テーマ : 沼津市

沼津発「ゲーミングラーメン」 誠恵高eスポーツ部と2店舗開発へ 食材で疲労回復効果狙う

 沼津市の誠恵高eスポーツ部と市内の2店の人気ラーメン店が、ゲーム中の集中力を高めるオリジナルの「ゲーミングラーメン」の商品化を進めている。競技中にパソコンにこぼさないよう汁の少ないまぜそばとし、疲労回復などの効果があるとされる食材を盛り込む。今夏には冷凍での一般販売も目指す。

「真卓朗商店」の亀山さん(左)が開発したゲーミングラーメンを試食するeスポーツ部員=沼津市の誠恵高
「真卓朗商店」の亀山さん(左)が開発したゲーミングラーメンを試食するeスポーツ部員=沼津市の誠恵高
ゲーミングラーメンの試作品。機器が汚れにくいように、まぜそばにした
ゲーミングラーメンの試作品。機器が汚れにくいように、まぜそばにした
「真卓朗商店」の亀山さん(左)が開発したゲーミングラーメンを試食するeスポーツ部員=沼津市の誠恵高
ゲーミングラーメンの試作品。機器が汚れにくいように、まぜそばにした

 ラーメンは「麺百式」店主で、ゲーム好きの佐藤貴彦さん(44)が企画した。競技者は集中力を高めるため、カフェインの多く入った飲料を飲むことが多く、「自然の食材で効果が出せないか」と「真卓朗商店」の亀山卓朗さん(50)に相談。亀山さんが高麗人参などを加えたメニューを提供した経験を生かし、開発した。
 17日は同校でeスポーツ部員が試食した。部員はニンニクやショウガ、煮豚などが入ったスープ・具材と味の絡みやすい平打ち麺を混ぜ合わせて味わった。2年の田中大雅部長(16)は「こってりしていておいしい。もう少し味が薄くてもいいかも」と提案した。
 部員から一般販売時の商品名を募り、同校の美術部がパッケージを担当する計画。佐藤さんは「注目の集まるeスポーツを高校生と沼津から盛り上げたい」と意気込む。
(東部総局・尾藤旭)

いい茶0

沼津市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞