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沼津・江本市議 議運は処罰せず 所属会派「規範意識低い」

 沼津市議会議会運営委員会は15日、議運への無断遅刻や欠席を繰り返してきた江本浩二市議への対応について協議し、同氏や所属会派を処罰しないことを決めた。所属会派から改善策が提出され、繰り返す理由に同氏の「道徳、規範意識が低い」ことが挙げられ、今後は意識を高めることと、二度と起こさないよう会派内で確認していく考えが示されていたという。
 江本氏の所属会派は「未来の風」で、代表は同氏。山下富美子氏と2人のため、「3人以上の会派から」という取り決めで議運の正規委員にはなれず、これまで江本氏がオブザーバー資格で出席していた。
 同氏は2月22日の議運に事前連絡なく遅刻。2022年以降では計3回の無断遅刻や欠席を重ね、他の市議から批判を浴びていた。長田吉信委員長(公明党)が江本氏に注意の上、今月8日をめどに会派に改善策の提出を求めていた。
 また、15日の議運では、「未来の風」から出された、報告事項への発言が制限されたとして改善を求める要望に関しても話し合った。同じくオブザーバー資格の別の会派から「支障はない」との意見が出て、要望を却下した。江本氏は同日、連絡した上で欠席した。

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