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本県医療の魅力伝えて 静岡県がリクルーター委嘱

 静岡県は6日、県内医療機関に勤務する若手医師25人を「ふじのくに次世代医師リクルーター」に委嘱した。県内外の医学生らに地域医療の魅力をPRし、医師確保に一役買う。

次世代医師リクルーターを代表して決意表明する岸本果奈美さん=6日午前、県庁
次世代医師リクルーターを代表して決意表明する岸本果奈美さん=6日午前、県庁

 県庁で交付式があり、川勝平太知事が代表者に委嘱状や名刺を手渡した。沼津市立病院の岸本果奈美さん(24)=伊東市出身=は「医療現場で感じた本県の医療の魅力を伝え、地域医療に貢献する医師の仲間づくりに努める」と決意表明した。
 医師確保を目的に県が運営する仮想大学「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」の宮地良樹学長は「本県の素晴らしい医療教育環境をアピールし、1人でも多くの若手医師が本県に定着する先駆けになってほしい」と激励した。
 リクルーターは10期目。医学生との意見交換会に参加したり、メールマガジンに寄稿したりして県内への就業や定着を促す。

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