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水難事故「浮いて待て」 防災講座に親子ら40人 沼津

 水難事故が発生しやすい夏を前に、NPO法人グロウワイズと国土交通省沼津河川国道事務所はこのほど、「みんなで学ぼう!水の防災講座」を、沼津市西沢田の東部スイミングスクールで開いた。午前の部には親子ら約40人が参加し、救助や避難の知識などを学んだ。

水に浮く練習をする参加者=沼津市の東部スイミングスクール
水に浮く練習をする参加者=沼津市の東部スイミングスクール

 参加者は地元の水害の歴史や早めの避難の重要性を学んだ後、衣服を着たままプールに入った。NPOメンバーの指示を受けながら、両手と両足を広げて大の字になって、体を浮かせて救助を待つ練習に取り組んだ。そのほか、ライフジャケットの着用体験や溺れている人の救助方法を確認した。原東小6年の桜田虎大君(11)は「体は2%しか浮かないことを初めて知った」と話した。
 同NPOの小林秀樹理事は「予防が一番大切。水辺に行くときは浮くものを身に着けてほしい」と呼び掛けた。

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