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専門学校生ら 分譲地間取り検討 沼津の建築会社 インターン

 建築会社のイーホーム(沼津市)は8日、1日インターンシップを初めて実施した。分譲地の間取りを考えるフィールドワークなどを行い、建築業界への興味を誘った。

分譲地で間取りや駐車場の配置を考える参加者ら=長泉町本宿
分譲地で間取りや駐車場の配置を考える参加者ら=長泉町本宿

 建築を学ぶ専門学校生ら3人が参加し、同社が販売する長泉町本宿の分譲地に足を運んだ。土地の形や道路の接し方を確認した上で、子どもが2人になる30代夫婦に最適な間取りや駐車場の配置を考えた。意見を交わしながらプランの質を高め、販売戦略も検討した。
 専門学校の建築科に通う学生(19)は「授業で空想の土地に図面を書くことはあるが、決められた条件の中でプランを考えるのは難しい」と話した。
 同社によると、建築業界は人手不足に加え高齢化が進んでいる。県東部で少ないインターンの機会をつくり、仕事のイメージを高めてもらおうとフィールドワークを取り入れた。

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