テーマ : 清水エスパルス

⚽清水エスパルス 北川一撃、3連勝 秋田に1-0 J2第6節

 明治安田J2リーグは24日、各地で第6節の10試合を行い、清水は秋田に1-0で勝利した。清水—秋田 前半、シュートを放つ清水・北川(中央)=アイスタ日本平
①アイスタ▽観衆12646人
清 水 5勝1敗(15) 1(1―0 0―0)0 秋 田 2勝1分け3敗(7)
▽得点者【清】北川(3)

 【評】清水は前半に挙げた1点を守り切り、今季初の3連勝を果たした。
 前半6分にMF乾が負傷交代するアクシデントに見舞われたが、26分に先制。CKの流れで右サイドからMFカルリーニョスがゴール前に放り込み、ポストに当たって跳ね返ったボールをFW北川が詰めた。
 後半は24分から途中出場したMF西原が右サイドから好機をつくった。チーム全体が高い守備意識を持ち続け、無失点に抑えた。

乾が緊急交代 チーム力で難局乗り切る
 エースが挙げた先制点を守り切り、難敵続きの連戦を3連勝で締めくくった。前半早々に攻撃の核のMF乾がベンチに下がったが、チームでカバーし、昨季未勝利だった秋田から勝ち点3。秋葉監督は「誰が出てもしっかりできるように準備している。(乾と交代した)松崎も何の違和感もなくプレーしてくれた」とチームの総力を評価した。清水―秋田 試合開始直後、交代しベンチに引き揚げる清水・乾(33)=アイスタ日本平
 前半6分、違和感を覚えた乾からベンチに交代を申し出た。「あの時間で勇気がいるが、大ごとになる前にやめてくれた」と指揮官。アップもまともにできていなかったMF松崎をピッチに送り出した。松崎は予想外の展開に「前半はボールが全く足につかなかった」というが、積極的にボールを受けてドリブルを仕掛け、持ち味を出した。
 先制点は前半26分。CKのこぼれ球からMFカルリーニョスがクロス性のボールをゴール前に上げるとポストに当たり、跳ね返りをFW北川が押し込んだ。「準備はしていた。落ち着いてゴールに飛ばすことだけを考えていた」という主将の今季3発目が決勝点になった。
 好調を維持するが、リーグ戦全38節のうちまだ6試合。「オプションも持って、この先誰が出てもこのサッカーが基準にならないといけない」と北川。長いシーズンを勝ち抜くために、チーム全体の底上げが欠かせない。
(運動部・小沢佑太郎、写真は写真部・二神亨)
清水―秋田 前半26分、先制ゴールを決め駆け出す清水・北川(左)=アイスタ日本平清水―秋田 前半26分、先制ゴールを決め駆け出す清水・北川=アイスタ日本平清水―秋田 前半26分、先制ゴールを決め、カルリーニョスの祝福を受ける清水・北川(右)=アイスタ日本平清水―秋田 前半26分、先制ゴールを決めルーカス(左)と喜ぶ清水・北川=アイスタ日本平清水―秋田 後半、シュートを放つ清水・西原(44)=アイスタ日本平清水―秋田 3連勝をサポーターと喜ぶ北川(左から4人目)ら清水イレブン=アイスタ日本平

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