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沼津商、沼津工 統合案も検討 県立高協議会

 沼津市、清水町の県立高の在り方を検討する地域協議会沼駿地区沼津部会が15日、同市で開かれた。前回会合時に実学の垣根を越える学校の一案として委員から挙がった、沼津商高と沼津工高が統合するアイデアをはじめ、地域の県立高のグランドデザイン策定に向けた方向性を議論した。
 池上重弘県教育長や同市、清水町の各教育長、同市商工会長、域内の県立高関係者らが出席。事務局が新たな方向性を示すキーワードとして「未来を見据えた実学系高校」「普通科高校の横断的な学び」を提示し、意見を募った。
 沼津商高と沼津工高の統合案については「商業と工業を混ぜた広範的な教育が理想」「経営者人材育成のため、高等教育につながる学びは必要」など多分野連携に積極的な意見があった。普通科の指針には、地元企業や実学系高校との連携などを重視する声が上がった。
 事務局は5~6月の最終回会合までにグランドデザイン案を策定し、来年度前半に完成させる予定。

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