テーマ : 沼津市

特定都市河川指定へ方針 狩野川流域治水協議会

 狩野川流域9市町と国、県などでつくる狩野川流域治水協議会(事務局・国土交通省沼津河川国道事務所)は28日、本年度第2回会合を沼津市のプラサヴェルデで開いた。事務局は来年度、河川沿いの浸水対策を強化する「特定都市河川」の指定に向け、流域市町と協議を進める方針を明らかにした。
 特定都市河川はこれまで都市部を中心に指定されていたが、近年の気候変動による水害の甚大化を見込み全国に拡大。指定されると雨水貯留施設の整備や土地利用の規制などが義務化される一方、ハード対策支援や交付金を受けられる利点がある。来年度勉強会を実施し、指定する流域を検討するとした。
 各市町の首長らは、本年度取り組んだ流域治水の実績を報告。県沼津土木事務所は本年度中に県が管理する40河川の洪水浸水想定区域図を公表するとした。

いい茶0

沼津市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞