC-清水は1―1で引き分けた。 ②ニッパツ(2分け)▽観衆4587人 横浜FC 1勝5分け15敗(8) 1(1―0 0―1)1 清水 4勝7分け8敗(19) ▽得点者【横】渡辺(1)【清】ヴァウド(2) 【評】清水は優位に試合を進めた後半に勝ち越せず、横浜FCと引き分けた。 前半、ボールを支配されて押され気味の展開となると、前半45分に左クロスを渡辺に頭で合わされて先制を許した。後半はペースを握り、36分に右CKをヴァウドが頭で沈めて追い付いた。 後半40分、途中出場の指宿のヘッドはポスト直撃。終了間際に竹内が味方
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広島のDF井林獲得へ J1清水エスパルス
J1清水が広島のDF井林章(30)を獲得することが27日までの関係者への取材で分かった。近く発表される見通し。 広島県出身の井林は関西学院大を経て2013年にJ2東京Vでプロ入り。センターバックの主力に定着し、17、18年にはロティーナ監督の下でプレーした。19年に広島に移籍。昨季はリーグ戦12試合に出場したが、今季は3試合にとどまっている。 清水は主力DF鈴木義が6月6日の試合で頭蓋骨骨折のけがを負い、離脱。復帰の見通しが立っていなく、最終ラインの選手層は懸案の一つとなっている。
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横浜FC戦 守備改善で今季初連勝へ【J1清水見どころ】
J1清水は27日、敵地で横浜FCと対戦する。約3週間の中断明けとなった23日の仙台戦で幸先よく勝利。最下位に沈む相手との戦いに今季初の連勝をかける。 仙台戦は3得点で打ち合いを制したが、2失点はともにセットプレーから。今季の守備面の課題をのぞかせ、ロティーナ監督は「対策と準備は進めている」と改善に目を向ける。MF宮本も反省点に失点の場面を挙げ、「ヘディングの強い選手がいる」と横浜FCの長身FWへの警戒を強める。 攻撃面はFWチアゴサンタナがリーグ3試合連続得点中と本領を発揮している。リーグ初ゴールを決めたMF鈴木唯、FWディサロの連発にも期待が掛かる。 横浜FCは4連敗中で、4試合得点
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⚽清水エスパルス3得点、仙台との接戦制す J1リーグ第17節
明治安田J1リーグは23日、各地で第19節6試合を行い、清水は勝ち点15で並んでいた仙台に3-2で競り勝った。 ①ユアスタ▽観衆5054人 清水 4勝6分け8敗(18)3(1―1 2―1)2 仙台 3勝6分け10敗(15) ▽得点者【清】鈴木唯(1)ディサロ(1)チアゴサンタナ(7)【仙】吉野(2)松下(2) 【評】清水は今季最多タイの3得点で競り合いを制した。 前半12分、カウンターから味方のシュートのこぼれ球を鈴木唯が詰めて先制。22分にセットプレーの流れから仙台の吉野にヘディングシュートを許して追い付かれた。 後半27分に途中出場のディサロがヘッドを決め、勝ち越し。38分に
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⚽仙台戦 3-4-3、攻撃力が鍵【J1清水見どころ】
J1清水は23日、敵地で仙台と対戦する。仙台は清水の一つ下の暫定16位にいるが、勝ち点は同じ。負ければ順位が逆転し、他チームの結果次第では降格圏転落の可能性もある重要な一戦となる。 清水は9日の天皇杯2回戦以来、2週間ぶりの試合。中断期間には4バックの基本布陣と併用する3-4-3のシステムの練度を高めてきた。「サイドの攻撃が厚くなり、クロスは武器になる」とMF原。ロティーナ監督は「あらゆる形でもっと得点を決める姿勢が必要」と攻撃力を鍵に挙げる。 前日練習に姿のなかったDFエウシーニョとDF奥井について、指揮官は「少し違和感がある」とコンディション不良を示唆。欠場が濃厚となった。 仙台は
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⚽原、竹内 チーム浮上の力に J1清水、23日リーグ戦再開
23日に3週間ぶりにリーグ戦を再開するJ1清水。暫定15位と低迷する中、故障離脱していたMF原輝綺(22)と竹内涼(30)が中断期間にピッチに戻ってきた。再開から待ち受ける仙台、横浜FC、大分の下位チームとの3連戦に向けて、心強い戦力が巻き返しへの力となる。 原は4月11日のリーグ9節神戸戦で右足の靱帯(じんたい)を損傷。竹内は5月10日のエリートリーグ名古屋戦で左太もも裏肉離れを負った。ともに今月9日の福山シティ(広島県代表)との天皇杯2回戦で先発復帰し、フル出場で勝利に貢献した。 離脱中に「(攻撃時に)スペースをうまく使えていない場面がちらほらあった」とチームの課題を見いだしていた原
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エスパルス、新生児に特製よだれかけ 静岡市と協働 21年度5200枚
静岡市とサッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは7月から、市内で生まれた新生児に特製のよだれかけ(ベビースタイ)を配布する。2012年度から協働で実施している事業で、本年度は5200枚をプレゼントする予定。 21日に市役所静岡庁舎で行った寄贈式には、田辺信宏市長とエスパルスの山室晋也社長、事業に協賛するしずてつジャストラインの三浦孝文社長らが出席。市民代表として参加した志村真梨子さん(32)と律橙君(4カ月)にスタイのパネルを手渡した。 スタイは毎年デザインを変え、今回はサッカーボールを蹴るエスパルスマスコットのパルちゃんなどを描いた。山室社長は「取り組みを始めて10年。スタイを着け
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J's HERO 清水エスパルス DF片山瑛一選手(7)
今季ここまでさまざまなポジションで試合に出場しています。どのポジションでプレーしても、役割をこなすだけでなく、常に結果を出せる選手でありたいと意識しています。今後は得点に直結するプレーを増やし、個人としてもさらなる成長を見せていきたいと思います。 チームとしては、勝敗を左右する部分によりフォーカスし、結果に向き合い戦っていきます。 身長 181cm 体重 77kg 出身 埼玉県 年齢 29歳
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エスパルス選手 「ブラジルデー」PR 7月17日、アイスタでイベント
サッカーJ1清水エスパルスの山室晋也社長とブラジル人DFヴァウド選手(29)が17日、7月17日のリーグ第18節川崎戦(IAIスタジアム日本平)で開催するイベント「ブラジルデー」を周知するため浜松市中区の在浜松ブラジル総領事館を訪問した。 イベントは、ブラジル人選手が過去を含めて数多く所属していることにちなんで企画。山室社長はブラジルの伝統的な格闘技「カポエイラ」の体験や、ブラジル料理の販売などを予定していることを紹介した。ガルシアアウデーモ総領事は「喜んで伺いたい」と話し、来場と協力を約束した。 イベントでは他に静岡市のサンバチームによる演奏、オリジナルTシャツの提供などを行う。ヴァウ
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⚽天皇杯3回戦、清水―岩手は敵地で ホンダFC―磐田はヤマハスタジアムで
日本サッカー協会は17日、天皇杯第101回全日本選手権3回戦の開始時間と会場を発表した。J1清水―J3岩手は7月7日午後6時半からいわぎんスタジアム(岩手)で、ホンダFC(本県代表、JFL)―J2磐田は7月7日午後6時半からヤマハスタジアムで行う。 2回戦でJ1のFC東京を破った順大(千葉)はJ2群馬と午後7時から正田醬油スタジアム群馬で対戦する。J1広島に快勝した関西1部リーグのおこしやす京都(京都)とヴェルスパ大分(アマチュアシード)の試合は昭和電工ドーム大分で午後6時から行われる。 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場するJ1勢4チームは変則で、川崎-千葉、名古屋-岡山は日
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⚽清水が第3ユニホーム発売 Jリーグ
J1清水は18日から、8月のホーム3試合限定で着用する第3ユニホームの販売予約を開始する。今年は静岡市清水区の夏の恒例行事「清水みなと祭り」の海上花火のデザインや、海の水面(みなも)を表現した縦じま模様などをあしらった。1700枚を用意し、オンラインストアと同区の公式グッズ店「エスパルスストア」で27日まで受け付ける。
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⚽J1清水練習試合、J3沼津に快勝 リーグ再開へ好感触
J1清水は16日、23日の仙台とのリーグ再開戦に向けて三保グラウンドでJ3沼津と練習試合(45分×2本)を行った。FWチアゴサンタナ、MF中山、FW後藤らのゴールで控え組主体の沼津に4-0と勝利した。 得点力向上へ磨きを掛けているクロスからの攻撃の成果がみえた。1本目9分、3バックの右に入った原が攻撃参加し、ペナルティーエリア右外からクロス。中央のチアゴサンタナが頭で合わせてネットを揺らした。40分にはMF竹内の左からのセンタリングに3トップ右の中山がヘディングシュート。「クロスには中に入れと言われていた」と良い位置取りで仕留めた。 1本目の3バックから、2本目は4バックに変
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⚽久々ファンの前で練習 J1清水、1年3カ月ぶり 主将・竹内「引き締まった」
J1清水は14日、新型コロナウイルスの感染拡大で中止していた練習の一般公開を1年3カ月ぶりに行った。小雨降るあいにくの天候にもかかわらず会場のIAIスタジアム日本平には約250人が訪れ、トレーニングに励む選手を見つめた。 練習には日本代表活動中のGK権田とブラジルに一時帰国中のMFヘナトアウグストを除く28選手が参加。全体のメニューには加わらなかったが、6日のルヴァン・カッププレーオフステージ鹿島戦で負傷交代したDF鈴木義とMF中村も姿を見せた。選手はスタンドに向けて一礼し、練習を開始。パス回しやミニゲームなどで約2時間汗を流した。 来場者は感染拡大防止対策として検温や手指消毒を行い、ス
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ブラジル文化紹介 J1清水のエウシーニョ、大里西小児童と交流
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスのエウシーニョ選手(31)が14日、静岡市駿河区の大里西小を訪問し、5年生約130人に母国ブラジルの文化や暮らしを紹介した。7月17日のホームゲームで行うイベント「ブラジルデー」に向けて、子どもたちの多文化共生意識を高める目的で企画された。 エウシーニョ選手は来日した理由を「海外のサッカーに興味があった。ブラジルで活躍し、日本のチームからオファーがあった」などと説明。これまでに対戦した選手の感想など、子どもたちの質問にも丁寧に答えた。代表児童2人はエウシーニョ選手とのパス交換も経験した。 県国際交流員のチアゴ・フェルナンドさん(33)も一緒に訪れ
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J1清水エスパルス 1年3か月ぶりに練習一般公開へ 6月14日
J1清水は10日、トップチームの14日の練習を一般公開すると発表した。場所はIAIスタジアム日本平。一般向けには新型コロナウイルス感染拡大の影響で非公開に切り替えた昨年3月以来、1年3カ月ぶりの公開となる。 練習開始は午前10時で、開場は9時半。メインスタンドを開放する。感染拡大防止のため、マスクの着用や来場者同士の社会的距離確保などのルールを設定。ファンサービスは実施しない。 事前申し込みは不要。入場時に検温、手指消毒、来場者履歴を管理するための個人情報の記載を求める。車での来場者はスタジアム第2駐車場を使用できる。 県内クラブでは、J2磐田が4月に一日限りで一般公開した。
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⚽天皇杯 J1清水エスパルス、終了間際に決勝点 3回戦へ
サッカーの天皇杯第101回全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は9日、ヤマハスタジアムなどで2回戦26試合を行った。 清水は1―0で福山シティFC(広島)を下した。2回戦の残り6試合は16日に行い、7月7日の3回戦に進出する32チームが出そろう。 ▽2回戦 清水(J1) 1(0―0 1―0)0 福山シティ(広島) ▽得点者【清】原 【評】清水は終了間際の得点で福山シティに辛勝した。 序盤から相手の攻撃の組み立てに圧力をかけて主導権を握った。しかし、仕上げの精度を欠き、セットプレーも不発に終わった。後半も一方的に攻め込みながら1点が遠かったが、終了
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J1清水エスパルス、DF鈴木義 頭蓋骨骨折 中村は全治6週間
J1清水は8日、6日のルヴァン・カップ鹿島戦のプレー中に交錯して途中交代したDF鈴木義宜(28)とMF中村慶太(27)の負傷内容を発表した。鈴木は頭蓋骨骨折で全治は未定。後日、精密検査を行う。中村は左膝の内側側副靱帯(じんたい)の損傷で全治6週間の見込み。 2選手は鹿島戦の前半33分、相手の浮き球クロスの対応で頭同士がぶつかった。中村は交錯した際に足をひねり、頭を強打した鈴木義は担架で運ばれた。
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⚽清水エスパルス準々決勝逃す Jリーグ・ルヴァン杯プレーオフ
Jリーグ・YBCルヴァン・カッププレーオフ(6日・カシマスタジアムほか=3試合)は、清水(D組2位)が鹿島(A組1位)との第2戦に1-2で敗れ、2戦合計1-3となり、準々決勝進出を逃した。 ▽プレーオフ▽観衆7274人 ②カシマ 鹿島(A組1位) 2(1―1 1―0 1 清水(D組2位) (2勝で鹿島が準々決勝進出) ▽得点者【鹿】ファンアラーノ(1)エベラウド(3)【清】チアゴサンタナ(1) 【評】清水は先制を生かせず、鹿島に逆転負けした。 前半21分、ディサロのスルーパスに抜け出したチアゴサンタナが右足を振り抜き、先取。しかし45分に鹿島のファンアラーノに中央に進入されて蹴り込
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8強へ白星が条件 ⚽ルヴァン杯第2戦【J1清水見どころ】
J1清水は6日、鹿島と敵地でルヴァン・カッププレーオフステージ第2戦に臨む。2日の初戦を0-1で落とし、8強入りには勝利しかない。 2戦合計で上回るには、複数得点での白星が必須になる。ロティーナ監督はサイドを起点に相手ゴールに迫る場面を多くつくり出した初戦の後半の内容を評価し、「やり続けることで(相手の守備に)ほころびが生まれる」と強調する。MF中村も攻撃の形に手応えを口にしつつ、「最後の(プレーの)質が低すぎる」と課題を挙げ、決定力を自身や仲間に求める。 初戦でベンチを外れたFWカルリーニョスは「少し違和感の出た部位があった」(ロティーナ監督)として引き続き欠場の見込み。 清水が1-
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⚽元清水監督のアントニーニョ氏死去 Jリーグ短信
J1清水は4日、2004年にトップチームの監督を務めたブラジル人のアントニーニョ氏が母国で3日に死去したと発表した。82歳だった。 J1柏でも監督経験のあったアントニーニョ氏は低迷した前年からの立て直しを期待されて就任したが、3勝7分け5敗の11位に終わった第1ステージ終了後に辞任した。
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DFマテウス退団 J1清水エスパルス、契約を解除
J1清水は3日、ブラジル人DFウィリアムマテウス(31)と双方合意の上で契約を解除し、退団が決まったと発表した。 ウィリアムマテウスは契約解除を選んだ理由としてコロナ禍で家族の来日がかなわなかったことを挙げ、「難しい決断をしなければならなかったが、自分が一番大切にしている家族のためにブラジルに戻る」とコメントした。 ブラジル1部コリチーバから今季加入した左サイドバック。持ち味の攻撃力や、母国クラブでの主将経験を生かしたリーダーシップが期待されていた。しかし、新規外国人の入国制限の影響でチームへの合流が4月にずれ込んだこともあり、出場はルヴァン・カップの2試合にとどまっていた。
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⚽清水エスパルス 初戦落とす Jリーグ・ルヴァン杯プレーオフ
Jリーグ・YBCルヴァン・カッププレーオフ第1戦(2日・IAIスタジアム日本平=1試合)は、清水(D組2位)が鹿島(A組1位)に0-1で敗れた。第2戦は6日に行われ、2戦合計の勝者が準々決勝に進む。 ▽プレーオフ▽観衆3626人 ①アイスタ 鹿島(A組1位) 1(1―0 0―0)0 清水(D組2位) ▽得点者【鹿】林(1) 【評】清水は前半の失点で鹿島に逃げ切られた。前半8分、CKを林に頭で合わされ、早々に先手を許した。立て続けに猛攻を受け、主導権を握られた。外国人FWが前線で構える相手の攻めに後半もゴールを脅かされたが、GK永井の好守などで追加点は防いだ。 見せ場が少なかった攻
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⚽ルヴァン杯 清水、鹿島と対戦 2日、プレーオフ第1戦
Jリーグ・YBCルヴァン・カップは2日、8強入りが懸かったプレーオフステージの第1戦を行う。1次リーグをD組2位で突破した清水は、ホームでA組1位の鹿島と対戦する。 リーグ戦から中2日となり、ロティーナ監督は「けがを避けるため、リスクも考慮しないと」と選手起用について言及。故障明けで出場が続いていたDF片山、FWカルリーニョスらが先発から外れる可能性がある。日本代表活動中のGK権田も不在。選手層が問われる戦いで、リーグ戦直近2試合で先発を外れているFWディサロは「相手DFの背後のスペースを効果的に使いたい。必ずゴールを決めて貢献する」と決意を込める。 鹿島は1次リーグを3勝3分けで通過。
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J1清水のGK永井、勝利へ「守り切る」 ルヴァン杯プレーオフ 権田不在、アピールに意欲
J1清水は2、6の両日、ルヴァン・カップ8強入りへ鹿島とのプレーオフステージに臨む。生き残りをかけた2試合に並々ならぬ決意を抱くのは、今季加入のGK永井堅梧(26)。守護神権田が日本代表活動で不在となる戦いで、先発有力の背番号25は「良い仕事をしたい」と勝利への貢献とアピールに意欲を燃やしている。 リーグ戦では権田の控えに回るが、ルヴァン杯は全6試合に出場している永井。武器は攻撃の第一歩となるフィードだ。5月のルヴァン杯1次リーグ仙台戦では後半3分、左サイドに走りだしたFW後藤に正確な長距離パスを供給。FWディサロが挙げた3得点目の起点となった。安定したセービングでもチームを支えるが、「
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⚽清水エスパルス 横浜M に1ー2 耐えきれず惜敗 J1リーグ第17節
明治安田J1リーグは30日、各地で第17節9試合を行い、清水は横浜Mに1―2で敗れた。首位の川崎は終了間際に小林がゴールを決め、鹿島に2-1で競り勝って勝ち点を52に伸ばした。 ①日産ス▽観衆4945人 横浜M 10勝4分け2敗(34) 2(1―1 1―0)1 清水 3勝6分け8敗(15) ▽得点者【M】エウベル(3)レオセアラ(2)【清】チアゴサンタナ(6) 【評】清水は終盤に横浜Mに振り切られ、連勝を逃した。 前半4分にクロスをエウベルに合わされ失点。41分にチアゴサンタナが好機を仕留めて同点で折り返したが、後半44分に途中出場のレオセアラにクロスを押し込まれた。 前半は互いの
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⚽清水エスパルス、敵地で横浜M戦へ 今季初の連勝狙う【J1清水見どころ】
J1清水は30日、敵地で4位につける横浜Mと対戦する。前節FC東京戦で長いトンネルから脱出する10試合ぶりの白星を挙げたが、「次が大事」とMF中村。つかんだ自信を深めるべく、今季初の連勝を狙う。 横浜Mは首位川崎に次ぐリーグ2位の得点力を誇る攻撃的なスタイルが光る。互いに控え組中心の構成ながら、19日のルヴァン・カップでは1-5と大敗し、威力を見せつけられた。 ロティーナ監督は手の内は明かさないものの、「さまざまな準備をしてきた」と相手の攻撃を警戒する。前節はセットプレーから今季初得点でも貢献したDFヴァウドは「攻守においてハードワークを続け、相手の良いところが出ないようにしたい」と意気
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J1清水栗原選手 清水区で追突事故
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは29日、栗原イブラヒムジュニア選手(19)が26日朝、静岡市清水区内で乗用車を運転中に追突事故を起こしたと発表した。 クラブによると、同日午前8時ごろ、同区三保のクラブハウスに向かっていた栗原選手の乗用車が不注意により、信号待ちをしていた乗用車に追突した。追突された乗用車の同乗者が病院で検査を受けたが、命に別条は無いもよう。栗原選手にけがは無かった。 クラブは事故の発生を受け、選手、スタッフに注意喚起し再発防止に向けて交通安全を徹底していくという。
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DFヴァウド、待望の今季初得点 J1清水エスパルス、セットプレー強さ発揮
昨季、セットプレー時の得点源になっていたJ1清水のブラジル人DFヴァウド(29)に待望の今季リーグ初ゴールが生まれた。26日のFC東京戦の前半終了間際、左CKを頭でとらえた。「得点で貢献できてうれしい」。ディフェンスリーダーの一発が、チーム10戦ぶりの勝利を大きく引き寄せた。 時に感情をむき出しにする助っ人が雄たけびを上げたのは、前半の追加時間が残り3分となった頃。MF中村が蹴り込んだCKに遠いサイドでフリーになると、高い打点のヘディングシュートをゴール右隅に突き刺した。リードを2点に広げて折り返すという理想的な試合運びを導いた追加点だった。 自身もヘッドで4得点を稼ぎ、昨季の武器になっ
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⚽J1清水エスパルス DFマテウス退団か クラブ幹部「決まっていない」
J1清水の新加入ブラジル人DFウィリアムマテウス(31)に途中退団の可能性が出てきた。家庭の事情により契約解除を行うとブラジルのメディアが報じた。クラブ幹部は26日、「まだ決まっていない」として退団は正式決定していないことを強調した。 ウィリアムマテウスはブラジル1部コリチーバから今季加わった。政府の入国制限措置に伴い来日が遅れ、チームには4月20日に合流。ここまで左サイドバックとしてルヴァンカップ2試合に出場したが、ベンチ入りした15日のリーグ14節名古屋戦後から全体練習に姿を見せていなかった。
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⚽清水エスパルス10戦ぶり勝利 J1リーグ・第16節
明治安田J1リーグは26日、各地で第16節の9試合が行われ、清水はFC東京を破り、10戦ぶり白星を挙げた。 ①アイスタ▽観衆4919人 清 水 3勝6分け7敗(15) 3(2―0 1―0)0 FC東京 6勝3分け7敗(21) ▽得点者【清】チアゴサンタナ(5)ヴァウド(1)片山(1) 【評】清水はリーグ開幕戦以来の3得点でFC東京に快勝した。 前半14分、エウシーニョのシュートのこぼれ球をチアゴサンタナが押し込んで先手を取った。その後は粘り強く守りながら好機をつくり出し、終了間際に左CKからヴァウドがヘディングシュートを突き刺して加点した。 後半4分にも右CKを片山が右足で合わせて
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J1清水エスパルスが下敷き寄贈 静岡の小学生に
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは26日、静岡市内の小学生約3万2千人に提供するエスパルスオリジナル下敷きの贈呈式を市役所清水庁舎で開いた。 下敷きはA4サイズで、今季の所属選手と監督の顔写真を載せている。しずてつジャストライン(同市葵区)の協賛を得て製作。本拠地のIAIスタジアム日本平(同市清水区)へのバスの経路や乗り方なども児童向けに紹介している。 しずてつジャストラインの三浦孝文社長、エスパルスの山室晋也社長らが同庁舎を訪れ、赤堀文宣教育長に下敷きの拡大パネルを手渡した。赤堀教育長は「子どもたちも楽しみにしている」と感謝した。 今後、各学校を通じて児童に配布される。寄贈
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FC東京戦、連続未勝利に終止符を【J1清水見どころ】
J1清水は26日、ホームでFC東京を迎え撃つ。リーグ戦2試合連続で無得点、複数失点と攻守に精彩を欠いているが、前節札幌戦は「前半45分間は戦う姿や覚悟を見せられたと思う」とGK権田。勝利への執着心を試合を通して示し、9戦続く未勝利に終止符を打ちたい。 札幌戦は後半に2失点したが、ともにセットプレーから。弱点の修正は必須だが、流れの中の守備にはロティーナ監督も手応えを口にする。加えて求められるのが得点力。足の違和感で前節欠場したFWチアゴサンタナは復帰の見込み。チーム内得点王は「しっかり準備できている。相手ゴールに迫る回数を多くすることが必要」と最前線で奮起を誓う。 FC東京は清水と同じ1
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J1清水と漫画「アオアシ」コラボ ⚽観戦見どころ、冊子に
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスは、26日午後7時から静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われるリーグ第16節FC東京戦で、小学館出版のサッカー漫画「アオアシ」との共同企画の観戦見どころ冊子を来場者先着5千人に配布する。開場は午後4時半から。 冊子は手のひらサイズで全10ページ。「止めて蹴る」「首振り」などのプレーの基本動作や戦術について解説している。説明文とともにアオアシの作品内の場面を添え、分かりやすく紹介。表紙にはエスパルスの33番のユニホームを着た主人公が描かれている。 アオアシはJリーグのユースチームを舞台とした物語で発行累計700万部を超える人気作品。
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J1清水・山室社長が著書 組織運営の手法つづる
サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの山室晋也社長(61)がこのほど、著書「経営の正解はすべて社員が知っている」(ポプラ社、1650円)を出版した。自身が実践した組織運営の手法をテーマに、前職のプロ野球ロッテ社長時やコロナ禍で困難な船出となった清水での取り組みをつづった。 山室社長はみずほ銀行執行役員などを務めた後、2014年からの6年間、ロッテで球団初の単体黒字化などを成し遂げた。20年1月から現職に就く。 本では他に、利益を生み出すための視点などを紹介。清水で試みた話題づくりの企画の裏話も記した。山室社長は「経営者だけでなく、さまざまな立場にいる人に参考にしてもらえたら」と話す