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負傷者救助方法など確認 沼津12地区で津波避難訓練

 沼津市は3日、沿岸部などの市内12地区で津波避難訓練を行った。西浦地区では、9自主防災会の約70人が旧西浦小で負傷者の救助方法などを確認した。

負傷者の救助方法などを確認する参加者ら=沼津市の旧西浦小
負傷者の救助方法などを確認する参加者ら=沼津市の旧西浦小

 巨大地震が発生し、建物倒壊や大津波が起きた想定で進めた。展示や地震体験車など六つのブースを設けた。消防職員らが地域住民に、倒壊したブロック塀の下敷きになった人を角材やバールを使って救助する方法を紹介した。能登半島地震の被害状況も伝えた。
 同地区の真野雅樹連合自治会長(71)は「能登の被災地と西浦は似ていると感じる。住民に意識を高く持ってもらい、万が一の時は命を守ることをまず考えてほしい」と話した。

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