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「験のいい」沼津からパリ五輪へ突き進め フェンシング日本代表が合宿「メダル取る」

 男女共にパリ五輪出場が内定したフェンシングフルーレ団体の日本代表合宿が1日から、沼津市のフェンシング施設「F3BASE」で開かれている。フェンシングの日本代表は、沼津市で合宿後に世界大会で好成績を残すことが多く、選手にとって「験かつぎの場所」。選手は「絶対メダルを取って沼津に戻る」と五輪での活躍を誓った。

表敬訪問したフェンシング女子フルーレ団体の日本代表選手ら=2日午後、沼津市役所
表敬訪問したフェンシング女子フルーレ団体の日本代表選手ら=2日午後、沼津市役所
パリ五輪前の国内最終合宿で練習する代表選手=2日午後、沼津市のF3BASE
パリ五輪前の国内最終合宿で練習する代表選手=2日午後、沼津市のF3BASE
表敬訪問したフェンシング女子フルーレ団体の日本代表選手ら=2日午後、沼津市役所
パリ五輪前の国内最終合宿で練習する代表選手=2日午後、沼津市のF3BASE

 フルーレは胴体への突きのみが得点になる。男子団体は沼津での合宿後に昨年8月の世界選手権で初の金メダル、女子団体も2022年の世界選手権で4位となった。女子フルーレ個人で世界ランキング7位の東晟良選手は「沼津は年度初めに毎年合宿し、いいスタートを切れる。食事もおいしく、ホームのような気持ち」と感謝し、「メダルを見せられるよう頑張る」と力強く語った。
 沼津市と官民組織「フェンシングのまち沼津推進協議会」は合宿誘致に取り組み、2021年の東京五輪前にも代表選手が合宿した。同会の杉沢教人会長は「メダルはそこまで来ている。もう一段階、上を目指して」と期待した。
 世界ランク4位の女子団体は1~6日の予定で、五輪前の国内最終合宿となる。同1位の男子団体の合宿は8~13日の予定。2日は女子の代表選手5人とコーチ2人が沼津市役所に頼重秀一市長を訪ね、意気込みを語った。
 (東部総局・尾藤旭)

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