テーマ : 沼津市

バレーボール・東レ 高橋、富田が退団へ SVリーグ移行 移籍活発化か

 バレーボールVリーグ男子1部の東レは29日、ミドルブロッカー高橋健太郎(29)とアウトサイドヒッター富田将馬(26)=沼津市立高中等部出=の日本代表2人が30日のリーグ3位決定戦を最後に退団すると発表した。来季の「SVリーグ」スタートを機に選手のプロ化、移籍の活発化が進むと見られ、リーグ全体で主力選手の流動性が高まる見通し。
 高橋は2017年に東レに入団。202センチの長身を生かしたブロックが武器で、今季まで3季連続でブロック賞を受賞した。富田は東レアローズジュニア出身者として初めて20年に東レ入り。硬軟織り交ぜた巧みな攻撃と守備力を兼備し、攻守の要を担った。
 高橋は「いい思い出も苦い思い出もたくさん経験し成長した。東レで培ったファイトあふれるプレースタイルで精進していく」と述べ、富田も「東レで過ごした時間はかけがえのないもの。経験をいかしてこれからも頑張る」とチームを通じてコメントを寄せた。
 (結城啓子)

いい茶0

沼津市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞