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「西浦みかん寿太郎」出荷始まる 熟成で甘み、コク強く 沼津市

 静岡県内有数のミカン産地として知られる沼津市で30日、最高峰の地域ブランド「西浦みかん寿太郎」の出荷が始まった。3月上旬にかけ、約2100トンの収量を計画する。

出荷が始まった「西浦みかん寿太郎」=沼津市のJAふじ伊豆選果場
出荷が始まった「西浦みかん寿太郎」=沼津市のJAふじ伊豆選果場
選果場に持ち込まれた「西浦みかん寿太郎」=沼津市
選果場に持ち込まれた「西浦みかん寿太郎」=沼津市
出荷が始まった「西浦みかん寿太郎」=沼津市のJAふじ伊豆選果場
選果場に持ち込まれた「西浦みかん寿太郎」=沼津市

 初日はJAふじ伊豆西浦柑橘(かんきつ)出荷部会の生産者が、同市西浦平沢の選果場に約50トンを持ち込んだ。収穫後に1カ月ほど貯蔵庫で熟成させ、甘みとコクを引き出したという。
 今季は着果が少なくなるとされる「裏年」だが、産地全体で植え替えが進んで新しい木が増え、収量の落ち込みは抑えられる見通し。同部会の日吉祥之副部会長(58)は「例年以上に甘みが強く、深い味わいのミカンが実っている」とアピールした。
 西浦みかん寿太郎は小ぶりな実で糖度と酸度が高く、濃い味が特徴。駿河湾に面した温暖な気候の同市西浦、静浦、内浦地区で栽培されている。

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