テーマ : 清水エスパルス

⚽清水のカルリーニョス 3季ぶり2桁得点迫る「勝利のため」献身誓う

 J2清水のブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオ(28)が3季ぶりのリーグ戦2桁得点に迫っている。今季はここまで中盤左サイドを主戦場にチームトップの9ゴールを記録。得点源として「責任を感じている。勝利のためにゴールやアシストができれば」と2試合白星のないチームへの献身を誓う。

3季ぶりの2桁得点に迫っている清水のカルリーニョス(手前)=三保グラウンド
3季ぶりの2桁得点に迫っている清水のカルリーニョス(手前)=三保グラウンド

 前節栃木戦は体調不良から復帰し、2試合ぶりの先発だった。前半18分に左から中に切れ込んでシュートを放ったが、GKの正面。後半26分までの出場でシュートはその1本に終わり、チーム全体の戦いも含めて「チャンスをものにできなかったことは修正点」と振り返る。
 加入1年目の2020年にJ1で10ゴールを挙げたが、21年は2点、22年は3点にとどまった。「コンディションは良い」と語る今季は好調を維持し、「2桁得点は一つの目標」とストライカーとしての欲ものぞかせる。
 来日4年目となり、日本の環境にはすっかり慣れた。好物はすしのトロ。食事面も「苦手なものはない」と問題はなく、妻との異国での生活を「文化も好きだし、面白い国」と気に入っている。
 今季、カルリーニョスが得点したリーグ戦は7戦全勝。自身のゴールが一番の助けとなることは十分に自覚している。J1昇格を目指すチームのため、背番号10はさらなる躍動を期している。
 (運動部・市川淳一朗)

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