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日常の問題意識、作品で表現 磐田市社会福祉大会 北高生による車椅子体験も

 磐田市社会福祉協議会は25日、市社会福祉大会を同市見付のワークピア磐田で開いた。小中高生らが考案した独自のピクトグラムの展示や磐田北高生による車椅子体験会、社会福祉に功績のあった個人・団体への表彰などが行われた。

車椅子に試乗する来場者=磐田市見付のワークピア磐田
車椅子に試乗する来場者=磐田市見付のワークピア磐田

 ピクトグラムは、言葉を使わずに絵で情報を伝える図記号。「地域が幸せになるピクトグラム」をテーマに、市内在学・在住の小学4年以上を対象に作品を募集。3部門に計1053点が寄せられた。会場には、ジェンダーバイアスを踏まえて性別に関する色や洋服など無意識の偏見をなくすよう訴えたり、自転車ヘルメット着用を呼びかけたりするなど、日常の問題意識を表現した作品が並んだ。
 車椅子体験会では、来場者が実際に車椅子に乗り、平らな道や段差のある道を走行した。磐田北高福祉科1年鈴木舞桜さん(15)は「高齢化社会の中、車椅子の使い方などの知識を(来場者に)学んでほしいと思った。困っている車椅子の人を見かけたら助けてあげてほしい」と話した。
 (磐田支局・崎山美穂)

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