テーマ : 磐田市

車いす駅伝向け最終調整 「1時間切り」今年こそ 10日京都で全国大会 県代表 富士で練習

 10日に京都市で行われる「第35回全国車いす駅伝競走大会」に出場する県代表チームが2日、本番前最後の全体練習を富士市で行った。過去最高の8位入賞を記録した昨年以上の成績を狙うメンバーが入念な最終調整を行った。

本番前最後の全体練習に臨むメンバー=富士市の田子の浦みなと公園
本番前最後の全体練習に臨むメンバー=富士市の田子の浦みなと公園


 同市のふじのくに田子の浦みなと公園にメンバー5人が集まり、海岸沿いのサイクリングコース約10キロを2往復疾走し、ペース配分や競技用車いすの状態を確かめた。初入賞を果たした昨年は、目標タイムとしていた1時間切りに55秒届かなかった。30年以上の指導歴を持つ鈴木秀明監督(61)=磐田市=は「若手とベテランが融合し、各区間で少しずつタイムを縮めて今年こそ目標を達成したい」と意気込んだ。
 昨年は「エース区間」と呼ばれる1区を走った松永大護さん(21)=静岡市葵区=は「自己ベストを目指し、チームに貢献したい」と闘志を燃やす。主将を務める桜井秀彦さん(47)=富士市=は「選手個々が力を発揮し今年も入賞したい」と話した。
 大会は国立京都国際会館(京都市左京区)からたけびしスタジアム京都(同市右京区)までの5区間、計21・3キロのコースで実施される。
 (社会部・薬袋貴信)

いい茶0

磐田市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞