テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス、J3相模原と練習試合 3バックに手応え

 J2清水は28日、三保グラウンドでJ3相模原と練習試合(45分3本)を行った。今季初のJクラブとの対戦で、主力級が出場した2本目途中までは1―0。3本合計でも4―1と勝利した。

清水―相模原 1本目、シュートを放つ清水の北川=三保グラウンド
清水―相模原 1本目、シュートを放つ清水の北川=三保グラウンド

 「戦術の幅を広げたい」(秋葉監督)と今季の練習試合では初めて3バックのシステムを採用。中盤は底のアンカーに1人、インサイドハーフに2人を並べる3―5―2の布陣で臨んだ。
 両サイドを起点にしつつ、「前にボールが出る回数が増えている」と指揮官が振り返るようにスペースも突きながら攻撃を組み立て。1本目41分、右ウイングバックの北爪のクロスから最後は2トップの一角に入ったカルリーニョスが蹴り込み、先制した。
 2本目1分にはFW北川が抜け出してポスト直撃のシュートを放つなど、その後も主導権を握って好機をつくり出した。新たなシステムに「手応えは悪くない。選択肢ができるのはプラス要素」とカルリーニョス。2本目20分過ぎにメンバーを総入れ替えし、同じ布陣で3点を加えた。
 チームは31日から鹿児島での11日間の春季キャンプに入る。秋葉監督はフィジカルの土台づくりや選手の融合などをテーマに掲げ、「(開幕に向けて)追い込むキャンプにしたい」と語った。
(運動部・市川淳一朗)
 ▽練習試合(45分3本)
    1―0
清水4 1―0 1相模原
    2―1
▽得点者【清】カルリーニョス、※西原2(安藤、郡司)、OG
※は清水ユース所属。
【1本目メンバー】
GK 権田▽DF 原、住吉、蓮川▽MF 北爪、山原、中村、西沢、乾▽FW 北川、カルリーニョス

 

いい茶0

清水エスパルスの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞