テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 徳島に1-1 J2第8節

 明治安田J2リーグは3日、各地で第8節の10試合が行われ、2位の清水は徳島と1-1で引き分けて岡山と1差の勝ち点16とした。清水—徳島 前半、徳島・柿谷(左)と競り合う清水・白崎=アイスタ日本平(写真部・二神亨)
①アイスタ▽観衆9520人
清水 5勝1分け2敗(16) 1(1―0 0―1)1 徳島 1勝2分け5敗(5)
▽得点者【清】ルーカスブラガ(1)【徳】棚橋(PK)(2)

 【評】清水は先制点を守り切れずに終盤のPKで同点を許し、本拠地4連勝とはならなかった。
 前半5分、右CKをDF高橋が競り勝ってヘディングシュート。GKに防がれたが、こぼれ球をMFルーカスブラガが押し込んで幸先よく先制した。ゴール前まで押し込む時間が続いたものの、追加点は奪えずに前半を終えた。
 後半も決定機は少なかった。要所を締めて試合を支配したが、終盤にPKを与えた。

悔しいドロー 本拠地4連勝逃す  手中に収まりかけていた本拠地4連勝がすり抜けた。MFルーカスブラガの移籍後初ゴールがあったものの、監督交代などチーム内が揺れる最下位徳島相手に追加点が遠く、引き分けに持ち込まれた。秋葉監督は「2点目、3点目をとれるようにしないといけない」と省みた。後半、PKで同点ゴールを許すGK権田ら清水イレブン
 成績不振による監督解任後、初の試合となる徳島を迎えた一戦。秋葉監督は自身も昨季途中に就任した経験から「読みづらいところはたくさんある。何かを変えようとはしてくる」と警戒していた。2021年以降、徳島とは4分け2敗と相性は良くなかった。
 FW千葉、MF西原の下部組織育ちの若手2人がそろって清水でのリーグ戦初先発。白崎と宮本がダブルボランチを組み、中村がトップ下に入った。今節もMF乾とFW北川はメンバー外となった。 前半早々にCKの混戦からルーカスブラガがこぼれ球に反応してネットを揺らした。満面の笑みでベンチに駆け寄り、チームメートと喜びを分かち合ったが勝利を逃し、「ホームで移籍後初ゴールを決められたが、勝てればもっとうれしかった」と唇をかんだ。
 次節は中3日で敵地甲府戦。J1在籍経験のあるチームとの試合が続く。指揮官は「選手は戦う姿勢を見せていた。この悔しさをエネルギーに変えて最高の準備をしたい」と気持ちを切り替えた。
(運動部・小沢佑太郎)前半、ゴール前のクロスに飛び込む清水・高橋(奥左)前半、攻め込む清水・千葉(30)後半、ゴール前に攻め込む清水・西原(左)前半、サイドラインを駆け上がる清水・ルーカス

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