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⚽清水エスパルス 「今年こそ」突破が至上命題【Jリーグ開幕特集】

(左から)乾貴士、北川航也、山原怜音(左から)権田修一 白崎凌兵 原輝綺 カルリーニョスジュニオ
 昨季のJ1昇格プレーオフを突破できず、チーム史上初めて2年連続でJ2の舞台で戦うことになった清水。昨季は結果的にあと勝ち点1積み上げていればJ1に自動昇格できていた。「あと1点」「あと数分」の重みを痛いほど理解しているチームは、毎試合複数得点を奪い、圧倒するサッカーを追求する。
 昨季途中に就任した秋葉監督が今季も指揮を執る。基本布陣は昨季と同じ4-2-3-1。試合展開に応じて3バックの起用も想定する。
 センターバック、ボランチ、センターフォワードなどで昨季の中心選手が移籍した。それでも日本代表経験者のMF乾、GK権田、FW北川らに加えサイドで存在感を示すMF原やDF山原が残り、DF蓮川やMF中村ら期待の新戦力も入ってJ2トップレベルの戦力は維持。若手が経験を積み、どれだけ選手層に厚みを持たせられるかが浮沈の鍵を握る。
 昨季は開幕7戦勝ちなしとスタートでのつまずきが、最後まで重くのしかかった。今季は序盤に昨季上位陣との対戦が控える。主将に就任した北川は「(昨季は)スタートダッシュがうまくいかなかったから昇格できなかった。まずは最初の5試合、全力で戦うだけ」と序盤に勝利を積み重ねることに集中する。
 鹿児島キャンプでは体に負荷をかける練習に重点を置いた。指揮官は「強いメンタルをつくることで自信が出てくる」と意図を語り、シーズンを通じて心身ともに「勝負強さ」を選手に求める。
 (運動部・小沢佑太郎)

▽監 督 秋葉忠宏
▽コーチ 依田光正、市川大祐、中田一三、古川昌明、土屋明大、古辺考功、新田涼、栗山友文、佐藤亮佑
(1)沖  悠哉 GK 24 184 82 鹿島
(3)高橋 祐治 DF 30 187 80 柏
(4)蓮川 壮大 DF 25 182 82 甲府
(5)北爪 健吾 DF 31 177 73 柏
(10)カルリーニョスジュニオ FW 29 174 71 ブラジル
(11)ルーカスブラガ FW 27 184 70 ブラジル
(13)宮本 航汰 MF 27 177 73 岐阜、清水ユース出
(14)山原 怜音 DF 24 165 66 筑波大、JFAアカデミー福島出
(16)西沢 健太 MF 27 171 67 筑波大、清水ユース出
(17)川本 梨誉 FW 22 178 70 群馬、清水ユース出
(18)加藤 拓己 FW 24 180 84 相模原
(19)松崎  快 MF 26 172 70 仙台
(20)阿部 諒弥 GK 22 193 75 中央学院大
(21)矢島 慎也 MF 30 174 70 山口
(22)監物 拓歩 DF 23 188 83 早大、清水ユース出
(23)北川 航也 FW 27 180 74 ラピッド・ウィーン、清水ユース出
(25)成岡 輝瑠 MF 21 170 59 山口、清水ユース出
(27)郡司 璃来 FW 18 176 72 市立船橋高
(28)吉田  豊 DF 34 167 72 名古屋、静岡学園高出
(30)千葉 寛汰 FW 20 178 74 今治、清水ユース出
(31)梅田 透吾 GK 23 184 79 岡山、清水ユース出
(32)高木  践 DF 21 173 70 阪南大
(33)乾  貴士 MF 35 169 63 C大阪
(37)森重 陽介 FW 19 198 86 日大藤沢高
(39)川谷  凪 MF 20 178 69 岡山、静岡学園高出
(41)白崎 凌兵 MF 30 181 70 鳥栖
(43)安藤阿雄依 FW 19 165 55 沼津、清水ユース出
(51)猪越 優惟 GK 22 185 81 中大
(57)権田 修一 GK 34 187 84 ポルティモネンセ
(66)住吉ジェラニレショーン  DF 26 182 84 広島
(70)原  輝綺 MF 25 180 72 グラスホッパー
(71)中村亮太朗 MF 26 179 70 甲府
(83)菊地 脩太 DF 20 180 73 長崎、清水ユース出
(99)ドウグラスタンキ FW 30 188 92 ブラジル

 <表の見方> 左から背番号、氏名、ポジション、年齢、身長、体重、前所属チーム(静岡県出身者または県内高校・大学・ユースチーム出身選手は出身校・ユースチームも。外国人選手は国籍)。年齢は20日時点。太字は静岡県出身または県内高校・大学・ユースチーム出身選手。

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