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⚽「清水エスパルスをJ1に」 サポーター1000人集結、静岡で討論

 静岡市駿河区のグランシップで13日、サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスのサポーター約千人が集まり、早期のJ1復帰への策を話し合うイベントが開かれた。大ホールで参加者が挙手をして順番にマイクを握り、意見を述べ合った。今後、主催者の一般社団法人エスパルスを愛する会(代表理事・石田徹アイエイアイ社長)がチーム運営会社と具体的な話し合いを行うことを決めた。

現役時代の思い出などを語るエスパルスの元選手ら=静岡市駿河区のグランシップ
現役時代の思い出などを語るエスパルスの元選手ら=静岡市駿河区のグランシップ

 オレンジ色のユニホーム姿などで集まった人たちは、クラブ史上初の2季連続J2となったことについて、それぞれが思う原因と対策を出し合った。あるサポーターは「たった1人でも勝負への信念があれば、J1上位にいたのでは。純粋な信念が足りない」と述べた。別のサポーターからは「お金をかけて外国人選手を集めても勝てないことが分かった。しっかり育成をして勝てるチームを作ってほしい」との意見も出た。
 イベントでは、元選手の大榎克己さんと岩下敬輔さん、元スタジアムDJの鈴木克馬さんが登壇し、エスパルスや、チーム地元の清水の魅力について語り合った。大榎さんは「他地域のレベルアップで清水だけがサッカーのまちとは呼べないが、だれもがサッカーに関心があり、サッカーを楽しんでいるという意味ではいまも清水は『サッカー王国』だ」と述べた。
 同会では「静岡にもう一度サッカー文化の花を咲かせよう」との目的を掲げ、チーム運営体制を含めてエスパルス側に今後提言し、新聞紙上などで取り組みを公表していく方針。

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