テーマ : 清水エスパルス

⚽JFAアカデミー福島V 清水ジュニアユース2位 サッカー・静岡国際ユースU―15大会

清水ジュニアユース―JFAアカデミー福島 前半19分、ヘディングシュートを決める清水ジュニアユースの安本(左から2人目奥)=エコパスタジアム 静岡国際ユース(U-15)サッカー大会(県サッカー協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援、スルガ銀行特別協賛)は最終日の9日、エコパスタジアムで2試合を行った。清水エスパルスジュニアユースが2-0でJFAアカデミー福島U-15を、全北現代モータースU-15(韓国)が1-0でチームFFF(静岡県代表U-15)をそれぞれ下した。
 大会は3日間かけてリーグ戦方式で実施。3チームが2勝1敗で並んだが、総得点の差でJFAアカデミー福島が優勝した。県勢は清水ジュニアユースが2位、3敗のチームFFFが4位。海外チームを招いての開催は4年ぶりとなった。

清水ジュニアユース 2(1―0 1―0)0 JFAアカデミー福島
▽得点者【清】安本(足木)、渡辺

全北現代 1(1―0 0―0)0 チームFFF
 ▽総合成績 ①JFAアカデミー福島2勝1敗②清水ジュニアユース2勝1敗③全北現代2勝1敗④チームFFF3敗
 ※1位と2位は総得点差、2位と3位は得失点差で決定。

アカデミー撃破も 清水一歩及ばず
清水ジュニアユース―JFAアカデミー福島 後半17分、チーム2得点目を決める清水ジュニアユースの渡辺(中央奥)=エコパスタジアム 清水ジュニアユースは数的有利も生かして終始主導権を握り、前日まで2連勝のJFAアカデミー福島を撃破した。ただ、総得点差で優勝には一歩及ばず。チーム2得点目を挙げたFW渡辺は「得点の部分で(優勝を)逃したのは悔しい」と喜び半分だった。
 立ち上がりからテンポ良く球を動かし、攻め込んだ。先制は前半19分。右CKから「良い位置に入れていた」と中央に構えたDF安本が頭を突き出し、ゴールにたたき込んだ。
 前半26分に相手に退場者が出ると、攻勢を強めた。押し込みながら奪えずにいた追加点が生まれたのは後半17分。途中出場の渡辺がゴール前のこぼれ球に反応し、利き足とは逆の左で正確に流し込んだ。
 チームは今夏の日本クラブユース選手権でベスト32と不完全燃焼に終わり、冬の全日本選手権での雪辱を期している。今大会で体の強い韓国チームなど手ごわい相手と戦い、「選手一人一人にできることが見える試合になった」と渡辺監督。貴重な3日間で今後に向けた収穫を得た。
 (市川淳一朗)

静岡県選抜は3連敗
全北現代―チームFFF 前半、ゴール前で競り合うチームFFFの平岩(中央奥)ら=エコパスタジアム 県選抜のチームFFFは全北現代(韓国)を相手に多くの好機をつくりながら、決定力を欠いて敗戦。3戦全敗で大会を終えた。
 大会前に選手同士が息を合わせたのは2度の練習試合のみ。ただ、大会3戦目となったこの日は「少しずつ融合してきて、一番良い試合ができた」(岡本監督)と接戦に持ち込んだ。それだけに、ゴール前での精度が課題として残った。
 メンバーは1年後に国体県代表の主力となることが期待される選手たち。主将のDF平岩(磐田ジュニアユース)は「今回の経験を生かせるように」と先を見据えた。

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